■ 「トレーサビリティー」とは?

スーパーで買い物をする時には、必ず生産地、生産者、生産方法などをチェックするという方も多いと思います。
国産のものや、低農薬栽培・有機栽培で作られたものを購入したいと思うのは、できるだけ安心できるものを食べたいという気持ちからですよね。
生産、加工、流通の特定の一つ、またはそれぞれの段階で食品の移動を把握できることを、
トレーサビリティーといいます。
英語のtrace(追跡)と、ability(できること)を組み合わせた言葉で「追跡可能性」や「生産履歴追跡」と訳されます。
日本では、狂牛病問題の後、牛肉についてトレーサビリティが義務化されており、ほかの食品についても生産や流通の情報を追跡できるようになりつつあります。
そして、私たちエコリフォームでも、なるべく出所の明らかな素材をお客様にご提供させて頂きたいと、日ごろより勉強を重ねております。

例えば、以前にこちらのコーナーでご紹介をさせて頂きました。国産材を使った新築やリフォームというのも、そのひとつです。紀州の山からやってきた柱や土台には、紀州の山で取れましたという証明と、JISの認定マークが付いています。

それから、エコ表を使ったエコ畳もそうです。い草を、エコファーマー栽培で生産しましたという証明と、生産者の顔写真がついてきます。
食べ物だけでなく、身のまわりの製品に関してや、家電のリサイクル券などの排出するゴミに関しても、そうですよね。
■ 建材にも、トレーサビリティーを
そんな時代の流れの中で、建材メーカー
『ウッドワン』さんが、なんと建材のトレーサビリティーへ、挑戦をされたというニュースが、舞い込んで来ました!

この度、ウッドワンさんが取得されたのは、FSC(森林管理協議会)のFM(森林管理)認証と、CoC(加工・流通過程の管理)認証です。
※森林管理協議会とは、1993年に設立された、木材関連企業、環境NGO、先住民団体などが参加する、非営利の国際会員組織です。
ウッドワンさんでは、無垢のパイン材を使ったドアや階段、フローリングやキッチン等を製造・販売していて、雰囲気の良い商品が多いので、私達も良くお勧めをさせて頂いています。

すごいのは、ウッドワンさんはニュージーランドに68,000ヘクタールもの(山手線内の面積の10倍以上!!)森を所有していることです。そして、その森で育ったパインの木を計画的に伐採して建材にしています。
今回取得された認証は、どのような事かというと、
「国際的な機関から、ウッドワンさんがニュージーランドに持っている全ての森が『森林管理が環境に配慮し社会的・経済的観点から適切に管理され、また持続的な経営が可能』な森であるということを認められた」
「関連会社の加工会社や流通会社も、その認められた森で合法的に生産された木材が、製造・加工・流通における全ての過程で、非認証材と混ざらないように適切に管理が行われている事が認められた」
という事です。(長くてすみません...)
今回のことは、自分の森を持っているからこそ、成しえた事です。当然、環境や法律、地域社会や先住民への配慮など、たくさんの厳しい基準をクリアしなければ取得ができない基準です。
エコリフォーム社では、出来る限り国産の素材を使いたいと考えておりますが
国外のものを使わせていただくこともございます、そんな時、このウッドワンさんのような取り組みによって、出所の明らかで確かな素材を使わせて頂きたいと考えております。
食べ物だけでなく、身のまわりの色々なものが、生産や流通の過程が明らかになる事で、消費者もより自分の意思を持って商品を選ぶ事ができます、そして、正しいところにきちんとお金がまわっていくようになると良いですね。