冷蔵庫を開ければ必ずといっていいほど入っている卵。朝食に、お弁当に、夕食に、和・洋・中と、どんな料理でも大活躍。今回は、そんな毎日の食卓に欠かせない卵について調べてみました。
もはや国民食？といえるかもしれない、卵かけごはんのアレンジ法もご紹介します。

＜卵にも旬があるんです！＞

春夏秋冬、いつスーパーを訪れてもズラリと並んでいる卵。旬なんてあるの？と思いますが、実はあるそうなんです。それは春！
冬場になると、にわとりは体に栄養を溜め込むために餌をたくさん食べるようになり、栄養を外に逃さないよう卵を産みにくくなります。すると卵がにわとりの体内にいる時間が長くなり、その分栄養が凝縮されて春には黄身にコクのあるおいしい卵になるということです。
ただしこれは有精卵の場合。スーパーで大量に販売されているものは無精卵なので、季節によって味が変化することはあまりないようです。農家の直売所やインターネットなどを利用すれば有精卵も手に入るので、味わってみてはいかがでしょうか。

＜白、赤、水色...いろいろな卵を産むにわとり＞

● レグホーン

白い羽毛に赤いトサカ。「にわとりの絵を描いて」といわれると、みんなが描くのがイタリア生まれのレグホーンです。国内の産卵数の80％がレグホーンの白い殻の卵だということです。

● もみじ

純国産種で殻の赤い卵を産みます。ストレスや病気に強く、年間300個近く産卵するそうです。

● ボリスブラウン

日本で一番飼われている、赤玉を産むにわとり。品種改良によって警戒心が弱くなりとても飼いやすいそうです。

● アローカナ

世界で唯一、水色の殼の卵を産むことで人気を集めています。南米チリの生まれで、現地では「幸せを呼ぶ鶏」といわれているそう。黄身の色は水色ではなく鮮やかなオレンジです。

日本の朝ごはんの定番、卵かけごはん！簡単、おいしい、栄養満点、ということなしの一品ですが、毎日だと飽きるかも...。ということで、アレンジアイデアを集めました。

● 明太マヨ卵かけごはん

どうしたって、おいしいに決まっている組み合わせ。ごはんに卵、明太子、マヨネーズをのせ、黒こしょうをたっぷり振るのがポイントです。