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最終更新日:2019/12/03(2016/07/30公開)

現代の暮らしに合う モダンな仏壇&仏具
もうすぐ8月、お盆がやってきます。 家族揃ってお墓参りに行く方も多いかもしれません。 お盆の時期に限らず、ご先祖様にはいつも手を合わせたいものですね。 今回は、現代の暮らしに合うモダンな仏壇や仏具についてご紹介します。

仏壇についてのアンケート調査

家でご先祖様を祀る場所といえば仏壇ですが、2013年の調査(※)によると、自宅に仏壇がある家庭は約4割にとどまるそうです。
マンションなどの集合住宅に限ると、その数は約2割になるといいます。

ご先祖様を大切にしたい気持ちは多くの方が持っていると思いますが、サイズが大きくて、和のテイストが強い昔ながらの仏壇を家に置くのは、ちょっと難しいようです。

実際、家に仏壇を置いていない人の7割近くが「仏壇が大きすぎる」と答えています。
また、6割以上の人が「価格が高い」、5割以上の人が「置き場所がない」と答えています。

(※)30〜60代男女600名対象 インブルームス調べ

洋風のインテリアにも馴染む現代仏壇とは?

いま注目されているのが「現代仏壇」「モダン仏壇」と呼ばれる、インテリアに馴染む新しいタイプの仏壇です。

一見仏壇とはわからないシンプルなデザインが特徴。
サイズが小さいタイプなら、旧来の仏壇よりも価格もお手頃です。

モダン仏壇のタイプは大きく分けて4つあり、部屋の広さやインテリアに合わせて選べます。

台付きタイプ

仏壇を置く台が付いているタイプ。法事の道具などをしまっておける収納スペースが広めで、正座が辛い方も楽にお参りできるよう椅子が付いたものもあります。

上置きタイプ

チェストやTVボードの上にのせられる小さめサイズ。家具とのコーディネートがしやすく、転勤などで引っ越しが多いご家庭でも使いやすい仏壇です。

壁掛けタイプ

フォトフレームや絵画のように壁にかけられる仏壇。好きな位置に設置できるため、立ったままでも気軽にお参りできます。省スペースで、部屋と一体化してしっくりと馴染みます。

オープンタイプ

故人の写真や好きな花などを飾って、いつでも手を合わせられるミニ仏壇。インテリアグッズ感覚でどこにでもすぐ置けます。

初めての仏壇選び、何をしたらいいの?

「うちにも仏壇を置いてみようかな...」と思い立ったら、やっておいた方がいいことがあります。

1)宗派を確認する。

宗派により仏壇に祀るご本尊や仏具が異なる場合があります。特定の宗教を信仰しない方も増えましたが、実家や故人が信仰していた宗派があるかもしれないので、確認してみてください。

2)予算を決める。

仏壇の値段の幅は非常に広く、やはりいいものは高くなっています。仏壇店ですすめられるとついつい予算をオーバーして、高価なものを買ってしまいがちです。「ここまでなら出せる」というラインを決めておきましょう。

3)どこに置くか決める。

現代仏壇は仏間や和室がなくても置けるのが特長。ご先祖様に手を合わせる習慣を家族みんなが気軽に取り入れやすい場所を考えてみましょう。

◎リビング
家族が集まるリビングは雰囲気も明るく、笑顔でお参りできそうです。子どもたちがいることも多いので、小さい頃からご先祖さまに手を合わせるよい習慣が身に付きますね。

◎ダイニング
朝、昼、夜と食事のたびに家族が顔を合わせる場所がダイニング。食事をしながらの楽しい会話をご先祖様も笑って聞いてくれそうですね。キッチンが近いのでごはんなどのお供え物の準備もラクです。

◎寝室
寝室は1日の疲れをゆっくりと癒やせる場所。落ち着いた気持ちで、今日一日の出来事をご先祖様に報告できます。

◎玄関
ミニ仏壇なら玄関の小さなスペースにもぴったり。「行ってきます」「ただいま」と気軽に声を掛けられるので、ご先祖様も寂しくないですね。

4)仏壇店をいくつか見る

「こんな仏壇がほしい」というイメージがかたまったら、さっそく仏壇店へ行ってみましょう。
そしてすぐ購入!ではなく、いくつかの店を見てまわったり、インターネット店鋪でも複数のお店を見比べることをおすすめします。

モダン仏壇はインテリアグッズ風とはいえ、あくまでも仏壇です。なんとなく飽きてきたから...と気軽に買い替えをするものではありません。
一般的に仏壇の耐用年数は30年といわれているので、じっくりと見て、説明を受けて、納得できるものを選びましょう。

仏具もおしゃれなデザインで揃えてみませんか?

せっかくモダンな仏壇を置くなら、仏具にもこだわりたいですよね。
近頃は「本当に仏具?」と驚いてしまうほど、おしゃれで面白いアイテムがいろいろとあるのです。

●五具足

法要などで仏前に飾る道具のことで、香炉、燭台1対、花立て1対を合わせたもののことをいいます。色つきの透明ガラス製のものや、年月が経つほどに風合いが増す鋳物の五具足もあります。

●骨壺

漆塗りに蒔絵をあしらったものや、鮮やかなカラーのベネチアングラス、伝統の技が光る江戸切り子の骨壺など、インテリア性の高いものは置くだけで絵になります。

●お線香

「抹香臭い」という言葉とはほど遠い、いい香りのお線香がたくさん出回っています。花の香りやコーヒーやココアの香りをはじめ、森永ミルクキャラメル、ミルキー、サクマドロップスなどのパッケージを模したお菓子の香りのものまであるんです。

●ろうそく

イマドキのお供えキャンドルは、ソフトクリーム、どら焼き、ラーメン、ショッキビールなど、まるで食品サンプルのように多種多様。故人の好物を選んで火を灯してください。

●お鈴

花や木の実、フルーツをイメージしたもの、卵のようなフォルムで天然木をあしらったものなのなど、かわいらしいお鈴がいろいろとあります。

●盆提灯

和紙をあしらったランプシェードのような縦型のものや、花をかたどったもの、キティちゃんやガチャピンといったキャラクター物など、子どもが喜びそうなものも。

●ペット用

ペットも家族の一員という方のためにはペット用のミニ仏壇も用意されています。骨形のビスケットや猫が大好きな「黒缶」など、ペットの好物そっくりのお供えキャンドルに火を灯して、楽しかった思い出を語り合いましょう。

昔、おじいちゃんやおばあちゃんの家にあった仏壇は、大きくて黒っぽくて存在感がありました。
扉を開けると何か出てきそうで、小さい頃は実は仏壇が怖かったという方もいらっしゃるのでは?

現代のライフスタイルを考えて作られたモダン仏壇は、インテリアとマッチして違和感がないので、子どもたちも自然に仏壇を受け入れられるのではないでしょうか。

朝夕に心を落ち着けて手を合わせる習慣を、これからも受け継いでいきたいですね。

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