
Jパネルは、杉を三層に組み合わせて作られた建材で、
私たちはしばしば使用致します。
杉と言ってもただの杉ではなく、国産の杉の間伐材を使って
作られている、とってもエコな商品なんです。
間伐とは、植林された森に太陽の光や風を取り込むために
定期的に伐採をすることです。
間伐で木を間引く事により木と木の間にほどよい間隔がうまれ、地面まで光が届くので、下草が育ち、豊かな
土壌が作られます。健全な山を作っていくのに、欠かせない作業です。
間伐材と言っても、数十年は手を入れて育ててきた木だそうです。
運搬の費用も高く付いてしまうため、それまでは森に放置されて
きた間伐材の杉を、有効活用しようじゃないかと、考え出された
のがJパネルなんです。
鳥取県の協同組合レングスさんが、開発・製造・販売を行ってい
ます。
◆Jパネルの断面図

Jパネルは、乾燥させた杉板を繊維方向にくっつけ、三層構造にした杉パネルです。
単なるムク材とは違い、乾燥による狂いが少なく強度に優れています。
接着剤も無色で、ホルムアルデヒドを含まない水性のものを使用しており、住宅の
内壁に使用できる安全な材料です。
通常弱いと言われている杉の強度を高めた集成材ですので、構造用面材として使用す
ることができます。
無垢の木の良いところを、存分に活かした商品で、高断熱・蓄熱保温性能、
健康・安全性能、調湿性能、遮音性能、強度性能が高く、国産杉を使用した製品(構造用面材)として初めて大臣認定を受けたのもJパネルです。
また、2.5倍耐力壁としても大臣認定を取得していますので、安心で安全です。
建築の分野で様々な使い方が出来ますが、私たちは、天井の材料として良く使っています。

パネルは、厚みが36mmあり、強度は十分。天井と2階の床をJパネル一枚で
施工することで、材料・工賃を減らし、コストダウンにもひと役買っています。
国産杉ですので、香りも抜群ですし、時間が経つほどに赤みが増し、天然木ならではの味わいがでて参ります。
その他、テレビ朝日の人気番組「大改造!劇的ビフォーアフター」(面白いですよね、エコリフォームの皆にも人気の番組です。)では、5月に、
Jパネルを使ったテーブルなどが紹介されていました。
自由にカットして使えるので、家具にも便利なんですね。

また、
こちらのお客様のお宅では和室の上にロフトを造りましたので、和室の天井とロフトの床を、Jパネル一枚で仕上ました。お客様もお気に入りとのことです。
日本の林業は、安い輸入材に押され、決して明るいとはいえない状況が続いています。
日本の山から作られた商品を、私たちが選んで使うことで、少しでも、山の管理にかかる大きな費用の足しになればと、考えています。