■ ハウスダスト
カーペットがホコリやハウスダストを吸着!
よくカーペットはホコリが舞うとかダニの繁殖が心配などと、
あまり良い印象を持たれていない方もいらっしゃるでしょう。
それはカーペットの間違えた知識です。
ホコリそのものは、カーペット繊維の中に溜め込むので、ウッドフロアやクッションフロアに
比べると、ホコリダマができたり空中に舞ったりすることがありません。
また、ホコリが舞い上がるのはフローリングなどの硬質の床材のほうが大きく、
カーペットはホコリを吸着する性質が優れており、舞い上がるホコリの量も格段に抑えています。
もちろん、こまめに掃除機をかけて繊維の中に溜め込んだホコリを取り除くことは大切です。
天日干しをして叩けば、カーペット内部に侵入できないでいるホコリを簡単に取り除くことができます。
■ 安全性
床材として、もっとも重要な機能のひとつが安全性です。
ここでいう安全性とは、人がすべりにくい床材かどうか、あるいは、転倒した時の衝撃が少ない
床材かどうかということを意味します。
カーペットやクッション性の高い床材を使うことにより、滑りにくくなり、衝撃吸収性を高めて、
室内転倒事故の危険を減らすことができるのです。
従って歩き心地がよく、転んでも大ケガにはなりにくく、足腰への負担が少なくて済みます。
■ 防音性
床に物を落としたり飛び跳ねたりしたときの落下時に発生する衝撃音や歩行することで発生する歩行音、それに椅子や掃除機などを頻繁に動かしたときの擦過音など、床面で発生する騒音は考えている以上に少なくありません。
その点、カーペットは吸音性・防音性が優れているので、マンションなど階下へ伝わる音が軽減されます。
吸音性・防音性の理由はカーペットのクッション性と素材の内部に重なってできている空気の層にあります。
この素材とクッション性が、音を伝わりにくくしているのです。
私たちも、マンションでカーペット敷きのお宅を別の素材にさせていただくリフォームは、
防音性には、ものすごく気を使います。
■ 断熱性
カーペットの場合は厚手の織物組織に加えてパイルという立毛があり、3次元の立体構造になっているため、空気をたっぷりと含んでいます。このため保湿効果は、数ある床材の中でも飛び抜けて優れており、冷暖房に要するエネルギー消費を大幅に節約することができるのです。
また、冬場など室内が冷えきっている時に、素足で硬質床材の上を歩くとヒヤッとして身震いすることがあります。
硬質床材は一般的に熱伝導率が高く、熱をよく伝えるため、素足や靴から熱を素早く奪う結果、
足が冷えきってしまうのです。また、空気を多く含むため、硬質床材よりもはるかに熱伝導率が低いため、
急速に熱を奪うようなことはなく、寒い時に素足で触れても冷たさを感じることがないのです。