聞きなれない言葉ですが、増築の逆、建物の面積を狭くつくり変えることです。
広くしたいなら分かるけど。。。狭くするんなんて、変じゃない?とお思いの方も多いのではないでしょうか。
少子高齢化・核家族化でひと世帯あたりの人数も減少している近年、広まってきている考え方です。
例えば、お子さんが大きくなり巣立たれて、ご夫婦お二人で住むには広すぎる家を減築なさった事例もあります。

また、2階に3部屋の間取りだったのを、そんなに部屋は必要ないから、と、1つの部屋はつぶして、吹き抜けにさせて頂いた事例もございます。
【左の写真の事例です】
高い位置に取り付けた窓からは、たくさんの光が差し込み、座って天井を見上げると何ともいえない開放感があります。
一般的には、広い家のほうが良しとされているのかもしれませんが、減築すると良いこともあります。
例えば、使わない部屋をお掃除する手間が省けますし、冷暖房のコスト削減にもつながります。外壁の塗り替えや、クロスのはりかえ等、これから先のメンテナンス費用も少なくなりますね。
2階建ての家を平屋にされた場合は、建物の総重量が軽くなり、耐震性能も高まります。
床面積と引きかえに、上の事例のように光を取り入られられたり、風の抜ける工夫をしたり、お庭を確保したり、そういった空間は、心にゆとりをもたらしてくれます。
もちろん、家はカステラじゃありませんから、どこでも好きにカットして良い訳ではありません。減築においても、構造部分における検討は充分に必要です。
慎重に工事を行わなければ、ただ、面積を減らし、弱い建物を形成する事になってしまいます。
構造的に無理が生じてきている部分を解体し、かえって強度を上げていくことは、色々なノウハウが必要です。
エコリフォームでは、経験豊富な一級建築士と大工で、建物にとってベストな方法を探り、方針を決定していきます。
実際にリフォームをご依頼頂く際には、減築だけを行うケースはほとんどありません。減築と併せて、室内も大きく改装を行います。これまで住んできた家も、今回新たに中古で購入した家も、これから先、新しいご家族が一番心地よく住まえる家にする為、手を入れていきます。