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最終更新日:2017/12/08(2016/11/29公開)

暮らしに取り入れたい 日本の伝統文様
だんだんと風が冷たくなり、家でぬくぬくと過ごす時間が長くなる季節です。

家での時間を楽しむためにも、インテリアにひと工夫してみませんか?

今回は、日本の伝統文様(和柄)の意味や、和柄をインテリアに取り入れるアイデアなどをご紹介します。

日本の伝統紋様、いくつご存じですか?

ふろしきや手ぬぐいの柄としてよく見かける伝統文様。幾何学模様のクールなものから、動物や植物が描かれたキュートなものまで、バリエーション豊富です。
こうした伝統模様の柄それぞれに名前がついていて、意味があることをご存じですか?

ここでは、縁起がいいとされている文様をご紹介します。
贈り物をするときなどに、柄の意味を知っていると役立ちますよ。

青海波(せいがいは)

青い海原の大きな波を表現した柄で、無限に広がる吉祥の象徴として親しまれてきました。エジプトやペルシャなど、世界各地で同じ柄が見られるそうです。

亀甲(きっこう)

亀の甲羅に似た柄で、長寿の吉祥文様です。亀甲文様の歴史は非常に古く、日本では正倉院宝物裂の中にも描かれ、西アジアでは紀元前のレリーフにも見られます。

麻の葉

大麻の葉に似ていることから名付けられた文様。麻は成長が早く、まっすぐ伸びることから、子どもの成長を願って産着によく使われていました。

市松

江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松が舞台衣装に使用していたことから名付けられた文様。世界中で見られる柄で、ギンガムチェックとも呼ばれます。

良き事聞く

斧を「良き」、琴を「事」、菊の花を「聞く」と読む駄洒落です。歌舞伎役者・三代目尾上菊五郎が考案した柄で、衣装に使われていました。

かまわぬ

「鎌」と「輪」の絵に「ぬ」で、かまわぬ。歌舞伎役者・七代目市川団十郎が衣装にこの柄を使い、愛用していました。

唐草

つる草が絡み合う文様。グングンと伸びゆく草は旺盛な生命力を象徴し、一族の繁栄や長寿を願う吉祥文様として親しまれてきました。

鱗(うろこ)

龍や大蛇の鱗に見えることから名付けられた文様。昔、龍や大蛇は怖いものの象徴だったことから、魔除けや厄よけの意味が込められています。

七宝

仏教の経典に使われている七つの宝物に由来するといわれています。永遠の連鎖と拡大を意味し、円満や調和を象徴する吉祥文様です。

矢絣(やがすり)

矢は射ると戻ってこないため、婚礼の縁起物とされた文様。明治時代、女学生の着物の柄として大流行したといわれています。

籠目(かごめ)

竹で編んだ籠の文様。五芒星(ごぼうせい)が連続しているように見えることから、魔除けの意味があるといわれています。伊勢神宮周辺の石灯籠にも籠目が刻まれています。

柑橘がさね

みかんなどの柑橘の「きつ」は「吉」に通じ、大きければ「大吉」を表します。柑橘をいくつも重ねて、吉がずっと続くようにとの願いが込められています。

立涌(たてわく)

水蒸気が立ち上っていく様子を文様にしたもの。水蒸気はどこまでも上がっていくので縁起が良いとされています。桜やタコ(多幸)との組み合わせも見られます。

ふくら雀

冬によく見られる、まるくてふっくらした雀を描いた文様。「福来雀」=福を連れて来る雀とも呼ばれ、とても縁起が良いとされています。

波千鳥

波の上を飛ぶ千鳥を描いた文様。波を世間にたとえ、荒波を一緒に乗り越えるという意味があり、夫婦円満や家内安全をあらわしている文様です。

毎日の暮らしに、伝統文様を取り入れてみましょう。

日本人に昔から愛されてきた伝統文様は、縁起がいいだけでなく、デザイン的にも大変すぐれています。ちょっとした身の回りのアイテムから部屋のインテリアまで、いろいろな使い方のアイデアをご紹介します。

手ぬぐい

手軽に取り入れやすい手ぬぐい。その名の通り手を拭くだけ...ではもったいない!最近はおしゃれな手ぬぐい専門店が増えているので一度覗いてみてはいかがですか?

◎キッチンクロスやランチョンマットに
綿100%で吸収性がいいのでお皿拭きにもぴったり。そのままテーブルに敷けばランチョンマットになります。

◎アートポスター代わりに
気に入った柄の手ぬぐいを額に入れて壁に飾るだけ。額がないときは、壁に直接マスキングテープで貼っても。手ぬぐいは値段が手頃なので、季節に合わせて替えられるように何枚か揃えておくといいですね。

◎ブックカバーに
本の大きさに合わせてたためばブックカバーに。本の内容に合わせてブックカバーを選ぶのも楽しいですよ。

ふろしき

なんでも包めると人気のふろしき。使い方によってはエコバッグになったり、赤ちゃんのだっこひもになったりします。災害時にも活躍するので、非常用持ち出し袋に1枚入れておくと何かと役立ちます。

◎カーテンに
風呂敷のサイズは七寸(約230cm)まであるので、カーテンにだってできちゃいます。つっぱり棒にカーテンクリップをぶら下げて、そこに吊るすと簡単です。つっぱり棒と風呂敷の隙間が気になる場合は、風呂敷の上部を突っ張り棒が通るように折り曲げて縫い付けることをおすすめします。

◎クッションカバーに
縫ったりしなくても、クッションを包むだけでOK。汚れたらすぐ洗えますし、季節や気分によって替えられますよ。

◎ソファーカバーに
大きめサイズのものを、ただソファーにかけるだけ。お部屋の雰囲気が変わるだけでなく、ソファーの汚れを防ぐこともできます。

千代紙

折紙よりしっかりしているので、工夫次第で日用品が作れます。たとえばおもてなしの時などに、箸入れ、箸置き、爪楊枝入れなどを手作りすると素敵です。また、ポチ袋を作っておけば、ちょっとしたお礼を渡したいときなどに便利です。

今回は日本の伝統文様についてご紹介しました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの新エンブレムも、和柄を活かしたものでしたね。

手ぬぐいやふろしきだけでなく、商品ロゴやパッケージなど、私たちの身の回りに意外とたくさんある和柄アイテム。
昔から受け継がれてきた伝統ある柄なので、これからも大切に守っていきたいですね。

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