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最終更新日:2021/10/06(2021/10/04公開)

魅惑の床材

魅惑の床材

どんな床材を選ぶかで、
お部屋のイメージがガラリと変わります。
今回は、さまざまな床材についてご紹介します。

お家のリフォームにふさわしい床材はフローリングや畳など、部屋の用途によって様々です。

家族構成や生活スタイル、好みに合わせてぴったりのものを選んでくださいね。

無垢材

丸太から切り出し、自然なままの状態で利用する木材のことを無垢材といいます。

● 無垢材のメリット

  • 調湿性に優れている
    木は常に呼吸していて、湿気が多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保っています。無垢材はこの特有の調湿作用によって、室内の湿度を一定に保ちます。
  • 室温を快適に保つ
    無垢材は繊維の間に空気を含んでいるので、熱伝送率が小さくなっています。このため、一度あたたまると冷えにくく、室内の温度を一定に保つ性質があります。
  • 癒やし効果が期待できる
    色や木目による視覚的な作用、木肌に触れたときの触覚的な作用、樹木が発する芳香成分フィトンチッドによる森林浴効果など、さまざまな面で癒やしを感じることができます。

● 無垢材のデメリット

  • 反りや割れが起こることがある
    優れた調湿度作用の裏返しとして、湿度によって木が縮んだり、膨らんだりします。あるほんのわずかな変化ではありますが、時間が経つうちに、木の多少の反りや割れが起こることがあります。
  • 色ムラがあることも
    同じ種類の木であっても、材料によって木目や年輪が違ってきます。中には色ムラがある材料もありますが、これは無垢材が生きている自然素材だからこそなのです。

● 代表的な木材

パイン(松)

やわらかな質感と独特の木目が特徴です。熱や湿気を吸収しやすいので、パイン材を使用した部屋なら湿気の多い梅雨時や気温が高い真夏も快適。独特の香りにも癒やされます。

無垢フローリング~パイン

カバザクラ

温かな色合いや優しい木目で大人気。見た目のよさだけでなく、耐久性に優れ、肌触りがなめらか、反りなどの狂いが少ないという特徴を持っているので、リビングなどにおすすめです。

無垢フローリング~カバザクラ

ナラ

独特の木目が特徴のナラは、キズがつきにくく、耐久性が高く、強度も高い木材です。洋風、和風どちらにも合います。キズがつきにくいので、玄関などにおすすめです。

無垢フローリング~ナラ

クリ

非常に堅く耐久性があり、水に対しても強い木材。また、防虫効果のあるタンニンを含んでいるため、シロアリ被害を避けることもできます。トイレや洗面所などにもおすすめです。

無垢フローリング~クリ

ケンパス

東南アジアを主な産地とするマメ科の広葉樹で、赤っぽい色をしています。線路の枕木に使われるほど頑丈で、虫がつきにくく、乾燥すると狂いが少ないのが特徴です。

無垢フローリング~ケンパス

カリン

希少価値が高い材料のひとつ。たいへん強く堅い素材で、水やシロアリにも強く、美しい状態を長く保つことができます。高価なので、リビングの一角などに使用するのがおすすめです。

無垢フローリング~カリン

スギ

最大の特徴は軽く、柔らかいこと。衝撃を吸収してくれる足腰にやさしい木材です。また調温・調湿機能が高く断熱性にも優れているため、壁材にもおすすめ。経年により飴色に変化していきます。

無垢フローリング~スギ

ヒノキ

柔らかさと軽さを兼ね備えながらも、住宅の柱や土台に用いられるほどの強度と耐久性を持っています。また、「ヒノキオール」という芳香物質が含まれていて、心身を癒やしてくれます。

無垢フローリング~ヒノキ

弥生時代から親しまれていたといわれる桐。調湿作用、防虫効果、断熱効果に優れ、火にも強い素材です。時間が経つと黒ずんでくるので、研磨が必要になります。

無垢フローリング~桐

ラバーウッド

ラバーウッドとはゴムの木のこと。成長が早く、エコな素材として知られています。加工・着色しやすいので、好きな色を選べます。比較的お手軽な価格も魅力です。

無垢フローリング~ラバーウッド

コルクタイル

地中海沿岸に生育するコルク(樫)の樹皮を板状に圧縮加工した床材のことをコルクタイルといいます。コルクの色を活かした茶色いものだけでなく、白く色をつけたものもあります。

● コルクタイルのメリット

  • 断熱性、保温性に優れている
    コルクには無数の気泡があるため、足触りがソフトで冬はほのかに温かく、夏はさらっとさわやかに感じられます。
  • 耐水性に優れている
    何十年も寝かせるワインの栓にも使われているほど耐水性に優れているので、水まわりのフローリングにもおすすめです。
  • 防音性が高い
    物を落としたときの音やお子様の足音なども軽減することができます。

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● コルクタイルのデメリット

  • 色が褪せやすい
    紫外線が長時間当たると色が抜けて褪せた色になってしまいます。色が褪せても機能性は変わりません。
  • 柔らかいので傷や家具の跡が気になる
    重量のある家具を置いたり、鋭利な金属や角のあるものが当たったりすることによって、跡が残ったり、傷がついたりすることがあります。

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和室に欠かせない床材といえば畳。昔から馴染んできたものなので、ホッとできますね。

● 畳のメリット

  • 調湿作用に優れている
    畳一畳分の自然吸湿能力は約500mlもあります。高温多湿の日本の気候にぴったりです。
  • 断熱効果、防音効果に優れている
    5cmほどの厚さの畳床の中には空気が詰まっています。空気は熱を伝えにくくする、最も優れた断熱材です。また、空気が余計な音を吸収してくれます。
  • 空気清浄効果に優れている
    畳の素材であるイグサは、空気中の有害物質を吸着して浄化します。また、イグサの香りにはリラックス効果もあるそうです。

● 畳の種類

国産イグサ畳

国産のイグサは中国産のイグサと比べて、表皮は丈夫で潰れていません。ふっくらして太いため、特に調湿性に優れています。

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和紙畳

こより状の和紙を丁寧に編み込んでつくられます。イグサ畳に比べ摩擦に対する耐久性が高く、汚れにも強く水拭きもできます。

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琉球畳

縁がなく、縦と横の寸法が等しい正方形の畳。普通のイグサではなく、シチトウという太くて丈夫な植物でつくられます。

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フローリングの床材だけでも「こんなに...?」というほど、多種多様なんです。

長ーい付き合いになる床材ですから、妥協なく、本当に気に入ったものを選びたいですね。

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