TOP > お客様の声 > お客様インタビュー・戸建て > 新宿区・青谷製作所様「自社で耐震補強工事をやってるところに頼みたかったんです」
青谷様がこちらの社屋を耐震補強をしようをお考えになったきっかけは、何だったのでしょうか。
祖父の頃からの建物なので、ずっと以前から何とかしないと、とは思っていたのですが、 大きなきっかけはやっぱり昨年(2011年3月)の地震です。
そこで、エコリフォームにお問合せくださったのは・・・
何十年も経っている建物の工事を手がけている会社さんをインターネットで探していて
エコリフォームさんを見つけました。
もとは工務店さんで、実際に工事までやっているので声をかけることにしました。
僕は、下請けに工事を投げる、いわゆる「仲介業者」には絶対に頼みたくなくて、
実際に自社で工事をやってるとこに頼みたかったんです。
私達のやるような工事は明瞭会計というのが難しいため、 ホームページにも値段は書いていませんし、実際に拝見しなければ 費用を出すことはできませんでしたが、ご不安ではありませんでしたか?
そこはやっぱりケースバイケースですし、一概には言えないというのもありますから
仕方ないと思いました。
でも見積もりは一応、大工の友達がいるので、見てもらいましたよ。
これだけの見積もりで出てきたけど、どう?って。
そしたら「そんなもんだと思うよ」という事でした。
でも値段というより、信頼ですね、やっぱり。 実際に来てもらって、現場の視点で建物をちゃんと検証しているのがわかったし、話をしていて信頼できたので、ここならいいやと思って決めました。ボッタくろうと思ってる人って、わかりますからね。
ありがとうございます。 耐震工事は特に「やりました!」というのがわかりづらいものです。 ですから信頼いただけるというのは本当にありがたいことです。
それはもう、全然OKでした。
うちは製造業で納期がありますので、
工事をすることで仕事の手を止めることなく、耐震補強をしたかったんです。
そこを考慮して、仕事が一切止まらないように工事してもらいました。
土日中心でやってくれて。
休み明けてきたら出入り口のフレームみたいな補強ができていてみんなでビックリしましたよ。
ですから、全く不満は無かったです。本当にですね、気づいたら終わっていたっていう感じです。
耐震リフォームや耐震補強については、人によって言うことが違うので、不透明になってしまうんですよね。過剰に不安をあおったり、かといえば、大げざに安全を強調したり。
でも、私どもは必ず、ありのままをお伝えすることにしています。
こちらの耐震補強の場合は、スケルトン状態にしないままで行うため、前面の補強を重点的に行いました。
部分的に耐震補強を行う場合、スケルトンにする耐震補強ほどに強度を上げることはやはり難しいので、「何があっても逃げられるようにする」ことに重点を置いた補強と言えます。
自然災害は予測できませんけど、それでも緊急避難することが出来て、命は助かるようにしておく、それは最も大事なことなんです。
塩谷さん最初からずっと言っていますもんね。自分も今の状態で絶対に大丈夫とは思っていないです。
変な意味じゃないですよ(笑)もう築60年ですしね。
ありがとうございます。 状況をありのままに話した上で、対策を行うのが業者のモラルだと思っています。
そうですね。わかりますよ。
僕らが提供しているのも技術ですし、お客さんにはそこにお金を払ってもらうわけだから、
プライドを持ってやらないとね。
そこを評価してくれるお客さんと仕事をさせていただけけて幸せです! この度はありがとうございました。
あなたがお持ちの大切なキーホルダーや記念コインも、 もしかしたら、こちらの青谷製作所様で製造されたものかもしれませんよ!?
最近は、創業60年以上という経験で積まれた高い技術を武器に、 企業からの数万個単位のご注文だけではなく個人のお客様からの数個単位の注文も受け付けていらっしゃいます。
そういった少数の製品は、お客様のこだわりの詰まったオリジナリティーが高いものとなりますので、皆さんとってもお喜びになるそうですよ。
うちの仕事は、金属に模様を出すことです。
模様といっても様々なものがあります。
会社ロゴであったり、精密なイラストであったり・・・
様々なタイプの絵を元に型を作るには、それぞれの金属の属性を理解し、
適切な製造過程を経なけれなばりません。経験と知識が必要です。
絵を精密にしても、金属が合わないとうまくいかなかったりするんです。
■青谷社長より
こだわっているのは、原型を造るのにフリクションプレスを使っていることです。
うちのフリクションプレスは昭和20年から現役の機械です。
もっと高度で簡単に扱える機械でハイスピードでできるものも今はありますけど、
今は少量多品種のものが求められるので、小回りが効くこの機械が最適なんです。
とはいえ、この機械は使う側(職人さん)の熟練度が必要なので簡単には扱えるものでは
ありません。
この機械を扱えるようになるには、かなりの修行が必要です。
結局うちは、機械より人(の技術)に投資しているということなんですよね!
■青谷社長より
これからの日本の製造業は、大手企業からもらう仕事ばかりでは生きていけません。
厳しい時代ではありますけど、自分達は「これなんだ!」というものを持つ事で、
差別化が出来ると思っています。
日本人はもの造りに向いていると思うので、強くなっていけるはずなんです。
そういったプロフェッショナルな者同士で繋がりをもってやっていければいいですね。
世の中そうでない人の方が多いけど、でも、自分の範囲を決めていて、
しっかり保っていれば、そういう人が残るのだと思います。
エコリフォームさんも「自分たちはこれです」というものがハッキリあるじゃないですか。(ありがとうございます!)
儲かればいいわけではなく、自分の仕事に誇りを持っている人たち、そういう人って幸せだなと思います。
そんな人たちと横の繋がりを持って、いい影響し合いながら共存していきたいですね。
そうやって小さな製造業があちこちで小さな爆発を沢山起こせば、全体の底上げになると思っています。