TOP > リフォームお役立ち情報 > エコリフォーム・ニュースレター > 「エココロ通信」2016年まとめ

最終更新日:2021/10/20(2015/12/25公開)

「エココロ通信」2016年まとめ

2016年1月号~12月号

この「エココロ通信」は、皆様にエコロジーに関する情報と、私たちエコリフォーム社の想い(ココロ)をお届けしようと創刊致しました。エコとココロを合わせて「エココロ」です。

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年12月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

蜂蜜の驚くべき効果

塩谷理枝
風邪予防の意味もあり、エコリフォームの社内でブームになっているのが蜂蜜100%のアメちゃんです。
手軽で美味しくて、なめると喉が潤います。 今回は蜂蜜について調べてみました。

蜂蜜は、ミツバチが花の蜜を採集し、加工、貯蔵したものです。
ビタミンやミネラルなどの栄養素を含む蜂蜜は、すっきりとした甘みで美味しいですね。蜂蜜にはたくさんの驚くべき効能があります。 ●咳止め
蜂蜜の強い殺菌力が呼吸器系細菌の増殖を抑え、咳を和らげ、粘膜の炎症を抑えてくれます。

●殺菌効果
蜂蜜は高い殺菌作用を持ち、抗生物質よりも優れているという実験結果があります。エジプトのミイラは蜂蜜で防腐処理されていたという説があるそうです。

●疲労回復
蜂蜜の約80%は効率よくエネルギーとなる糖分で出来ていて、ビタミンB1も含まれているので、素早く疲労を回復できます。

●美肌効果
蜂蜜には吸湿性があるので、肌につけると保湿効果が高まります。また蜂蜜に含まれるビタミンB群は、代謝を良くして肌荒れを改善する働きがあります。

●高血圧予防
蜂蜜に豊富に含まれているカリウムは「自然の降圧薬」と言われ、塩分を排出して血圧を下げる効果があります。高血圧予防には、蜂蜜を1日2回、5gずつ摂取するのがいいそうです。

●虫歯になり難い
蜂蜜は砂糖と比べ、虫歯になりにくいと言われています。蜂蜜の殺菌効果によって虫歯菌の繁殖が抑えられるという説もあります。お子さんに甘いものを与えるなら、砂糖より蜂蜜の方が良いということです。でも、歯磨きは必要ですよ。
※1歳未満の乳児は、乳児ボツリヌス症になる危険があるので、蜂蜜は与えないでください。 蜂蜜は素晴らしい機能性食品です。

一生懸命に蜜を集めてくれたミツバチさんたちに感謝!
そしてミツバチを創り出した自然界に敬意を表します。

「風邪気味かな?」って思ったら蜂蜜効果を試してみてくださいね。


インテリアあれこれ♪

ず~っと前から欲しいもの

千葉容子
ず~っと前から欲しいと思っている、日本製の鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」のメーカーが、なんと炊飯器を発売しました。
目指したのは、「世界一美味しいお米が炊ける炊飯器」だそうです。 バーミキュラは、日本の職人さんが鍋とふたの接合部分を0.01mm単位で調節して削り出し、無水料理ができる鍋として発売され、今や購入に数か月待ちという大人気の鋳物ホーロー鍋です。

そのホーロー鍋でご飯を炊いても美味しいのですが、難しい火加減の調整をしてくれるのが、バーミキュラの炊飯器「ライスポット」です。
ボタン1つで、白米・玄米・おかゆ・おこげを作れるそうで、お手入れも簡単♪

そしてさらに素晴らしいのが、炊飯器として使うだけではなく、鍋の部分だけを取り外して、通常の鋳物ホーロー鍋として直火にかけられるので一石二鳥!!
さらに炊飯機能だけではなく4つの調理機能があるので、テーブルにライスポットをセットすれば、煮込み料理や鍋料理をホカホカのまま食べることだってできるそうです。 ただ、ネックなのが価格です。
ライスポットは79800円(税別)と、高級炊飯器並みの金額です。
でもご飯を炊くだけではなく、鍋としても使えることを考えると、お得かな。

狙いを鋳物ホーロー鍋からこのライスポットに変えようと思います。
ちなみに12月1日発売ですが、今から予約してもすぐに買えないのでご注意ください。

>バーミキュラ


遊ゆうコラム

きのこ鍋

田中裕子
両親が旅行に行ったりして、妹と2人きりのお留守番になる日の夕食は、決まってきのこ鍋となっています。

家の近くのスーパーに売っている「おでんの素」が出汁の代わり。
その中に、しめじ、マイタケ、大根、白菜、ニンジン、豆腐などなど、冷蔵庫にある野菜をいろいろ入れて煮込むだけ。 普段料理をしない私たちにとってみれば、一応「料理」の枠に入れたい気持ちです。

先に家に帰ったほうが、お風呂を沸かして夕食を作るという暗黙のルールなので、連絡を取り合って家事をこなします。
「いつもこんな風にやってくれればいいのに」という母の声が聞こえてきそうです...。

それはさておき、このきのこ鍋がとってもおいしいんです!!
「本当におでんの素で?」と疑うくらいの美味しさで、何度食べても不思議なくらい飽きずに、毎回同じきのこ鍋を作っています。

千葉や塩谷から「またきのこ鍋??」と言われても安定のきのこ鍋です。

きのこは手軽で本当に便利。
さらに、食物繊維やむくみを取る効果もあるなんて一石二鳥です! 先日、両親が不在の中、私が風邪でダウンしていたら妹が夕食を作ってくれました。
いつものきのこ鍋ではなく、味噌煮込み鍋でした。

やっぱり変わり種もおいしいですね。

鍋は本当に素敵です。
妹と2人の鍋もいいですが、鍋は家族みんなで囲みたいものです。


いつでもハシを

区政功労賞

権守久美子
3人の子供たちが通った小学校で、長年PTA活動を行ってきたことが認められ、江東区の区政功労賞をいただくことになりました。 今は共働きの家庭も多く、PTAに参加するのは難しい、大変だという声も聞かれます。
私も当初は、仕方なく...という気持ちでしたが、実際にPTAで活動してみると、実りある素晴らしい経験だと感じるようになりました。

子供たちと一緒に田植えや稲刈り、伝統文化を体験したのもいい経験です。
運動会や音楽文化祭、学芸会では、子供たち一人ひとりが持っている個性を一生懸命に発揮している姿に感動をもらいました。

PTAで年齢も環境も立場も性別も異なる人たちと出逢い、共に活動してこられたことが、何よりも嬉しいです。 せっかくの機会なので着物で参加した表彰式では、お祝いの品に「江戸切子」をいただきました。
深みのある赤や青のガラスに、繊細に切り込まれた文様が浮かび上がっていて、その輝きと美しさに見とれてしまいました。

今回、憧れの江戸切子をいただいて、とても感激しています。
大切に使いたいです。


身になるはなし

ドイツフェスのちラーメン

柴田江身子
秋の終わりに青山公園で開催されたドイツフェスに行ってきました。
もちろん目当てはドイツビールです。
冬場はあまりこういうイベントがないので、今年最後のビアフェスという感じです。 いつもの専用グラスではなく、プラカップでの提供でしたが、お気に入りのビールをおいしくいただきました。

おつまみは、ドイツ国家認定食肉マイスターのお店(名古屋にあるそうです)のソーセージ盛り合わせと、ドイツパン「ラウゲンシュタンゲン」です。 物販もあったので、オーガニックハーブティーをお土産に買い、自分用にドイツのリキュールとハンドクリームも買いました。
いい感じにほろ酔い加減で、財布の紐がゆるゆるでした。
と言いつつ、シュトーレンを試食したらとってもおいしかったんですが、いいお値段だったので買いませんでした。

そんな楽しいドイツフェスの後、近くのお店にラーメンを食べに行きました。
ラーメンの写真を撮って友人にメールしたら「それは、かおたんラーメンですね」と店を当てられたので、ラーメンマニアはスゴイなーと思いました。

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年11月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

住宅ストック循環支援事業

塩谷理枝
先日、国土交通省より「住宅ストック循環支援事業」の発表がありました。

これからの日本の問題として、人口の減少があげられます。
人が減れば当然、住宅も余ってきますよね。 現在売りに出されている中古住宅を「ストック住宅」と言いますが、今後余っていくだろうストック住宅を活用し、流通を円滑にするためには、個々の住宅を高性能にする必要があります。
そこで国は、高性能な住宅にするための条件を満たせば、その費用の一部を補助するという支援制度を発表したのです!

以前に施行された「省エネ住宅エコポイント制度」と大きく違うのは、耐震性の確保を要件としている点と、ポイントではなく補助金が支給されるという点です。具体的には、下記の内容になります。

1.良質な既存住宅の購入 最大50万円(耐震改修を伴う場合は最大65万円)
40歳未満の若年層を対象に、中古住宅購入時のインスペクション費用※とエコリフォーム費用を補助します。

2.エコリフォーム 最大30万円(耐震改修を伴う場合は最大45万円)
断熱、エコ住宅設備、バリアフリー、耐震等が対象です。

3.エコ住宅への建替え 最大50万円
一定の基準以上の性能を持つエコ住宅が対象です。

※「インスペクション」とは、国土交通省が公表している『既存住宅インスペクション・ガイドライン』に沿って実施される既存住宅の現況検査のことです。
制度についての詳しい情報は、国土交通省のホームページをご覧ください。
実施までにまだ内容の変更があるかもしれませんので、随時お伝えしたいと思います。

>住宅 - 国土交通省


インテリアあれこれ♪

月下美人が咲きました

千葉容子
北区でリフォームが進行中のS様より、とても珍しい植物を譲っていただきました。
月下美人というサボテン科の植物で、真夜中に真っ白でキレイな大輪の花を咲かせる、とても神秘的な植物です。

咲く時間は夜の10時~2時の間が多く、咲いた花の寿命は1日で、日が昇る頃には萎れてしまうという儚く可憐なお花です。
本来は6月ごろに花を咲かせますが、株分けして植え替えたら、つぼみを持ったそうです。

「もうすぐ咲きそうだから取りに来て~」とわざわざお電話をくださいました。 S様、見れましたよ!
月下美人がキレイに咲くところ!!
お花が咲いている時間は一瞬なので、本当に見られてラッキーでした!

3つつぼみがあって、2つ同時に咲きました。
「6月の花はもっと大きかったけど、今回のは狂い咲きだから少し小さいな」とS様。
それでも十分大きくて、透き通るように白く、本当に4、5時間で萎れてしまいました。 月下美人は、蝶や蜂が花粉を運ぶのではなく、コウモリが運ぶんだそうです。
なるほど~!だから夜咲くんですね。

つぼみが開いてから萎れるまでの短い間だけ、上品な香りが漂いました。
この香りでコウモリに咲いたことを知らせるのだそうです。
どこからこの香りがきて、どこにいってしまったのか本当に不思議です。

そのほかにクジャクサボテンもいただきました。
うまく咲かせることができるのか、ちょっと不安ですが、頑張ります。

S様本当に貴重な植物をありがとうございました。

>Youtube動画(ショートバージョン)

>Youtube動画(ロングバージョン)


遊ゆうコラム

読書の秋に HONZ(ホンズ)

田中裕子
今回は秋らしい話題をと注文があったので、秋らしく「読書」を題材にすることにします。

私は横浜方面から門前仲町まで、片道1時間半、往復3時間かけて通勤しています。
その長い通勤時間は、仮眠(と言っても爆睡)するか、本を読んで過ごしています。

読みたい本を探して最寄り駅にある本屋さんに足を運んでいましたが、だんだん飽きてきて、もっと他の面白い本はないだろうかと思うようになりました。 そんな中見つけたのが、お勧め本を紹介するサイト「HONZ(ホンズ)」です。
本屋をうろうろしながら自分の読みたい本を見つけるも楽しいのですが、それだけでは物足らない時、本屋さんに行けない時、これまで読んだことがない新しいジャンルの本に出会いたい時などに重宝します。

HONZには、小説を除いたすべての本が載っています。
普段であれば、私が絶対に手に取らないようなサイエンスや哲学、宇宙の本など、多種多様なジャンルの本が紹介されています。

HONZは厳選された読み手が、何冊もの本から1冊を選び出して紹介するサイトなので、本気の評論がしっかり書いてあるところが魅力です。
ベストセラーではないけれど丹念に作られた本や、有名ではないけれど個性が光る著者に出会えるのが楽しくて気に入っています。

>HONZ(ホンズ)


いつでもハシを

バザーの楽しみ

権守久美子
小学校のバザー&おまつりに参加して、PTAのOBとして焼き鳥とフランクフルトと生ビールを販売しました。

子供が卒業してから何年も経っているのに毎年参加のOBさんもいて頭が下がります。
「一年に一度こうして同窓会のように集まるのが楽しいのよ!」と慣れた手つきで焼き鳥を焼きながら、焼き方のコツを伝授してくれました。 私はまだまだ修業が必要です...。
今年はお天気にも恵まれ、瞬く間に完売しました。

他にも焼きそばやコロッケパン、昔懐かしい爆弾あられやソースせんべいのお店、缶バッジやミニ畳作り、射的などのコーナーも人気でした。 体育館ではバザーが行われ、日用品が安く購入できるとあって、開場の1時間前にはお客様がずらりと列を作っています。
引き出物でいただいた高価な瀬戸物やタオルなど、いつか使うだろうと何年もしまい込んだままの物を提供して、代わりに自分の気に入った物を安く購入できるのがバザーの楽しいところです。

在校生だけではなく、卒業生や近隣の方も毎年大勢来て楽しんでいます。

学校のバザーに近隣の方が参加できることも多いようです。
お近くのバザーをのぞいてみてくださいね!


身になるはなし

ちゅうじろうの好きなもの

柴田江身子
相変わらずミニレッキスのちゅうじろうと二人暮らしの柴田です。
ちょうど換毛期で毛が抜けまくって室内をふわふわ漂っていましたが、ようやく治まってきました。

飼い主に似たのか、ゴロゴロすることと食べることが何より好きなちゅうじろう。

夏にはよくキュウリを食べていました。
夏場はキュウリが安いのでありがたいですね。 秋になったらニンジンを食べています。
うさぎらしく、ニンジンもわりと好きです。 先日は私が酒のつまみに食べていたミニふがしが食べたいと言うのであげました。
しかし私もふがしが好きなので、ちびっとしかあげませんでした。 ちゅうじろうが本当に目がないのはナッツです。
ベランダでくつろいでいたはずが、ナッツの袋を開ける音で飛んできます。

あまりにもグイグイ来るので、ナッツを食べているところは写真に撮れないくらいなのです。

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年10月号
スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

築地市場

塩谷理枝
今回は、ここのところ何かと話題の築地市場のことをちょっとだけお話します。

築地市場は、隅田川の河口部に位置します。
銀座や新橋が目と鼻の先という、本当に便利な場所です。

東京の台所とも呼ばれる築地市場は、巨大都市東京の食生活を長年支えてきました。
築地市場は、都内に11箇所ある東京都中央卸売市場のうち、最も古い歴史を持っています。
水産物、青果物を取り扱う総合市場で、中でも魚市場は日本最大規模を誇ります。

先代の父が若いころには、築地で商売をしている「河岸のお客さん」がたくさんいらっしゃいました。
築地にちょっと呼ばれて行くと「実さんこれ持ってきな~」の声とともに、美味しい魚をお土産にもらって帰ってきたそうです。 築地で商売をしている人は築地市場のことを「河岸」と呼びますが、正式には「東京都中央卸売市場築地市場」です。
築地市場ができる前は、日本橋に魚市場、京橋に青物市場がありました。

日本橋魚河岸は大正12年の関東大震災で幕を閉じ、その後、一旦は芝浦に仮設市場が設けられたそうです。
しかし立地条件が悪かったため、海軍省から築地の用地の一部を借り、臨時に魚市場を開設したのが築地市場の始まりでした。

▲建設中の築地市場

現在の位置に東京都中央卸売市場築地市場が開設されたのは昭和10年。
広さ約23万平方メートルの、生鮮食品を扱う巨大な卸売市場として賑わうようになりました。
当時は、汐留駅から引き込み線を通って貨物車が行き来し、隅田川岸壁の桟橋からは船で物資が運ばれてきたといいます。物流面でも好立地だったのです。

▲現在の築地市場

市場がお休みの日曜日には、築地界隈は静まりかえっていたものですが、近年は観光客がものすごく増え、場外市場などは毎日人でごったがえしている感じです。
豊洲への移転を受け、築地に市場が無くなることを寂しく思っている人が多いことでしょう。
とは言え、すでに決まったことですので、できるだけスムーズに移転がなされることを願っています。
そして、一等地である築地市場の跡地はいったい何になるのか。固唾を飲んで見守ってまいります。


インテリアあれこれ♪

免許を取りに行ってます

千葉容子
この年になって、運転免許を取りに行っています。
教習所は若い子ばかりかと思いきや、同じくらいの年代から、もっと年配の方までいて、ちょっとほっとしています。
それに教官も優しい!というか個性的で楽しいです。 教習所に行ってみて、「運転って一度にこんな沢山の事をしなければならないのだな~」と思い、改めて運転できる人を尊敬しました。
両塩谷の隣に乗って、現場に着くまでおしゃべりしていたけれど、話を聞きながら運転するのは大変だろうな・・・と、少し反省です。

久しぶりに机に座って、講義を聞くのも新鮮です。
「こんなのどこにあるんだろう」と思う標識もあって、楽しく勉強しています。
やっともうすぐ路上に出られるくらいなので、免許が取れるのはまだまだ先ですが頑張ります。 免許を取ったら車を持つか迷いますが、今はとっても便利なものがあるのです!
カーシェアリングといって、月額料金を払えば、いつでも車が借りられるシステム。
もちろん乗った時間分の使用料金は発生しますが、都内で駐車場を借りて、車を購入して、維持するのは結構大変です。

月に3回、1回3時間で料金シミュレーションをしたら、月額基本料金+使用料で8000円弱でした。
たまに車に乗れればいいかなと思っているので、うまくカーシェアリングを使うつもりです。

タイムズ カー プラス:https://share.timescar.jp/


遊ゆうコラム

紅茶の思い出

田中裕子
先日入ったカフェの紅茶のリストに「オレンジペコ」がありました。
その名前を見ると思い出すエピソードがあります。

小学校6年生の時の担任の先生が、クラス全員が自分であだ名をつけて、お互いあだ名で呼び合うようにしようと言い出しました。
自分で自分のあだ名をつけるなんて意味が分からないと思いながら、結局私は何も思いつかず、先生から「ゆう」という何の変哲もないあだ名をつけられました。

仲の良かった友達は自分に「オレンジペコ」というあだ名をつけました。
当時はオレンジペコなんて言葉を知らなかったので、果物かと思っていたのですが、本人に聞くと紅茶の種類だと言います。
なんだそのおしゃれな名前は!と子供ながらに思った記憶があります。

その時から、オレンジペコが気になって気になって。母に頼んでオレンジペコを買ってもらいました。

調べてみるとオレンジペコは紅茶の等級のことで、茶の枝の先から数えて2番目の葉だそうです。
味は苦みが少なく、あっさりしています。

▲これはいただきもののフレーバーティーです

今でも紅茶のリストにオレンジペコがあると、つい頼んでしまいます。
これから寒くなるので、温かい紅茶がさらにおいしく感じられそうです。


いつでもハシを

私のお風呂タイム

権守久美子
一日の終わりにゆっくりお風呂に入るのが、何よりのリフレッシュになっています。

夏でも湯船にじっくり浸かる私ですが、お風呂タイムに欠かせないのが、入浴剤です。
プレゼントでもらうことも多く、沢山の種類の入浴剤を、その日の気分によって使い分けています。 夏のおすすめは、死海の塩です。たっぷりと汗が出てとてもスッキリします。
柑橘系も爽やかな香りで元気が出ます。

冬は、保湿効果の高いオイル系やカモミールの入浴剤がお気に入りです。 休日の早い時間からゆっくりとお風呂に入るのは至福の時間で、そんな時にはとっておきの入浴剤を使います。
お誕生日にスタッフからもらったクレイ。これはアメリカの砂漠の地中から取ったというミネラルがたっぷりの火山灰で、顔や身体に塗ってパックも出来るのです。
粒子が細かいので、毛穴の奥の汚れまで取れ、お肌がツルツルになります。

▲スタッフからのプレゼント

入浴後の水分補給も大切です。
私は入浴前に50度位のお湯を一杯飲みます。そうすると、身体の中からも温まって早く汗が出るのでおすすめです。


身になるはなし

ウイスキー&ビアキャンプ

柴田江身子
夏の終わりに長野へ行ってきました。
特急あずさに乗って茅野へ。そこからシャトルバスで長和町のスキー場に到着!
ウィスキー&ビアキャンプという夢のようなイベントです。 まずクラフトビールを飲み、ブルーベリーのビールを飲み、さらに別のクラフトビールを飲んでから、ようやくウィスキーの出番。
タリスカーを炭酸で割って、ブラックペッパーをかけたタリスカースパイシーハイボールがすごくおいしかったです。
サントリーさんのブースでは山崎と白州と知多をいただきました。
知多は東京であまり知られてないそうですが、知多半島で作ってるウィスキーで、これまたおいしかったです。 もちろん飲んでいただけではなく、骨付きソーセージ、ジンギスカン、牛すじカレーなどなど、長野のおいしい食べ物もいっぱい食べました。

とうもろこしにスモークチーズ、長野といえば野沢菜の詰め合わせをお土産に上田へ。
時間があったので無料のレンタサイクルで上田城をぶらぶらして、地元御用達のスーパーに寄って、信州そばを食べて新幹線で帰ってきました。

ひたすら飲んで食べた一日でした!私の胃腸よ、この夏もありがとうという気持ちです。

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年9月号
スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

丹精込めたものづくり

塩谷理枝
今回は、一生懸命にものづくりをされている企業をご紹介しようと思います。

その名は「ソメスサドル」。

出会いは、去年の誕生日プレゼントにスタッフから贈ってもらった化粧ポーチです。
鮮やかな赤の化粧ポーチは、上質な革と綺麗な発色で、丁寧な縫製に感動してしまいました。 ソメスサドルは、北海道歌志内市の馬具づくりから始まったメーカーです。
北海道の開拓には農耕馬の力が不可欠だったため、馬具をつくる職人もたくさんいたそうです。 その後、炭鉱で栄えた歌志内市でしたが、エネルギーが石油へ転換するにつれ人口が減り、産業のない街になってしまいました。
新しい産業を求め、1964年に企業誘致によって生まれたのがソメスサドルだったのです。 北海道内の腕利きの馬具づくり職人を集めて、「世界に通用する馬具をつくろう」と挑戦が始まりました。
国内外の競馬騎手の鞍や宮内庁の馬車具を手がける中で、明治以来の技術を受け継ぎ、さらに新しい技術の創造に繋げてきました。
この技術を革鞄にも活かし、今では国産有数のレザーブランドとなっています。

洞爺湖サミットの時には、各国首脳たちへのお土産がこのソメスサドルのバッグでした。 創業以来、製品づくりはすべてハンドメイドです。
先人の知恵と技を受け継ぎ、丹精を込めてつくられた、それはそれは素晴らしいものばかりです。

私もいただいたポーチをずっとずっと大切に使おうと思っています。

日本には、ソメスサドルのように、素晴らしい理念のもと、真摯にものづくりをされている方がたくさんおられます。

丁寧につくられたものだから、丁寧に長く使いたいという思いがますます強くなる今日この頃です。
ご縁をくれたスタッフに心から感謝します。

ソメスサドル://www.somes.co.jp/


インテリアあれこれ♪

せともの市で波佐見焼

千葉容子
先日ご紹介した人形町のせともの市に行ってきました。

今年の戦利品は、波佐見焼です。
長崎県波佐見町で400年続く伝統的な陶磁器なのだそうです。

列車の中で豪華スイーツを楽しめることで一躍有名になった、大分の「或る列車」で波佐見焼の器が使用されていて人気になりました。

人形町のせともの市では、波佐見焼は初出店だそうで、とってもにぎわっていました。

そこで購入したのが、この波佐見焼の保存容器です。 ずっと野田ホーローを狙っていたのですが、「電子レンジにかけられないのが難点だな~」と思っていたのです。

この波佐見焼の保存容器は、冷凍もできてマイナス30度までOK、このままレンジでチンもできる優れものです。
大小2セット購入です。
「カレーなど油分が多いものをプラスチック容器で保存すると、温めた時に色がついてしまう。陶器はそれがないので、よいですよ~」
というお店のお姉さんのセールストークで、即買いです! 小さい方にカレーのルー、大きい方にご飯を冷凍しておくと、温めてこのまま食卓に出しても絵になる器です。

ちなみに大きい方はおろし金付き。大根おろしなどが余ったらそのまま保存できます。
ふたはプラスチックですが、ラップを使わずに保存できるのでエコです。
伝統的な絵柄も可愛い! その他にも、波佐見焼の磁器(白化粧)のカフェオレボウルを購入。
とっても良いお買い物ができました。

年に1度の人形町せともの市。次回は来年の8月開催です!


遊ゆうコラム

のりかグルト

田中裕子
お昼のお弁当に欠かさず持って来ているヨーグルト。
最近の流行りは、ヨーグルトにアボカド半分とはちみつを合わせることです。

腸内細菌や酵素に詳しい藤原紀香さんが毎日作って食べている、と母がテレビで見てから、我が家でも食べ始めました。 なんでも、アボカドは森のバターと呼ばれ、リノール酸やリノレン酸などの体に良い植物性脂肪がたっぷりで、ビタミンや食物繊維も多いので、ヨーグルトとはちみつと合わさって、腸の調子を整えてくれるのに良い働きをしてくれるそうです。

エコリフォームでそんな話をしてから、このヨーグルトは「のりかグルト」と呼ばれるように。
「今日ものりかグルトだね」などと言われています。 空気に触れると黒くなってしまうアボカドも、ヨーグルトの中に入っていれば鮮やかな緑色のままなんですよ。

食べてみると、案外あっさり食べられます。
口に入れるまでは想像もつかなかったのですが、アボカド自体の味は淡白なので、ほぼヨーグルトとハチミツの味です。

もしよかったら試してみてください。


いつでもハシを

100円グッズで楽しんでいます

権守久美子
最近では100円グッズのお店に手作り用品も沢山揃っているので、ひと手間加えてアクセサリーや小物を作って楽しんでいます。

どれも1時間ぐらいで簡単に作れますし、何と言っても材料費が300円位なので、気軽に挑戦出来るのが嬉しいです。

娘と一緒に「こんなの作ろうよ!」「もっとこうしようよ!」と試行錯誤しながら作っている時が幸せです!

・シュシュ
ヘアゴムにレース糸でビーズを編み込んだ、夏らしいシュシュです。パールやマットな質感のビーズならエレガントな雰囲気になります。 ・ピアス
和紙の折り紙で鶴を折り、ビーズとピアス用金具を付けたら、浴衣に合う可愛い和風のピアスになります。 ・ピアスケース
木箱にお掃除用のメラミンスポンジを敷き詰めただけの物。整理しやすくてなかなか重宝しています。 ・がま口財布
がま口の金具も売っているので、好きな布地、好きな大きさで作れます。


身になるはなし

私の夏の恒例行事

柴田江身子
毎年夏に東京グローブ座へ行きます。
関根勤さんの劇団『カンコンキンシアター』を観に行くのです。
軽演劇というかコントライブみたいなものです。 今年は30回目の記念公演でしたが、例年と同様にくだらなくてお下劣な内容でした(褒めてます)。

出演者がノリノリで、4時間半の長丁場でした。
笑いすぎて疲れました。
あんなに笑ったのに、くだらなすぎて、正直、内容はあまり覚えていません。 30回目そのうち25回くらいは毎年観に行っています。
一緒に行く友人たちも10代だったのが今や40代です。

お互い忙しく、なかなか会う機会もないのですが、毎年8月に『カンコンキンシアター』のために集合します。
思い切り笑って盛り上がって、それからみんなで飲みに行って、飲みながらやっぱりくだらない話をします。

話の内容は仕事のこととか、子供のこととか、頭が薄くなったとか、それなりに40代らしいのですが、飲んで話しているうちに、気分は10代の頃に戻っているような気がします。

「また来年会おう」と言って別れました。
そんな友人関係もなかなか面白いものです。

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年8月号
スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

手ぬぐい

塩谷理枝
最近、手ぬぐいを使う人が増えているようです。
主人の塩谷は大分昔から愛用しておりますし、Web担当の柴田も愛用者です。 エコリフォームでもトイレの手洗いに手ぬぐいをかけることにしました。 何といっても乾きが早いのが魅力です。
可愛い柄の手ぬぐいで、季節感を出しています。

手ぬぐいのルーツは古墳時代にまでさかのぼるそうです。
頭に手ぬぐい状の布を巻いた埴輪が発見されていて、神仏の清掃や、神事などの装身具として使われていたと言われています。 奈良時代から戦国時代には、綿が非常に高価だったため、庶民は麻で織られた布を使っていました。
江戸時代になって綿花の栽培が盛んになり、木綿の手ぬぐいが庶民の生活必需品になったというわけです。

江戸時代には、手ぬぐいが色々な用途に使われていました。
手をふき、汗をぬぐう以外にも、物を包む、首に巻く、頭にかぶる、ハタキや雑巾として使う。なんと赤ちゃんのオムツとしても大活躍したそうです。

次第に様々な柄の手ぬぐいが流行するようになり、名刺代わりにしたり、宣伝用に配ったりしたとか。

最近は少なくなりましが、建築の業界では何かとタオルが配られたものです。
昔の手ぬぐいがタオルに進化したんですね。

私が子供の頃には、夏になると、お風呂場でスイカに水をチョロチョロとかけて冷やしていました。
そのスイカに手ぬぐいがかぶせてあったのを思い出します。
手ぬぐいから水が蒸発する気化熱でスイカを冷やすという生活の知恵です。 手ぬぐいは、日本の庶民の伝統文化です。

最近では、おしゃれなアイテムとして若い人にも見直されています。
手ぬぐい専用の額縁に、季節の手ぬぐいを飾っている方もいらっしゃいます。

木綿の持つ優しい肌触りや、優れた吸湿性と速乾性も人気のようです。

中には素材が木綿でないもの、端が切りっぱなしではなく縫ってあるものもありますが、手ぬぐい本来の良さが活かされません。 手ぬぐいには様々なデザインがあるのも魅力的です。
気に入った柄やデザインを見つけて、楽しんで使ってみてください。


インテリアあれこれ♪

アートアクアリウム

千葉容子
一昨年、昨年と連続で、日本橋のアートアクアリウムに行っています。

アートアクアリウムとは、水槽に照明を当てたり、背景が変化したりする演出を加えて、芸術性を持たせた水族館です。
日本橋で開催されているアートアクアリウムは、色々な魚がいるのではなく、金魚オンリーです。 日本では昔から、金魚で涼をとっていたそうです。
日本橋のアートアクアリウムも、今年は「江戸・金魚の涼」がテーマ。

7月8日から開催されています。
今年は10年目となり、記念イベントも盛りだくさん!

会場のコンセプトは「現代における江戸の花街」です。

ただ、金魚鉢の中を泳いでいる金魚を見るのではなく、8千匹の金魚が泳ぐ水槽が赤になったり青になったり、様々に演出された幻想的な空間です。

夜は、一部がバーになっていて、金魚を見ながらお酒を飲むことができるんですよ!
去年は人が多すぎて、ゆっくりとお酒を飲んでいるスペースもないほど大人気でした。 3連休や夏休み、最終日などは混むようなので、空いている日を狙って今年も行ってみようと思います。

9月25日(日)まで開催されているので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
チケットを買うのにも並ぶので、事前にチケットを購入してから、会場に行かれることをお勧めします!

アートアクアリウム公式サイト://artaquarium.jp/nihonbashi2016/


遊ゆうコラム

スケッチを描くこと

田中裕子
先月から講習会を受けさせてもらっています。
東京芸大の建築学科で講師をされている丸谷博男先生に、人間と住まいのあり方を学んでいます。

水や空気、湿度や温度、土や木や竹など、自然と素材が持つ力をいかに活用してきたかを学ぶ講習会です。 建築の知識や経験がなく入社した私にとって、初めて聞くことばかりです。

塩谷が日々話す、快適な家造りのための構造や建材の組み合わせ方法と繋がり、理解が深まることをありがたく感じながら、楽しく授業を受けています。

先日の講習会では、スケッチをする時間が設けられていました。
スケッチの題材は、講習会が行われているフランク・ロイド・ライト設計の明日館です。 丸谷先生曰く「思い込みは全て間違い、描くことで見えてくる」とのこと。

スケッチなんてしたこともなく、ましてやドラえもんすらろくに描けない私も、もうとにかくやるしかありません。

スケッチをしてみると、確かに細かい点に気がつき、発見もありました。 講習会もあと2回。
しっかり勉強したいと思います。


いつでもハシを

夏のお楽しみ

権守久美子
果実酒にはまっています。

昨年、日本酒で梅酒を漬けてみたところ、とても好評で、あっという間に無くなってしまったので、今年はアレもコレもと沢山作ってみました。 定番のホワイトリカーに加え、ブランデーと日本酒。
そして梅の他にオレンジやリンゴを漬けてみました。
瓶だらけです(笑)。 梅酒は飲み頃まで半年は待たないといけないのですが、オレンジやリンゴの果実酒は1か月から飲めるところが嬉しいです。

待ちきれなくて少しだけ飲んでみましたが、飲みやすくて香りも良くて、くせになる美味しさです。しっかり味が馴染むまで、あと少しの我慢です。

もう一つの夏の楽しみは、ゴーヤです。
真夏の暑さ対策で植えたのですが、ただ今小さな実が10個位、けなげに育っています。

ツルが細く、あまり大きくなりそうにはないですが、今から収穫が楽しみです。


身になるはなし

こけしマイラブ

柴田江身子
私の実家にはこけしがたくさん飾ってあります。
亡くなった父が集めていたものです。

一家で仙台に住んでいた頃からこけしの収集を始めて、30数年で本当にたくさんのこけしが集まりました。 1cmに満たない小さいこけしから、50cm以上ある大きなこけしまで、11系統の伝統こけしが揃っています。

実家を建て直した時に、壁一面にこけし専用の棚を造りました。
それでも収まりきらず、サイドボードにも2階にもこけしが飾ってあります。

震災の時にだいぶ倒れてしまったので、棚の上の方のこけしは箱に入れて保管しました。 「こんなにこけしがあると怖いんじゃない?」と聞かれることもありますが、生まれた時からこけしと一緒なので、見慣れた風景です。

こけしが日常的過ぎて、「大好き!」というほどではないのですが、1つだけ特別に大事なこけしがあります。
それは、私が生まれた時と同じ大きさのこけしです。 父が私のことを思って、こけし職人さんに頼んでくれたのかなあ、と思っています。

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年7月号
スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に

地震に備える

塩谷理枝
4月におきた熊本地震はまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

熊本では3ヶ月たった今も、避難生活を余儀なくされている方が大勢いらっしゃいます。
一日も早く日常を取り戻すことが出来るよう、お祈りしております。

エコリフォームでは、東日本大震災の後、食品や生活用品の備蓄と非常持ち出し袋の準備をしました。

あれから5年が経過したので、食料の期限切れなどがないか、見直しを行いました。
長期保存が可能でも、賞味期限は3年~5年のものが多いので、そろそろ期限切れとなります。 賞味期限がまもなく切れる非常食を、みんなでお昼に食べてみることにしました。
もしもの時を想定して、紙のお皿にラップをひいたものを使い、手回し充電器もグルグル回して充電してみました。

実際に食べてみると、お水で戻したアルファ米がとても美味しかったです。
フワフワだった缶入りのパンは、5年の間にパサパサになり、水分なしで食べるのはちょっと厳しい感じでした。 非常持ち出し袋に食器が入っていなかったこともわかりました。
タッパーのような密閉容器も役に立ちそうです。

5年間保存できるという井村屋の羊羹「えいようかん」も追加しました。
食料の他に、ホイッスルやヘルメット、ゴミ袋などの中身も再確認しました。 日ごろから自宅で使うものを多めにストックしておくことで、災害時に活用することが出来ます。
お子さんや高齢者がいらっしゃる家庭では、オムツや常備薬などの必要不可欠なものを多めに買っておき、「日常備蓄」しましょう。

非常持ち出し袋の見直しを行い、非常食を食べてみた今回の経験だけでも、たくさんのことに気が付きました。

たった一度の経験は、実際の非常時とは比べ物にならないことでしょうが、備えることは大切です。
それぞれのご家庭でも、備えを万全になさってください。


インテリアあれこれ♪

人形町せともの市

千葉容子
毎年、塩谷理枝と仕事帰りに行っている「人形町せともの市」の季節が近づいてきました。

1年に1回開かれる「人形町せともの市」は、昭和29年に瀬戸物の供養をして市を開いたことが始まりだそうで、人形町の大きな通りの両サイドに、ずらっとお店が並びます。
瀬戸物が通常の2割~5割引きで手に入る、器好きにはたまらない市なんです!

一昨年は、四角い白磁のお皿を買いました。
お菓子をのせても絵になるし、お魚や前菜盛り合わせなんかにも使える便利なお皿で、気に入っています。 お料理屋さんのオーダー品の半端ものなど、通常デパートなどでは売られていない貴重な品もあるそうです。
そんな貴重な品をゲットしたいなら、初日に行くのがおすすめです。
良い品から、どんどん売れていってしまうとのことでした。

私は、最終日の夜、ただでさえ安い品がさらに2割引きになる時間帯を狙っていきます。

リーズナブルなものから高価なものまで、見ているだけで楽しめる「人形町せともの市」は8月の上旬に開催されます。
一番暑い季節に、本当にたくさんのお店がでるので、体力と時間に余裕をもってお出かけください!


遊ゆうコラム

田中裕子の建物探訪

田中裕子
現在、台東区根岸の戸建て住宅の耐震スケルトンリフォームが進んでおります。

なんとこちらは、塩谷理枝の実家のお寺からも近く、塩谷理枝も昔は頻繁に訪れた懐かしい町なんだそうです。
お盆とお彼岸には、お線香の香りが町全体に広がるんだとか。 そんな現場に出かけた時、近くの有名な居酒屋のご主人と知り合いになりました。

リフォームの話で盛り上がり、『根岸界隈ぶらりマップ』というものを頂戴しました。
その名の通り、根岸のおすすめスポットやおすすめのお店、名所などが載っているマップです。
もちろん、その居酒屋さんも載っています!

居酒屋のご主人に「陸奥宗光が昔暮らしていた建物が近くにある」と教えてもらい、実際に行ってみました。

現在は個人の所有になっているそうなので、周りを静かに見学させてもらいました。 明治38年ごろに建てられた洋館です。
なんとも、おしゃれな佇まい。
モダンなデザインは年月を経ても素敵に感じるものですね。

「こんな住宅街に?!」と驚くようなところに建っています。 あまり知られていませんが、東京には歴史的建築物が意外と多くあります。
最近塩谷が手に入れた本『東京建築さんぽマップ』を見て、いつも通っている場所や、何気なく見ている建物に歴史があったりするんだなと思いました。

まだまだ建築の道は始まったばかり。
これからも素敵な建物を探訪して、見識を深めていきたいと思います。


いつでもハシを

酒粕スイーツ

権守久美子
私の故郷は奥越前の山々に囲まれ、いたる所で清水が湧き出ている名水の里です。
歴史ある造り酒屋や味噌蔵、醤油蔵も何軒かあります。 義母が老舗の酒蔵でお手伝いをしていて、冬になるとたくさんの酒粕を送ってくれるので、甘酒を作ったり、粕汁にしたりして楽しんでいました。

初夏になってもまだまだ残っている酒粕で何か作れないかとネットで調べて、2種類のスイーツを作りました。 1つは蒸しケーキ。
ホットケーキミックスに卵と牛乳、酒粕を混ぜ、アクセントにリンゴジャムを入れてレンジで10分蒸すだけの簡単スイーツです。
素朴でどこか懐かしい味がしました。

2つ目は、同じ材料をオーブンで焼いただけのケーキ。
食べてみるとねっとりとして、チーズケーキや焼きプリンのような美味しさでした。

どちらも酒粕の香りたっぷりですが、食べてみると、お酒の苦手な人でも大丈夫な優しい味でした。 まだ酒粕が残っています。
試食してくれたスタッフの意見を参考に、もう一度スイーツに挑戦してみようと思っています。


身になるはなし

パグまんが めー語

柴田江身子
子供の頃から本やマンガを読むのが大好きで、やたらめったら乱読してきたのですが、最近はとんとご無沙汰に。

そんな私が最近買ったマンガがこれ。
『パグまんが めー語(よしこ/著)』です。

千葉がパグ好きだというので、パグのブログをいろいろ見ているうち、ブログ「めー語」にたどり着きました。 私はそんなにパグ派ではないのですが、このブログのマンガがとっても気に入って、時々のぞいていたのです。

そんな「めー語」が本になったというので早速購入!
「パグで読む名作劇場」や「パグで学ぶ授業」などのスペシャルなページも楽しいのですが、私が一番好きなのは日常の4コマ「めーのまんが」です。 作者と愛犬の、なんとものんびりした日々が垣間見えて、犬が飼いたくなりました。
しかしうちにはウサギのちゅうじろうがいるので、当分、犬はおあずけです。

・ブログ「めー語」 http://menglish.blog.fc2.com/

<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年6月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ 東京都庭園美術館

先日、主人と白金台にある東京都庭園美術館に、お散歩がてら出かけてまいりました。
ちょうど「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」という展覧会が開かれていました。

ガレの作品も素晴らしかったのですが、それよりも、美術館の建物に目を奪われました。
緑の中を歩いて、この建物が見えてくると、鳥肌が立つほど美しく感じます。 東京都庭園美術館は、昭和8年に朝香宮家の本邸として建てられた建物です。

室内設計はフランスのアンリ・ラパン、建築設計は宮内省の技師である権藤要吉によるもので、日本古来の高度な職人技によって造り上げられました。
アール・デコ様式の貴重な歴史的建造物として、国の重要文化財、東京都の有形文化財に指定されています。

2011年から3年をかけて修復や詳細な調査が行われ、2014年にリニューアルオープンしました。
美しい建築や調度そのものを常設で見ることのできる、日本には稀有な美術館と言われています。

建物内部の空間に身を置くと、建物全てが美術品だということを肌で感じます。 昭和の初め、朝香宮家の方々のお暮らしはどんなだったろうと思いを馳せました。

この建物の建築に尽力なさったという朝香宮家のお妃、允子内親王は、建物の完成から半年で亡くなられてしまったそうです。
この邸宅でのお暮らしを楽しみにしておられたでしょうに、お気の毒です。

緑の庭園の中に立つ東京都庭園美術館。
季節が変わるごとに訪れたい、本当に素敵な場所です。

7月まで「メディチ家の至宝」を開催中ですので、ぜひみなさんも一度足をお運びください。

東京都庭園美術館 https://www.teien-art-museum.ne.jp/

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 癒される神代植物公園

先日、お天気がとても良い日に、調布市にある神代植物公園に行ってきました。

ちょうど私が行った頃は、バラと芍薬がとても綺麗に咲いていて、新緑も楽しむことができました。 広い公園で、噴水があったり、芝生の広場があったり、東京ではないような自然豊かな公園です。
お花や緑にあふれていて、公園でお弁当を食べる親子連れや、ベンチでお茶を飲むお年寄りなど、とても賑わっていました。

でも、残念なことに、大温室がリニューアル中で入ることが出来ず、外からガラス越しのサボテンなどを見ることしかできませんでした。
多肉好きとしては残念...。

大温室は、遠くから見てみると、綺麗なシンメトリーのモダンなガラス張りの建物です。 平成26年よりエネルギー効率を良くするための改装工事を始め、断熱性の高い複層ガラスに交換したり、バリアフリーにしたりといったリフォーム工事をしていました。
今年の5月12日にリニューアルオープンをしたそうなので、また大温室を見に行きたいと思います。

植物園を楽しんだ後は、深大寺にお参りに行き、名物の深大寺蕎麦をいただきました。 十割蕎麦を食べるため、長蛇の列に並んで、やっと席につくことができました。
半オープンな店内と、窓から見える緑にも癒されました。

遊ゆうコラム/田中裕子

■ インスタグラム始めました!

近年、フェイスブックやツイッターなど、SNSの普及が著しいですよね。
エコリフォームでも、時代の波に取り残されないように、フェイスブックやツイッターなどの更新を欠かしません。

そんな中、先日の会議で、「インスタグラムなら私もできるかも」と私が発した安易な一言から、エコリフォームのインスタグラムを担当することになりました。 そもそも、インターネットやパソコンに弱く、個人の携帯でもフェイスブックやツイッターなどをやっていないので、最初は何をどうしたらいいやら、何をアップすればいいのやら、分からないことだらけ。 アップの仕方や写真の撮り方を柴田から学び、最初ようやくインスタグラムが楽しめるようになってきました。 住宅のこと、お菓子のこと、旬な花や話題、日々の小さな幸せを探して過ごすと色々あるもので、毎日楽しくアップしています。
案外、住宅以外の事柄も多いです。 良かったら、エコリフォームのアカウント、フォローしてください。
よろしくお願い致します。

エコリフォーム インスタグラム https://www.instagram.com/ecoreform/

いつでもハシを/権守久美子

■ 巷で話題の酵素ジュース

友達に誘われて酵素ジュースを作ってきました。

酵素は、消化や吸収を助けたり、免疫力を高めたり、老廃物を排出したりと、体の調子を整えるために、縁の下の力持ちとして働いてくれるものです。

酵素が足りなくなると、肌荒れや関節の痛み、体のだるさや、疲れやすくイライラするなどの症状が現れるそうです。
そう言われれば思い当たることばかり。 酵素ジュースの作り方はいたって簡単。
好きな果物をカットして、同量の白砂糖に漬け込むだけです。果物は重曹を溶かした水に浸すと、皮ごと使うことが出来ます。

白砂糖は発酵させるために不可欠な素材です。
白砂糖は体に良くないイメージですが、主成分のショ糖は発酵の過程でブドウ糖と果糖に分解されると聞いて安心しました。

酵素ジュースは、毎日空気に触れさせるようにかき混ぜます。

今回は、グレープフルーツ、キウイと、マンジェリコンという沖縄産のハーブを使いました。

3か月後の出来上がりを心待ちにしながら、毎日愛情込めてかき混ぜています。

身になるはなし/柴田江身子

■ オクトーバーフェストの季節

今年も待ちに待ったオクトーバーフェストの季節がやってまいりました!

オクトーバーフェストはドイツで10月に開催されるビールのお祭りですが、これにちなんで日本でも「オクトーバーフェスト」という名前でビールのイベントをやるのです。

「オクトーバー」と言っても10月に限らず、春から秋までの間、いくつかの主催者が全国各地でイベントを開催しています。

私はビールが大好きなので、ここ何年も、オクトーバーフェストに足繁く通っています。
メンバーズカードも持ってるくらいです!

今年も4月末からお台場で開催されるというので、連休中に早速行ってきました。 いろいろなメーカーが様々な種類のドイツビールを提供している中、私が一番好きなのは、とってもフルーティで美味しいハッカー・プショールのヴァイスビア!!
...なのですが、実は今年から提供元の会社が変わったからか、例年と同じクオリティは望めませんでした。

この後も日比谷、駒沢、豊洲...とオクトーバーフェストは続くので、また新しいお気に入りを探そうと思います。


<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年5月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ 台所のお道具たち

先日、我が家で大根おろしをするときに活躍してくれている「おろし金」の切れ味が悪くなってしまい、刃物屋さんに目立てをお願いしました。 1ヶ月ほどで戻ってきたおろし金、どうです。
錫も引き直して下さって、まるで新品になりました! 嬉し~♪ このおろし金は、お嫁に来るときに母が持たせてくれたお道具の一つです。

かれこれ30年近く経ちますので、ずいぶん長いお付き合いです。道具は大切に扱えば、長く使えるものなのだと実感いたしました。

これからまた30年使い続けられますね。

うちの台所には他にも私と一緒にこの家に来た道具たちが。
私と一緒で、だいぶ古くなってまいりました...いえ、味が出てきたということにしておきましょう。 普段なにげなく使っているこれらの道具ですが、今回改めて眺めてみて、丈夫で長持ちなことに驚きました。 郷の母が、一つずつ選んで持たせてくれたものです。
これからも大切にしていきます。 そして、道具を作ってくれた職人さんにも敬意を払って、長く使い続けたいと思います。

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 着物に魅了されています

昨年の11月から、田中と2人で着付け教室に通っています。

以前から「着物がさらっと着られるようになったらな~」と思っていたので、友人が通っている着付け教室のHPを見てみました。

着付け教室はちょっと怖いイメージがあったのですが、思っていたのと全然違う感じだったので、早速2人で通うことにしました。 始めてみると、着物の世界はとても楽しくて、心がワクワクすることばかり!

着物の素材や色合い、帯締めを変えただけで一気に雰囲気が変わるところなど、職業柄、色に触れている私達ですが、驚かされることや勉強になることが沢山ありました。

柄に柄を合わせても、ごちゃごちゃせずにまとまるのにも感動します! 何十年経っても色あせること無く、何代にも渡って受け継いで着られる着物に魅了されています。
祖母、伯母、母の着物、そして、お客様から譲っていただいた着物...。

今、着物を着る人が少なくなり、処分される方が多いと聞きます。

「お手入れが大変だからと言って、箪笥にしまっておくのはもったいない。着物は着てあげることが一番のメンテナンス」
と着付けの先生に教えてもらってから、恐れることなく(笑)着物を着るようにしています。 綺麗に着られるようになるまでは、まだまだ練習が必要ですが、さらっと着物を着て出かけられるように、頑張りたいと思います。

遊ゆうコラム/田中裕子

■ 着付け教室&着物でお出かけ

着物を習い始めたのは、昨年11月。
千葉が習い始めると聞き、便乗して通い始めました。

神社で巫女の仕事をしていたときから、着物が着てみたいとずっと思っていたので、すぐさま千葉の話に乗りました。

習い始めた当初は、本当に着物が着られるようになるのか、不安なことの連続でした。

着物の各部の名称から、着付けに使う言葉、手さばきなど、はてなマークを頭に浮かべて、ひたすら先生の言うとおり動かすだけ。

着物の種類や、シーンに合わせた選び方を聞いても、分かったような分かっていないような...。

そんなこんなしているうちに、16回の講義を終えて、ようやく形になり、途中で帯が落ちることなく外出できるようになりました。 着物が着られるようになったら、今度は着物に合わせる帯や帯締め、帯揚げはどうしようかと小物の組み合わせに悩み、高崎の叔母や姉に送ってもらったり、色々な人からいただいたりしています。

▲着付け教室のお友達と千鳥ヶ淵へ

今はもう1つ上のクラスに上がり、きちんとかっこよく着られるように特訓中です。

▲母とコンサートにも行きました!

「千葉と一緒に出かけるときは着物を着る」という約束をしたので、これからも季節に合わせた色や柄を楽しみながら、お出かけしたいと思います。

いつでもハシを/権守久美子

■ 恐竜王国 福井県

今回は私の故郷の福井をご紹介します。
東京での知名度が低くて残念ですが、北陸新幹線がお隣の金沢まで開業したので、少しはご存知の方も増えたでしょうか?

福井と言えば東尋坊や永平寺が有名ですが、実は、恐竜の化石発掘量が国内の8割を占めているのです。

県内には日本最大規模の恐竜博物館があり、恐竜の卵をイメージしたドームの中には、40体以上の恐竜の全身骨格が展示されていたり、スクリーンで迫力ある映像が映し出されていたり、本物の化石のクリーニング作業を見ることが出来たり、化石の発掘体験も出来たりと、なかなかのお勧めスポットです。 現在、福井までの延長開業に向けて、北陸新幹線の工事が進められています。

福井駅前にも、実物大の動く恐竜モニュメントが3体お目見えしていました。

身になるはなし/柴田江身子

■ ブンデンローゼンゴン織り

かれこれ10年ほど機織り教室に通っています。
北欧の大型織り機が数台あって、面倒な経糸かけは先生がやってくれるという夢のような教室です。

コットン、リネン、ウールなど、いろんな種類の布を織って、テーブルクロスやランチョンマットにしたり、バッグに仕立てたりして、普段使いにしているのです。

▲以前に織ったブンデンローゼンゴン

普段は1日で織れる分だけ織るのですが、先日はブンデンローゼンゴンをやるというので、2日間かけて織ってきました。

ブンデンローゼンゴンはスウェーデンの織りで、図にあわせて色を入れるとカワイイ模様ができあがっちゃうのです。

これまで3枚ほど織ったことがありますが、1段織るのに4回緯糸を入れるもの(4枚綜絖)でした。
今回は6枚綜絖なので、単純に1.5倍たいへんです。

▲今回のはエルサ・ベスコフの絵本がテーマです

正方形くらいの大きさにしかなりませんでしたが、非常にカワイイので大満足です!


<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年4月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ 気軽にお香

「香道」と聞くとちょっと改まっていて、敷居が高い感じがしますが、お香をもっと身近に、日常的に香りを楽しめたらいいですよね。

最近、香りといえば西洋のアロマテラピーのイメージとなっていますが、日本にも古来から香りを楽しむ素晴らしい文化がございます。
お香は、仏教とともに大陸から伝わったと言われ、その歴史は古く、日本で最も古いお香の記述は595年、日本書紀に書かれています。 つい最近見つけたものですが、香りをとても手軽に楽しめる新感覚のお香をご紹介します。
その名は『hibi』。

淡路島のお線香と播磨のマッチが協力し合って出来た素晴らしい商品です。

生活様式の変化によって、マッチもお線香も消費量は減少の一途をたどっています。
淡路島の線香と播磨のマッチは、どちらも国内生産量の約7割になるという、兵庫県の代表的な伝統産業です。

「神戸マッチ株式会社」と、お線香の「株式会社大発」が共同開発に挑み、約3年の歳月をかけて完成させたのが『hibi』です。 商品コンセプトは、「日常に10分、自然のアロマを」です。

マッチのように擦って火をつけ、そのまま、専用マットに寝かせて置けば、それでOK。
軸の部分がお香で出来ているので、ほのかな植物由来の香りを、手軽に楽しめます。 インターネットでも購入できますので、私も早速試してみるつもりです。
日常が少しだけ豊かになりそうな気がしています。

hibi | 10MINUTES AROMA, MADE IN JAPAN
https://hibi-jp.com/

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 捨てられないもの

皆様、沢山あるのにどうしても集めてしまって捨てられない物ってありませんか。
塩谷理枝は箱で、私の先輩コーディネーターの梅田(今は那須塩原で子育て奮闘中)は、布が大好きで捨てられないと話していました。

私は瓶です。
ジャムや佃煮、鮭フレークの瓶、などなど。

ラベルを剥がすと結構可愛くて、空き瓶が出ると綺麗に洗ってラベルを剥がしてとっておきます。

調味料などの詰め替え用を買っては空き瓶に入れて使っています。
大量に使うお塩やお砂糖は大きな瓶に。少ししか使わないスパイス類は小さな瓶に。
形も大きさも様々なので、その大きさで使い方を分けています。 手作りのクッキーを瓶につめてプレゼントしたら、友人にカフェみたいと褒められました。
湿気ないし見た目も可愛いです。

使っている時は気付かないのですが、ラベルを剥がすと、瓶の形の可愛さにびっくりする事もあります。

ここ最近で一番可愛いなと思ったのが、ゆず胡椒の瓶!
少し装飾性があって、ちょうど良い大きさなのでお花を飾っています。 お勧めは、瓶のふたがシルバーかゴールドのもの!
白だとちょっと可愛さに欠けますので、白いふたの瓶は、ふたを取った状態で使える方法を考えます!

工夫次第で使い道が沢山♪
楽しいので、空き瓶が出たらちょっと見てみて下さい。

遊ゆうコラム/田中裕子

■ ブルーノ・タウトと洗心亭

先日、法事で群馬県高崎市に帰った折、塩谷敏雄から「高崎にブルーノ・タウトが日本で滞在していた家がある」と聞き、行ってきました。

少林山達磨寺にある「洗心亭」という、六畳と四畳半の二間の木造平屋です。
内部は一般公開していなかったのですが、外から見ることができました。 ブルーノ・タウトは、桂離宮をはじめ、自然と調和した日本建築の美しさと日本文化の素晴らしさを世界に発信した建築家です。
タウトは洗心亭を拠点に、地場産業の育成のために様々な工芸品のデザインを行い、後進の育成に努めたそうです。

記念碑には「ICH LIEBE DIE JAPANISCHE KULTUR」(私は日本の文化を愛す)とドイツ語で刻まれていました。 小さい頃から知っていたお寺にこんなところがあるとは驚きでした。

記念に引いた達磨みくじは無難に【中吉】。
縁談の欄には「良縁あり、待て」とのこと。 いったいいつまで待てばいいのか、今度は四谷にある坊主バーにでも行って相談したいと思います。

いつでもハシを/権守久美子

■ 通勤の楽しみ

通勤に都バスを利用していますが、いつも満員状態で朝からフーフーしながらの通勤です。

でもそんなバス通勤の中でも楽しみが出来ました。
それは・・・運転手さんを観察することです。
というのも、運転手さんの対応にあまりにも差があるのです。

激混みで乗客がイライラしている時でも、運転手さんが丁寧にハッキリとアナウンスしてくれると、不思議と乗客も素直に奥に詰めたり、降りる人を優先したりと、スムーズに流れるのです。
逆に怒ったような口調でアナウンスされた時は、停留所に着くたびに乗り降りに手間取って時間がかかっています。

私は乗車時に「おはようございます!」とか「お願いします!」と声をかけるように心がけているのですが、素敵な運転手さんはきちんと挨拶にこたえてくれて、こちらもすがすがしい気分になります。

何に対してもそうですが、同じことをするのでも対応の仕方次第で、周りを不愉快にも気持ちよくもしたりするのですね。
自分も常日頃の行動に気をつけよう!と、声まで素敵なお気に入りの運転手さんに教えられたのでした。

身になるはなし/柴田江身子

■ 歌川国芳のすゝめ

江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳の展覧会にちょくちょく出かけています。
先日も練馬区立美術館で開催中の『国芳イズム―歌川国芳とその系脈』に行ってきました! 国芳の絵は構図が斬新でデザインの参考にもなります。

猫好きで知られ、猫を描かせたら一級品。
擬人化された猫たちはとってもカワイイのです。

猫だけでなく、吉原の遊女もお客もみんな雀、なんて絵も。
表情をもって描き分けられた雀たちを長々と見物してきました。 着物の柄が丁寧に描き込まれているのも見どころで、今回は特に「猫で作られたドクロの柄」が目立っていました。 一門の弟子たちの絵もあり、国芳の影響が感じられたりして、なかなか興味深かったです。

この展覧会は4/10までですが、国芳ファンに朗報!
Bunkamura ザ・ミュージアムで『俺たちの国芳 わたしの国貞』が6/5まで開催中ですので、こちらにも足を運んでみたいと思います。


<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年3月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ 腸内フローラってご存知ですか?

今月は、ちょっと毛色をかえて身体のことについてちょっとお伝えします。

「腸内フローラ」ってご存知ですか?
最近、雑誌やテレビでもよく話題になっていますね。

私達の腸の中には、数百種類、500兆個以上の腸内細菌がいるといわれています。
それらの腸内菌が種類ごとにまとまりをつくって腸内に生息している様が、まるで花畑のように見えることから「腸内フローラ(花畑)」と呼ばれています。 近年、この腸内フローラが人間の健康や病気、精神、性格にまで影響することがわかってきたそうです。

腸は消化を司るだけではなく、脳とも双方向に物凄く影響しあっています。
内科医の書いた『認知症がイヤなら「腸」を鍛えなさい』なんて本もあるぐらいです。

腸に住んでいる細菌は、免疫の働きを助け、体のバランスを保つ重要な役目を担っています。
免疫力も腸と深くかかわりがあります。 もっと凄いのは、幸せホルモンの「セロトニン」も腸で作られていること。

身体の中の臓器は、どれも大切なものばかりです。
中でも特に腸は、心身の健康を保つために大切な臓器なのです。

皆さんの腸は健康ですか?
健康な人の腸内では、善玉菌が優勢を保ち、悪玉菌を抑える形で、バランスが維持されています。

腸内フローラを健康に保つためには、毎日の食生活に気をつけることが大切です。
ストレスや糖質の過剰摂取、食品添加物などは腸内細菌のバランスを崩すので要注意です。

主人の話で恐縮ですが、腸が弱いのでヨーグルトや酵母など色々な物を試しましたが、なかなか効くものがありませんでした。

レンコンがいいと聞き、レンコンパウダーを飲むようになったところ、これがどうも効いたようで、お腹の調子が改善されました。
どうも日本の昔からの食生活が良いみたいです。 日々、腸のことを考えて...というわけにはいきませんが、時々は腸を気にかけてみてください。

参考・イラスト:ビオフェルミン製薬株式会社

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 三越銀座店のリビングフロア

何も買う予定がなくてもついつい行ってしまうのが、三越銀座店7階のリビングフロアです。

昨年の秋にリニューアルし、海外のお客様にも目を向けた、斬新な展示をしています。 日本の素晴らしい職人技に現在風のアレンジを加え、質の高い本物の日本をコンセプトとした、日本の良さがたっぷり詰まったフロアです。

キーワードは「日本の美」。
その中には「しつらえの美(空間の美)」として日本スタイルを提案した展示や、「ものの美(究める美)」として匠の技が詰まった小物類をセレクトした展示があります。

こんな風につかえば現代でも伝統工芸品をお洒落に取り入れられるな~と、とても勉強になります。 そしてやはり日本の美はシンプルイズベスト。
どれだけ、余計な飾りを取り去るかが重要ということがよくわかります。

伝統工芸品なのでちょっとお値段は高めですが、それでも買いたくなってしまうほど魅力的なものばかりです。
それに、プレゼントとしても喜ばれそうな、ちょっとこだわった特別感のある小物も沢山! 季節ごとに展示が変わるので、何度行っても楽しめます。
お近くに行かれた際にはちょっと覗いてみてください!

写真:FASHION HEADLINE

遊ゆうコラム/田中裕子

■ そらどまの家 現場見学会

2月11日、埼玉県春日部の現場見学会に同行させていただきました。
建築家の丸谷博男先生が主軸となって進められている「そらどまの家」です。 日本は北から南まで気候は様々。
その地域地域に合った工法を取らなければならないこと教えていただきました。

昔ながらの家の良さや、気温と湿度の関係、通気の大切さなど、私にとってはなんとも難しい内容でしたが、本当に「家」そのものと「住まう人」のためを思って作られていると実感しました。 塩谷がいつも言っていますが、見えなくなってしまう部分だからこそ大切だそうです。
大工さんは細かなところまでとても丁寧に作られていて、現場もとてもきれいでした。 実際にその場に身をおき、素材に触れ空気を感じて分かることがたくさんあると実感しました。
まだまだこれから一つ一つ勉強していけたらと思います。 エコリフォームでも家と住まう人のことを考えて素材を選んでいますが、その意味をまた違った角度から再認識できた見学会でした。

いつでもハシを/権守久美子

■ 日記の効能に期待!?

今年から日記をつけています。
過去にも何度か挫折していますが、今度はあまり気負わずに始めることにしました。

その理由のひとつはボケ防止のためです。今は手書きで文章を書くことがほとんど無い時代なので、あえて手書きに挑戦です。

いざ書き始めると、なんと漢字の書けないこと・・・うろ覚えばっかりなのです。
きちんと辞書を引きながら、沢山の漢字を使って書くように心がけています。 もうひとつの理由は、一日をきちんと振り返り、翌日に向けての目標を持つためです。

何気なく日々を過ごしていると、そのうちに・・・と思っているだけで、全然実行されなかったりしがちです。
仕事でも私生活でも、過去をきちんと振り返り、未来に向けて目標を持つことは、自分を成長させることに繋がるはずです。

さらに、感謝の気持ちを持つことで気持ちが前向きになり、自分が何をすべきかが見えてきます。

日記をつける効能は他にも沢山あるようです。どうやら、幸せ効果もあるそうなので、こうご期待です♪

身になるはなし/柴田江身子

■ 落語行ってます

先月は落語をやってると書きましたが、今月は落語を聴きに行った話。

私たちに落語を指導してくれる春風亭柳太郎師匠がやっている「柳太郎の会」に行ってきました。
場所はお江戸日本橋亭です。

柳太郎師匠は気遣いが半端ない人なので、毎回チラシを送ってくれるのです。 春風亭昇市さんの「桃太郎」から始まって、柳太郎師匠の新作落語に、コント青年団さんで大笑いし、最後は再び柳太郎師匠の「柳田格之進」。
グッと心に迫る古典落語で幕となりました。

柳太郎師匠の柳田様はホント格好よかったです!早口でカミカミでしたけど!
この日がネタおろしだったらしいので、上から目線で次に期待します。

落語のあとは打ち上げでワーワーやって、いつも通りの大騒ぎです。
小さい落語会だと、出演者のみなさんと一緒に飲めるのが楽しいんです。 あまり知らないお客さん同士も、落語という共通点があるので、けっこう盛り上がるんですよ。
やっぱり落語とビールは生がいいですよねー。

ぜひみなさんも寄席に足を運んでみてくださいね。


<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年2月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ アルミサッシの歴史

「窓」と聞くと、大半の方はアルミサッシを思い浮かべるのではないでしょうか。
もともとは、窓枠として用いる建材のことをサッシ(sash)と言いました。
今は、サッシ窓そのものをサッシと呼ぶことが多いですね。

日本では、昭和5年に建築家の村野藤吾氏がビルの窓として使ったのがアルミサッシの始まりと言われています。
昭和40年代の高度経済成長期には、住宅の窓のほぼ100%がアルミサッシとなりました。

アルミサッシはその後も進化を続け、気密性、断熱性、遮熱性などに高い性能をもつサッシが続々と開発されました。
サッシ本体とガラスの進化には驚かされます。

アルミは熱伝導率が高く外気の影響を受けやすいため、窓に向いている素材とは言えません。
では、なぜこれほどまでにアルミサッシが普及したのでしょうか。
アルミは軽量で加工しやすく、工場での大量生産も容易だったからです。

「早い、軽い、安い」のアルミサッシは、施工する側にとっても待ちに待った建材だったと想像できます。
木製の窓に比べ、歪みやたわみが少ないこともアルミサッシの普及を後押ししました。

サッシが普及する前の日本家屋は、木製の建具が使われていました。
私たちも、築年数の長いお宅で木製の建具を目にすることがあります。
木製建具は、建具職人が一本一本、現場で採寸して手作りしていました。今思うと、とても贅沢なことですね。

住宅用アルミサッシは、海外ではほとんど使われていません。
特に欧米では木製サッシ、樹脂サッシが主流です。
最近、日本でも樹脂サッシが注目されはじめました。

住宅の窓は、外気の影響を非常に受けやすいところです。
性能のよい窓を選ぶと、暑さ寒さ対策になるほか、結露対策にもなります。
既存の窓をそのままにして、内側にもう一つサッシを設置するインナーサッシも効果的です。

写真:LIXIL

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 竹のざるをお洒落に使う

ずっと竹のざるが欲しいと思っていたら、塩谷(理枝)から竹のざるを2つもらいました。
ざる大臣の塩谷からざるのよさを聞いて、早くもざるにはまりそうな千葉です。

早速、竹ざるの使い方を検索してみました。
ざるに入れて野菜などを洗ったり、乾かしたり、お蕎麦をのせたり。
そんな通常の使い方以外に、皆さんいろんな風に使っています。

写真のように、ざるの上におにぎりを置き、その横におかずを盛るだけでとってもお洒落に見えるんです。
和食だけでなく、洋食もいけます。

焼きたてのパンをざるの上に置いて、おかずも添える。
お皿と違って、ざるだと蒸れないので、焼きたてのパンにもってこいなのだそうです。
金属製のざるも良いのですが、竹のざるは使い方が無限ですね~。

私も早速挑戦!
明太子おにぎりを、ざるの上にのせてみました。
ただ置いてあるだけなのに、とっても美味しそうに見えます。

ちゃんと職人さんが作ったざるを買えば、少々高価ですが一生使えるとのことで、これからざるを揃えていこうと思います。

写真:instagram

遊ゆうコラム/田中裕子

■ ヒマラヤ岩塩 ルビーソルト

私の母は昔から塩マニアで、各地に旅行へ行くたびに塩を買ってきます。
母の最近のお気に入りは、表参道にある「ROSEBAY」さんです。
ネパール産ヒマラヤ岩塩にこだわり販売しています。

▲ROSEBAYさんのルビーソルトROSEBAY

約3億年という長い年月の活動によってできたヒマラヤ岩塩は、ヒマラヤ山脈の海抜4,000m地帯の地中から採掘されているそうです。
しかも岩塩が汚染されないように機械を使わず、採掘や運搬は人の手やヤクによって行われているんだとか。驚きです。

そんな母の発案で、最近は家族全員が岩塩風呂にはまっています。
ルビーソルトを20gほど浴槽に入れます。
塩のままだと硫黄の臭いがするのですが、お風呂に入れてしまえば気になりません。

お湯が温泉のように柔らかくなり、体が芯から温まり、とても気持ちの良いお風呂になります。
お風呂あがりに湯冷めすることが無くなりました。

今では父も、塩を入れないといられないほど気に入り、お風呂に塩が入っていないと、お風呂場から「塩~塩~、持ってきて~」と叫ぶほど。
ただ、浴槽の材質によっては変色してしまうことがあるそうなので、試される方はご注意ください。

▲こちらはお風呂に入れています

食用ルビーソルトは、お肉や揚げ物にも良いんだそうです。
天然ミネラルが豊富で酸化防止効果もあり、健康にもひと役買ってくれます。

いつでもハシを/権守久美子

■ 炊飯器で干し芋作り

最近、炊飯器で作るケーキやパエリアなどのレシピがよく出ていますね。
お芋の美味しい季節・・・私は「干し芋」を作ってみました。

作り方はいたって簡単!
洗ったサツマイモを皮付きのまま炊飯器に入れて、スイッチオン!
玄米炊きメニューでじっくり時間をかけるとホクホクになります。

▲皮付きのサツマイモを炊飯器へ

ふかし上がったら、皮を剥いて薄く切って2、3時間干すだけ。
干し網は100円ショップにて購入!
こんなに便利なものが100円で買えるなんて嬉しいですね!

できあがった干し芋は、市販の物よりねっとり感が少ないですが充分満足です。
他にも、大学芋や豚の角煮が炊飯器で簡単に出来てしまいます。ご飯を炊くだけじゃ勿体無いですね。

さて、今年は年女の私です。
申年は「物事の形が明らかになって固まってくる年」と言われています。
昨年の6月に入社してからあっという間でしたが、今年はしっかりと形にして充実した一年にしたいと思います。

身になるはなし/柴田江身子

■ 落語やってます

落語を趣味にしています。聴く方ではなく、演る方です。
カウンセリングの勉強をしているうちに、落語とカウンセリングは関連性が深いと聞き、落語も始めてみました。

そのうち「せっかく覚えたから、どこかでやりたいよねー」という話になり、病院や福祉施設などにボランティアで行くようになりました。

先日は友人の副住職からお声がかかり、仲間と4人で四ツ谷にあるお寺に行ってきました。
ちゃんと落語っぽい雰囲気を出すために、めくりや毛氈、座布団を用意して、着物に着替えて高座にあがります。
本堂で阿弥陀様を背にしていたので、いつも以上に緊張しました!

この日の私の演目は「たぬ札」。子狸が助けてもらったお礼にやってくるというカワイイ噺です。
みなさんにたくさん笑っていただいたので、私も緊張がとれ、ノリノリでできました。

夜は新年会にも呼んでいただき、飲んで騒いで楽しいひとときを過ごしました。
落語をすること自体も楽しいですが、落語を通していろいろな人と出会えるのがとってもうれしいのです。


<もどる

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2016年1月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球の為に/塩谷理枝

■ 食品ロスを減らす

今月号の記事でも少し触れていますが、最近「食品ロス」が話題になっているようです。
「食品ロス」とは、まだ、食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品のことを言います。

なんとわが国では、年間約1,700万トンの食品が廃棄されています。
そのうち、食べられるのに廃棄される食品が年間約500~800万トン。
これが食品ロスです。 あまりに量が多くてピンと来ませんが、日本人1人当たりおにぎり約1~2個分を毎日捨てている計算となるそうです。

日本で消費される食料の6割をせっせと外国から輸入しているのに、一方ではこんなに食べ物を捨てているのです。
なんだかおかしな話です。

私も母に「ねぎの根のところをそんなに捨てたら勿体ない」なんてよく言われておりました。
食べ物のない時代を経験している人は、食べ物を無駄にしませんね。

家庭の食品ロスは全体の約半分。
その他は外食産業や食品メーカーなどから廃棄される食品ですが、ほとんどが品質上問題なく食べられるものだそうです。

国や企業もこの問題を重く見て、一般の人たちへの周知や食品ロスにつながる商習慣を無くすなどの動きを始めました。
食品ロスを減らすために、少しでも出来ることをしていきたいと思います。

▲KURADASHI.jpでコーヒーを買いました

<食品ロスを減らすための活動>

KURADASHI.jp
 賞味期限が近いなど、食品ロスにつながりそうなものを購入できます。

消費者庁のキッチン
 消費者庁がクックパッドで「食材を無駄にしないレシピ」ページを開設。

食品ロス・食品リサイクル
 食品企業から規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供するフードバンクの情報など。

インテリアあれこれ♪/千葉容子

■ 多肉植物 その2

先日お話しました多肉植物を寄せ植えしてみました。

100円均一でちょうど良い大きさのガラスの器を見つけたので、そこに多肉植物を植えたり、ブリキの小さな入れ物を購入して飾ったりしています。
毎日少しずつ伸びているので、見ていても楽しいです。

増えたらもっと沢山の種類をモリモリ寄せ植えしたいと計画中。 ただ、1月2月の一番寒い時期は冬眠してしまう種類もあるそうなので、それは春になるまで待たないといけません。

そして、実験している葉っぱたち。
葉っぱをちぎって土の上に置いてから、2週間後に根っこが生えてきて、1ヶ月経った今は、小さな葉っぱが生えてきました。 小さいですが、多肉の葉っぱです。どんな風に成長してくれるのか、これからが楽しみです! 今まであまり興味がなかったので気付かなかったのですが、多肉は今、流行っているんですね~!
お洒落雑貨屋さんでもホームセンターでも、個性的な器に植えられている多肉たちを見ます。

ご興味のある方は、ちょっと育ててみてください。

遊ゆうコラム/田中裕子

■ 日めくりカレンダー

松岡修三さんの日めくりカレンダーが爆発的に人気になり、日めくりカレンダーに注目が集まっています。
最近では様々なジャンルの方々が日めくりカレンダーを出しているようです。

私はごくごく普通の日めくりカレンダーが好きで毎年買います。

下のほうに書いてあることわざのようなものを読んだりしてはいるのですが、そんなにマメではないので、気がつけば3日ぐらい過ぎていて一気に破るなんてこともあり、カレンダーとして機能しているかどうか...。 それでもなぜ毎年買うのかというと、1年が365日なので365枚あるわけなのですが、1枚1枚はあんなに薄いのに365日であんなに分厚くなるんだなと1年の重みを感じることが出来るから。
そして、薄紙を剥ぐように自分を磨き、1日1日小さいことでも積み重ねることが大切なんだなと思わされるからです。

エコリフォームに入社し、2回目の正月を迎えることが出来ました。

来年からも一つ一つ積み重ねて精進していきたいと思っております。
温かく見守っていただければと思います。

1年間お世話になりました。
また来年からも何卒宜しくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。

いつでもハシを/権守久美子

■ 冬支度

私の故郷の福井では、これから迎える長い冬に向けての準備が進んでいます。

雪国で何より欠かせないのが「雪囲い」。
毎年1メートルを越える積雪に備えて、家屋の玄関や縁側、窓を、竹で編んだすだれで覆います。 最近では金沢の兼六園の「雪吊り」の方が有名です。
支柱の先から縄を円錐状に張る雪吊りは、見た目にも美しく、冬の風物詩となっていますね。

福井では降雪量が多くて縄では支えきれないため、竹や板で雪囲いをするのです。

そして、私の実家には大きな渋柿の木があります。 たわわに実った柿は丁寧に皮を剥き、日当りの良い軒先に吊り下げて干し柿にします。
毎日欠かさず柿を揉んであげると、周りに真っ白な糖が粉を吹き、ふっくらとした甘くておいしい『干し柿』ができます。

子供の頃はあまり好きではなかったけど、大人になってからは、母の作った干し柿がむしょうに食べたくなる時があるのが不思議です。

他にも、野菜を収穫して保管用のむしろに並べたり、白菜や大根を漬けたりと、慌しく冬支度を終えて...ようやく冬を迎えることが出来るのです。

身になるはなし/柴田江身子

■ 青と白のソニック

私は趣味でカウンセリングの勉強をしています。
先日、日本精神衛生学会の大会があったので、九州まで行ってきました。

北九州にある産業医科大学で「働くこととこころの健康」をテーマに講演やシンポジウムが行われ、なかなか興味深い内容で勉強になりました。
働くことは生きることですから、みんなが幸せに働ける職場が増えればいいなと思います。

しかし、今回みなさまにお伝えしたいのはJR九州のカッコいい車両についてです!

福岡空港から博多に出て、産業医科大学のある折尾まで移動したのですが、ちょうど来ていた特急ソニック883系(青い方)に乗ることができました。

ゴージャスな雰囲気のシートは座り心地もよく、切符を入れるポケットもついています。
そんなソニックの快適な旅はあっという間で、40分ほどで折尾駅に到着してしまいました。

そこで反対側のホームに停車していたのは、なんと特急ソニック885系(白い方)。
青と白のソニック、両方見られるなんてとってもラッキーでした。

夜は胡麻鯖やモツ鍋、博多ラーメンなど、九州のおいしいものをたっぷりいただいて、鉄分(鉄道成分)の補給までできた、一石二鳥の旅となりました。


<もどる