TOP > リフォームお役立ち情報 > リフォーム自然素材 > 無垢フローリングのお手入れ方法

無垢フローリングのお手入れ方法

最終更新日:2023/05/11

無垢フローリングには、断熱性や保温性、調湿性が高いという特性があり、空間を快適に保つ力があります。 無垢フローリングの表面は肌触りが良くて温かく、雰囲気のある木目は、年月が経つにつれて味わい深くなっていきます。

そんな素晴らしい無垢フローリングですが、きれいでいい状態に保つためには、定期的なメンテナンスをすることが大切です。 無垢フローリングのお手入れ方法をご紹介します。

無垢フローリングは仕上げとして、無塗装、自然塗装、コーティング塗装があり、仕上げの塗装によって日頃のメンテナンス方法が少し違ってきます。

無垢フローリング・自然塗装仕上げのお手入れ方法

自然塗装は、オイルや蜜蝋ワックス仕上げなど、木の内部まで浸透して木材を保護します。 肌触りは木そのもので気持ちがいい仕上げですが、水がしみこみやすいため、水まわりの床には向きません。

日ごろのお手入れは・・・

日ごろのお手入れは、表面のホコリを掃除機で吸い取り、雑巾で乾拭きしてください。

水拭きをする際には注意が必要です。オイル仕上げのフローリングは水分を吸収してしまうため、水拭きは極力避けた方がいいでしょう。

また、変色の恐れがあるので、化学雑巾や化学薬品を含んだモップの使用も避けましょう。

出来る範囲で、定期的な再塗装を行ってください

自然塗装の場合、お手入れをしないからといって、反ったり割れたりすることはありません。 しかし、日々生活をするうちに、塗料がこすれてはげてくるため、再塗装が必要になります。 再塗装することによって、無垢フローリングの保護力を高め、汚れがつきにくくなります。

「広い範囲の無垢フローリング全面を再塗装するのは大変」という方は、日頃よく歩く通路など、塗装がとれやすく汚れがつきやすい箇所を重点的に塗装するのもいいでしょう。

再塗装の際は、塗料を塗りすぎたり、乾拭きをしないままだと、ベタついてしまいます。塗料は少量で、しっかり乾拭きしてください。

汚れがひどい場合は、ヤスリがけを

自然塗装仕上げは、他の塗装に比べて汚れがつきやすいのがデメリットです。

お子様がペンで落描きをしてしまった、などのひどい汚れは、ヤスリなどで削って取ることもあります。

無垢フローリング・ウレタン塗装仕上げのお手入れ方法

日ごろのお手入れは・・・

無垢フローリングをウレタン塗装などのコーティング系塗料で仕上げた場合、掃除機や化学雑巾を使って表面のチリやホコリを取り、固く絞った雑巾で水拭きしてください。 雑巾は必ずしっかり絞り、水を含みすぎないように注意しましょう。

表面がコーティングされていると言っても、やはり無垢の木材です。目地の部分から水分が入ると、木材が水分を吸収して膨張してしまい、反りや割れの原因となってしまうのです。

定期的にワックスがけを

ウレタン塗装を保護するために、定期的にワックスがけを行いましょう。年に1度行うだけで、コーティング塗装ならではの光沢が保たれます。

無垢フローリング・無塗装仕上げのお手入れ方法

日ごろのお手入れは・・・

無塗装の場合、日頃は乾いた雑巾で乾拭きするか、掃除機でチリやホコリを吸い取って掃除をします。

大掃除の時は、固く絞った雑巾で床全体を水拭きしてください。 水拭きの時に、強くこすり過ぎると、表面がささくれ立ってしまいます。ご注意ください。

また、無塗装は汚れがつきやすいので、掃除の時は綺麗な雑巾を使うことをお勧めします。

様々な無垢フローリング

様々な種類の木が、無垢フローリングとして加工されています。 使われる木の種類によって、特徴や色合いが異なり、使用に適した場所も違ってきます。 その一部をご紹介します。

無垢フローリングを採用された事例

エコリフォームで施工した大規模リフォームでは、ほとんどの方が無垢フローリングを採用されています。 無垢フローリングを選ばれた方のリフォーム事例を、木の種類ごとにご紹介します。