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最終更新日:2019/05/09(2019/05/09公開)

木造住宅の敵・シロアリ対策

木の家はあたたかみがあって住み心地もいいのですが、シロアリの被害を受けやすいという点がネックといえるかもしれません。築年数が長ければ長いほど被害が心配です。
今回は木造住宅の敵・シロアリ対策について考えたいと思います。

シロアリってどうやって見つけるの?

そもそも、自分の家にシロアリがいるのか、いないのか?どうすればわかるのでしょうか。

通常、シロアリは土の中で生活しています。蚊やハエのように目の前に飛んでくるわけではないので、わかりにくいですよね。だからといって、いきなり業者に検査を頼むのは手間がかかります。そこで、自分でできるシロアリの点検ポイントをお伝えします。

  • 建物の基礎や土台などに土のついた細い道ができている。
  • 木材の割れ目や継ぎ目が不自然に盛り上がっている。
  • 木材にシロアリがかじったような跡がある。
  • 木材をハンマーでたたいてみると空洞音がする。
  • 木材をドライバーでほじると簡単に穴があく。
  • 柱が下がったり、ふすまや雨戸のたてつけが悪くなったりする。
  • 羽アリが飛んでいるのを見かけた。

上記の項目に一つでもあてはまった場合は、シロアリ被害にあう危険性が高いといえます。

シロアリの種類

シロアリは、アリと名前がついていながら実はアリとは食性も生態もまったく違っていて、ゴキブリの仲間に近いそうです。
日本には22種類のシロアリが生息していますが、大半は土壌改良に重要な役割を果たしている益虫で、家屋に被害をおよぼすのは5種類。中でもヤマトシロアリとイエシロアリによる被害が多いといわれています。

  • ヤマトシロアリ
    シロアリ被害の8〜9割はヤマトシロアリによるものだそうです。山や林の朽木、庭や家の土台あたりの湿って腐りかけた木材などでよく見かけます。
    ※羽アリになる時期は4~5月で、昼間に飛びます。
  • イエシロアリ
    屋根裏や床下、土の中などに巣をつくります。そこを拠点に、長い地下道をつくって地下から侵入します。
    ※羽アリになる時期は5~7月で、夜に群れて飛び、電灯などに集まります。

羽アリはみんなシロアリになるの?

家のまわりを羽アリが飛んでいたら、「大変!シロアリ!?」と心配になるかもしてません。でも少し落ちついて羽アリの見た目を観察すると、放っておいていい羽アリなのか、そうじゃないのかがわかります。
見分け方のポイントは3つです。

<ひとまず安心な羽アリ>

  1. 触覚が「く」の字の形をしている
  2. 後ろの羽が前の羽より小さい
  3. 体がくびれている

<対策が必要な羽アリ>

  1. 触覚がじゅず状
  2. 前後の羽の大きさがほとんど同じ
  3. 体にくびれがない

家のまわりに対策が必要な羽アリをが大量発生している場合は、既にシロアリの被害が及んでいる可能性も。専門業者に相談されることをおすすめします。

シロアリ被害にあいやすい家

木造住宅の中でも、特に被害にあいやすい家には特徴があります。あなたの家は大丈夫ですか?ご心配な方はエコリフォームにご相談ください。

● 床下が低い

床下の空間が狭いと風通しが悪くなります。シロアリは風通しの悪い場所を好むため、絶好の棲家になってしまいます。

● 床下の換気口が少ない

シロアリは湿度の高い場所が大好きです。空気の流れをよくするためには1辺あたり2個以上の換気口をつけるのが理想です。

● 押入れがカビくさい

シロアリがカビを好むというわけではなく、カビが発生する場所は湿度が高いため、シロアリが好んで寄ってきます。

● 壁や床、柱などに雨漏りの水が染みている

木材自体が水分を多く含んでいる家はシロアリに狙われやすいといえます。

● 周囲に川や家、井戸などがある

地盤自体に含まれる水分が多いため、床下の地表から上がってくる湿気も多くなってしまいます。

● 家の周辺に廃材や家具などが放置してある

木材が地面に置いてあると、シロアリが土の中から直接木材にたどりつき、徐々に建物の中にまで侵入してくるおそれがあります。

● 木製の柵が使われている

これも同様に、木材と地面が接触しているため、シロアリが家に近づきやすくなります。

● 庭に鉢植えなどをたくさん置いている

鉢植えの下は湿気が高く、空気の流れがあまりないためシロアリにとって快適な場所になります。

● 庭や倉庫などにダンボールを放置している

シロアリの大好物は「死んだ木」です。ダンボールも原材料が樹木のため、シロアリのエサになってしまいます。

シロアリ被害から家を守るには

大切な家をシロアリの被害から守るためには、家や庭をシロアリの好む環境にしないことが大切です。普段から気をつけておきたいポイントをまとめました。

● 基礎の排気口を塞がない

建物の基礎には、床下に空気の流れをつくって湿気がたまらないようにするための通気口があります。通気口のまわりに植物を植えたり、植木鉢やプランターを置いたりすると換気が滞り、シロアリが侵入しやすくなります。

また、基礎に接するように物置などの大きな物を置くのも要注意です。基礎の部分が陰になり、シロアリの大好きな暗くて湿った環境に。物置などは、基礎から少なくとも10~15㎝離して置くことをおすすめします。

● 家の周囲にある不要な木材を処分する

家のまわりに不要な木材を置いておくと、シロアリが寄ってきやすくなります。特に雨が続いた後の木材は湿気を含んでいるため、シロアリはさらに大喜び。非常に厄介です。ダンボールを含め、不要な木材は早めに処分しましょう。

ガーデニング用の枕木やウッドデッキなどは防蟻処理がされているものも多いですが、カットして使う場合は切断面にも防蟻剤を塗ることが必要です。

シロアリはガラスと陶器以外は何でも食べるといわれています。木造住宅ではないから、コンクリート基礎だから、シロアリ被害に無縁というわけにはいきません。

また、リフォーム時に防蟻処理を行っていても、その効果は永久ではありません。定期的に家や庭の点検を行うことをおすすめします。
シロアリ被害が不安になったら、ぜひお気軽にご相談ください。

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