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狭小住宅リフォームの間取り集

エコリフォームではこれまでたくさんの狭小住宅リフォームを手がけてきました。限られたスペースを最大限に活用できるよう、知恵を絞って工夫した間取りで、住みやすく開放的に生まれ変わったお住まいをまとめてご紹介します。

限られたスペースの中でも、それぞれのご家族の生活スタイルに合わせた間取りのアイデアは、狭小住宅にお住まいの方のヒントになるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。

狭小住宅リビングのイメージパース

間取りビフォーアフター

建坪7坪から12坪まで、5つの間取りをご紹介します。リフォーム前とリフォーム後のビフォーアフターを見比べてみてください。

7坪 お風呂を新設した間取り(渋谷区・K様邸)

1階

2階

K様邸は建坪7坪弱、延床約10坪という、かなりの狭小住宅です。

1階はダイニングキッチンがあったところに今までなかったお風呂を新設し、いつでも便利に使えるようになりました。 庭に面した日当たりのいいスペースにあった階段を移動。明るいリビングに生まれ変わりました。

2階は間仕切りを撤去して2部屋を1部屋に。天井を吹き抜けにして、限られたスペースながらも開放感が感じられるお住まいになりました。

7坪 アイデア収納いっぱいの間取り(台東区・I様邸)

1階

2階

3階

I様邸は建坪7坪、築年数はなんと90年という3階建ての長屋住宅です。

収納スペースがなかった1階には、いくつものアイデア収納を設置。一緒だったお風呂・トイレ・洗面も、それぞれ独立させることができました。

寝室となる2階にも、高齢のお母様のためにトイレを設置。洗濯機置き場を兼ねたトイレには天窓から光が入ります。3階へのストリップ階段も広がりを感じるポイントに。

3階のフリースペースには3つの収納。置き家具は不要になりました。余計な間仕切りがない、バリアフリーな間取りです。

7.5坪 動線がスムーズな間取り(江東区・H様邸)

1階

2階

H様邸は築40年・建坪7.5坪というお住まいです。老朽化で傾いていた建物を安心して暮らせる家にスケルトンリフォームしました。

水まわりは1箇所にまとめて、ゆったりと使えます。1階の階段下を利用して、お母様の趣味のスペースも設置。和室の出窓など、視覚的にも狭さを感じにくい設計になっています。

収納不足を解消するため、2階の1部屋は収納専用に使います。間仕切りを最小限にしているため、家の中をスムーズに移動できます。

9坪 機能的な収納がある間取り(江東区・E様邸)

1階

2階

E様邸は築50年ほど、建坪9坪の2階建て住宅です。1階に後から浴室と脱衣室を増設されていました。

1階の水まわりをコンパクトにまとめて省スペース化。暗かった北側のキッチンは、目隠しも付いた機能的な収納がたっぷりのLDKに。高齢のお母様のための和のスペースも設けました。間仕切りが少なく、広がりが感じられる間取りです。

2階は大きなロフトを設けた収納力抜群のお部屋に。急だった昔ながらの階段も緩やかに架け替えています。

12坪 将来を考えた柔軟な間取り(江東区・Y様邸)

1階

2階

Y様邸は建坪12坪。以前は2階の4部屋を下宿として貸されていたそうで、1階にはトイレが2つありました。

小さなお部屋に分かれていた1階は、大きなLDKとつなげて使える洋室に。建具を開けると広々リビング、閉めると個室として使えます。トイレと洗面には2方向から出入りが可能で、便利に使えます。

2階のお部屋は3つに減らして、トイレと洗面を設置。収納も充実させました。将来、ご高齢になってからも暮らしやすいように配慮された間取りです。

スケルトンリフォームであっても、リフォーム前後でまったく違う家になるわけではありません。それでも間取り図を見比べると、どの家も大きく変わっていることに気付かれると思います。リフォームでもここまで変わるということを感じていただけると嬉しいです。

もともとは暮らしに合っていた間取りも、生活様式が変化し、家族が年を重ねる中で、少しずつ不満な点が増えていくのかもしれません。お客様が不満に感じていることや、改善したいことについて、詳しくお話を聞いたうえで間取りをご提案することが大切だと思います。たくさんのアイデアが盛り込まれた間取りをヒントに、ご自分にぴったりの間取りを見つけられるよう願っています。

エコリフォーム代表 塩谷理枝

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