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住まいの工夫で暑さ対策

梅雨が明ければ、いよいよ夏本番。
「今年は猛暑になりそうです」という気象予報士の言葉を毎年聞いている気もしますが、そろそろ夏の暑さ対策について考えたい時季ですね。

今回は、夏を快適に過ごすための住まいの工夫や、リフォーム術などについてご紹介します。

すぐできる!ちょっとした工夫編

扇風機の2台使い

部屋の中がもわっと暑いときは、扇風機で空気の流れをつくり、熱気を外に逃がしてしまいましょう。
1台は首振りの状態にして上に向け、もう1台は部屋の外に向けます。こうすることにより空気が循環して、熱い空気が外へと出ていきます。

小物やインテリアをブルーに

暖色系、寒色系という言葉があるように、色には暖かさや冷たさを感じさせる効果があります。
冷たさを感じさせる代表色といえば、ブルー。視覚効果で体感温度が最大3度下がるといわれています。また、ブルーには心を鎮める作用もあるとされているため、暑さによるイライラにも効果がありそうです。
部屋全体をブルーでまとめると影響が強すぎるので、小物やカーテン、クッションなどのポイント使いをおすすめします。

テレビやパソコンなどの電源はこまめにオフ

家電製品は電気が通ることで熱を発します。1つ1つが発する熱は小さくても、たくさん使っていたり、ずっと使っていたりすると、まわりの空気まで熱くなってくるので要注意です。
テレビやパソコンはつけっぱなしにしがちですが、こまめに電源を消すことで室温上昇を抑えられ、電気代の節約にもなります。

エアコンの室外機をチェック

エアコンをつけているのに、あまり涼しくない...。そんなとき、ついエアコン本体の汚れ?故障?と思ってしまいがちですが、室外機に原因があることも。エアコンの冷気は室外機でつくられているので、室外機の状況が悪いとエアコンの効きも悪くなってしまうのです。
もしかして、室外機に直射日光が思いっきりあたっていませんか?室外機が熱くなると冷房効率は格段に下がるといわれています。

もし、直射日光をまともに浴びている状態であれば、室外機の四隅に柱を立てて小さな屋根をつけたり、よしずで日を遮ったりするなど、日があたりすぎないようにしてみましょう。日除けグッズはホームセンターなどでも購入できます。
また、室外機の周辺の空気の流れが悪くなると、やはりエアコンの効きが悪くなります。室外機の近くに鉢植えなどを置くのはやめた方がいいようです。

朝、夕に打ち水

昔ながらの涼をとる知恵、打ち水。実は2003年から毎年、伝統的な打ち水の効果を科学的に実証する社会実験「打ち水大作戦」が行われているんですよ。
打ち水をする際はわざわざ水道水をくむのではなく、お風呂の残り湯やエアコンの室外機からでた水など、二次利用水を使うのがお約束だそうです。水をまく時間は、暑さのピークを避けた朝や夕方に、日向よりも日陰で行うと効果的だということです。

ハッカ油を活用

ドラッグストアなどで手軽に購入できるハッカ油は、スーッとした爽快な香りが夏にぴったり。バケツの水に数滴たらし、その水を使って床掃除をすると部屋全体に涼しげな香りが漂います。除菌・消臭効果もあるので、掃除の効果もアップ!
また、水にハッカ油を入れたハッカ水をスプレー容器に入れて部屋にシュシュッとすれば、ルームスプレーに代わりに。体に吹きかければ冷却スプレー代わりになります。ハッカ油には虫除け効果もあるので、アウトドアでも役立ちそうです。

<ハッカ水のつくり方>

消毒用エタノール10~20ml、ハッカ油20滴、水90mlを混ぜるだけ。
エタノールとハッカ油をしっかりと混ぜてから水を加えると、ハッカ油が溶けやすくなります。

効果抜群!リフォーム編

窓のガラスやサッシを交換し、熱気をシャットアウト

部屋を暑くする原因は外の熱気。その熱気は、ほとんど(約70%)窓から入ってきているそうです。
ということは、窓から熱気を入れないようにすれば、部屋も暑くならないということ。今のサッシが単板ガラスであれば、複層ガラスや真空ガラス、遮熱ガラスなどに交換すると、暑さがかなりやわらぎます。
2枚のガラスの間に乾燥した空気を封入し、室外側に特殊な金属膜をコーティングした高断熱型複層ガラスは、特に断熱性能に優れています。夏は外部からの日射熱を室内に入りにくくし、冬は室内の暖房熱を反射して外部に逃さず、暖房効果を高めます。

オーニングで涼やかなベランダを実現

オーニングとは日よけや雨よけのために、外側へ張り出した布製のヒサシのこと。ベランダやバルコニーに設置します。
直射日光があたった窓ガラスの表面温度は40度近くになり、ベランダやウッドデッキは60度近くに達することも。窓の内側からカーテンなどで日よけをしても、窓ガラスやベランダが熱をもてば、その熱はどうしても部屋まで伝わってきてしまいます。
オーニングは窓の外側に取り付けるので、直射日光を大幅に遮ることができます。ロールスクリーン型のオーニングなら、日差しを取り入れたい冬には、くるくると巻いて収納できるので便利です。

※マンションの場合、ベランダやバルコニーは共有スペースとみなされ、取り付けできない場合が多いのでご注意ください。

玄関網戸や欄間ドアで風通しよく

家を涼しくするためには、風通しをよくすることが大切。風通しがいいと体感温度が下がり、同じ気温であっても涼しく感じられます。
夏の熱い空気は対流によって上の方に集まりやすいので、一戸建ての場合は高い位置に欄間や天窓を付けて、1階から2階へと風が抜けていくようにすると涼しくなります。
マンションの場合は、部屋と部屋の間の仕切り壁に室内窓を取り付けたり、上部に開閉可能な欄間が付いた室内ドアを取り付けたり、玄関網戸を付けたりすることをおすすめします。中でも玄関網戸は、玄関からベランダまで風を通すことができるので、涼しさとともに、湿気を追い出しカビを防ぐ効果も期待できます。

今回は、暑~い夏を、快適に過ごすための工夫をご紹介しました。
毎年話題になる熱中症は、屋外よりも屋内で発症するケースの方が多いそうです。自宅で熱中症にならないためにも、室内環境を涼しく保つようにしてくださいね。

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