今年、最後の耐震診断です。

建築士の日常

本日、今年最後となる耐震診断の準備に出かけてまいりました。

T区の助成金を受けるため、その準備のために区の担当の方とお客様の住宅を簡易診断し、当方と確認をおこないました。

今回は、既存不適格物件とのことで、こちらの区では、診断は助成を行うものの、耐震計画に付いては一円も出ないとの事です。

また、木密住宅地域のため、極力立替を推進し、引越し場合や建て替えなどには、かなりの助成をしてくれます。

しかし、既存の建物を活かし、寿命を延ばして生命の危険を守るという事には消極的なようです。

23区あれば、23とおりの考え方があります。

区によっては、既存不適格など気にならないところも多々あります。

担当の方の仰る事も、それぞれケースバイケースで、通り一片と言うわけには行きません。

これから、リフォームまでの長い道のりが始まります。

まずは、耐震診断から始めます。

どうぞ、宜しくお願い致します。

 

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