「寝室にはやっぱりウォークインクローゼットが欲しい!」
ウォークインクローゼットは間取りのご相談で、とても人気のある収納です。
でも実は…
ウォークイン=使いやすい、とは限りません。
今日はその理由をお話しします。
ウォークインクローゼットの落とし穴
ウォークインクローゼットは人が中に入って歩ける広さのある収納の事を言います。
でも、人はスペースがあると、つい物を置いてしまう生き物です。
- とりあえず置いた段ボール
- 使っていない家電
- シーズンオフの布団
- 紙袋やストック用品
最初はスッキリしていたはずなのに…
気がつけば床にモノが増え、
“ウォークインできないウォークインクローゼット”に。
そしてだんだん奥に行くのが面倒になり、奥に何が置いてあるのかも忘れ、物は滞りもはや手前しか使っていない状態に。
いつの間にか“開かずの間”になってしまうことも。

ウォークインクローゼットの落とし穴~場所の問題~
ウォークインクローゼットは、
間取り上「部屋の奥」や「寝室のさらに奥」に配置されることが多いです。
つまり――
実際に使う場所から“少し遠い”ことが多い。
人は面倒な動線には、なかなか勝てません。
- 今日は疲れたから、とりあえず椅子に掛ける
- 明日しまおうとベッド横に置く
- 配達されたストック品を、今は忙しいからと言って床置く
そして気づけば、
収納はあるのに部屋が散らかる…という状態に。
散らからない収納の鉄則
収納は、
「広いこと」よりも
「近いこと」と「取り出しやすさ」が大事。
- 脱ぐ場所のすぐ横
- 使う部屋の中
- 動線上にある収納
これができていると、
人は自然とそこに戻します。
収納は“意思の強さ”や“性格”ではなく、
仕組みと収納場所の近さが大事!!
ウォークインが悪いわけではありません。
でも、
✔ 広い
✔ 奥まっている
✔ 歩ける余白がある
✔遠い
この条件が揃うと、
「便利なはずの収納」が「物置部屋」になりやすいのです。
実は効率が良いのは「横並び収納」
私が個人的におすすめしているのは、
横一列に並んだクローゼット収納です。

引き戸を開けると、
✔ 全体が一目で見える
✔ 奥行きが浅いから物が埋もれない
✔ 床に物を置きにくい
つまり、
「歩くスペース」がない分、モノを置く余白もない。
これが実は、散らからない最大のポイントなんです。
そして、この横並び収納は、省スペースで狭小住宅にもおすすめな収納!
収納は「広さ」より「見渡せること」
収納は広ければ良いわけではありません。
大切なのは、
- 何があるかすぐ分かる
- 出し入れがラク
- 奥に追いやられない
ウォークインは憧れます。広くてお店のようなウォークインだったら毎日テンションが上がるのにな~と思ったりもします。だけど、日々のちょい置きが結局「使いづらい収納」となってしまうことも。
まとめ
✔ 人はスペースがあると物を置く
✔ ウォークインは床置きの温床になりやすい
✔ 横並び収納は“見える化”できて効率的
収納計画で大切なのは、
「どれだけ入るか」ではなく
「ちゃんと戻せるか」
ぜひ一度、
“自分たちの暮らし方”に合っているかを考えてみてくださいね。

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