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最終更新日:2020/03/02(2020/03/02公開)

ベッドとマットの基礎知識

「春眠暁を覚えず」という言葉があるほど、春は眠りがとても心地いい季節。そんな眠りのパートナーがベッドです。人生の3分の1から4分の1はその上で過ごしていることを考えると、ベッド選びはおろそかにできませんよね。
今回はベッドの選び方からベッドの歴史や豆知識まで、ベッドにまつわるあれこれをご紹介します。

ベッドのメリット

ベッドで眠るのにはこんなメリットが。布団派のみなさんも、ベッドを試してみたくなるかもしれません。

● 寒くなりにくい

冬の冷たい空気は下の方にたまります。布団で寝るよりもベッドで寝る方が、床から距離があるために寒くなりにくいのです。冷え性の方にはベッドがおすすめです。

● ハウスダストを吸わないですむ

床から30センチくらいのところにはハウスダストが飛んでいます。寝ている間にハウスダストを吸い込むと、アレルギーの原因になることも。ベッドなら高さがあるので心配ありません。

● カビが生えにくい

寒い季節でも寝ている間には汗をかくもの。汗のしみ込んだ布団を放っておくと、カビが生えてしまいます。ベッドは床との間に距離があるので通気性がよく、カビが生えにくくなります。

ベッドフレームの種類と選び方

ベッドフレームはマットレスをのせるベッドの枠のこと。生活スタイルに合わせて選びましょう。

● フロアベッド

構造上安定しているので睡眠に適していますが、ベッドの下にほとんどスペースがないため掃除がしにくく、収納としては使えません。スノコ形状の通気性がよいものをおすすめします。

● 脚付きベッド

フロアベッドに脚が付き、高さがあるフレームです。ベッド下は収納などに活用できますが、出し入れは少し不便です。長期間使用していると、ベッドの脚が軋んでくる場合があります。

● 欧風ベッド(アイアンベッド)

アイアン(鉄)を加工して造られたフレームで、おしゃれなデザインのものが揃っています。ベッドの脚が細めなデザインのものが多く、フロアベッドに比べて安定性に欠けます。

● 引き出し収納付きベッド

ベッド下に収納のための引き出しが付いているタイプ。機能性抜群ですが、引き出しのスペースを確保できるような配置が必要です。通気性が良くないのでこまめに掃除した方がいいでしょう。

● 跳ね上げベッド

ベッドの板を跳ね上げると大きな収納スペースになっていて、大きな荷物も収納できます。引き出し式と違って配置場所を気になくていいのがメリットですが、価格は高めです。

● ロフトベッド

寝床が上の方にあって階段などで上がるタイプのフレームです。ベッドの下に本棚やハンガーラックなどを置いてスペースを有効活用できます。脚が細いものが多く、安定性には欠けます。

● ソファベッド

日中はソファとして使い、夜はベッドになる一台二役の便利アイテム。布団の上げ下ろしが少々面倒なので、メインベッドというより来客用としての使用の方がおすすめです。

● 脚付きマットレス

その名の通りマットレスに脚が付いているもので、フレームと別にマットレスを買う必要がありません。2台のベッドをつなげたスプリットタイプなら、家族全員で寝ることもできます。

● 折りたたみベッド

様々なタイプがありますが、ベッド板にパイプの脚などが付いたものが一般的です。使用しないときは折りたためるので、部屋を広く使えます。安定性はあまりありません。

● 電動ベッド

介護のためだけでなく、好きな角度でくつろぎながら、テレビを見たり読書をしたりと楽しめます。マットレスは電動ベッド対応のものを選びましょう。とても快適ですが高価です。

マットレスの種類と選び方

スプリングタイプや低反発、高反発など、どれがいいのか迷ってしまうマットレス選び。それぞれの特徴をまとめました。

● スプリングタイプ

金属のバネを使ったマットレスで、よく知られているのは下記の2つです。

  • ボンネルコイル
    寝心地は適度に硬く、畳の上に布団を敷いた感覚に近いといわれています。コイル全体がつながっているため、部分的な振動が全体に伝わります。比較的安価です。
  • ポケットコイル
    1つ1つ圧縮して袋に閉じ込めたコイルスプリングが使われています。柔らかな寝心地が好きな方におすすめ。寝返りしても反動が伝わりにくいのでダブルベッドにもぴったりです。

● ノンスプリングタイプ

ウレタンなどを使用したマットレスで、反発力によって特徴が異なります。

  • 高反発マットレス
    反発力が強い素材を使用しているため、体が沈みにくく通気性がよいマットレスです。寝返りを打ちやすいので、腰痛になりやすい方におすすめです。
  • 低反発マットレス
    体をやさしく包み込むような寝心地を感じられるマットレス。寝返りの回数が減るので、短時間睡眠で眠りの質を高めたい方におすすめです。

ベッドの豆知識

● 世界最古、日本最古のベッド

世界最古のベッドは、紀元前3200年のエジプトの壁画に描かれています。記録には残っていませんが、もっと昔から使われていたかもしれませんね。また、日本に現存する最古のベッドは、聖武天皇が使われていたと言われる「御床」で、正倉院に収められています。ヒノキでできた寝台で、上に敷物を敷いて使われたそうです。

● 日本の庶民の寝具

庶民は長い間、土間にゴザやむしろを敷いて寝るなど、粗末な寝具を使っていたようです。江戸時代に綿布団が登場しますが、庶民は和紙の袋に藁屑を詰めた掛け布団を使っていたといいます。一般庶民に綿布団が普及したのは昭和になってから、ベッドが普及し始めたのは1950年代からで、上流階級とは大きな差がありますね。

マットレスやベッドのサイズは、幅は肩幅の約3倍、長さは身長プラス20~25センチが理想的といわれています。使用感、使い勝手などを比べて、自分の体のサイズにぴったりのベッドを探してみてくださいね。

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