1216サイズのお風呂って小さいの?

新築したり、リフォームするときによく聞くお風呂のサイズの1616とか1216ってなんのこと?

これはお風呂の内側の幅と奥行きの寸法の事をいいます。

1616は縦も横も160㎝×160㎝ということ

1216は120㎝×160㎝の広さのお風呂ということです。

その他にも1314とか1620や1418などがあります。

ユニットバスのカタログを見ると、最初の方に出てくるのは1620位の大きさの浴室。私たちがリフォームをさせて頂く東京都内は、狭小住宅と言われるお家が沢山あります。その中で、ご提案させていただくことが多いのが1216サイズのユニットバスです。

1216サイズって、ちょっと小さい気がすると思っている方は多いのではないのでしょうか。

狭いと感じるかは人それぞれです!

1216サイズじゃない方が良い方

・浴槽に足をのばして入りたい方

・お子さん何人かと一緒に入る方

・入浴の介助が必要な方と一緒に暮らしている方

・浴室の扉は、折れ戸ではなくドアタイプが良いという方

・半身浴タイプの浴槽を選びたい方

足を延ばして入りたいという方は1616サイズ以上がおすすめ。

▼1616サイズのユニットバス

あと、お子さん何人かと一緒にゆっくり入りたいという方にも1216は小さいと感じるかと思います。

入浴介助が必要な方とお暮しのご家族は、浴槽というよりも洗い場を確保したいのでできり限り大きいお風呂がベストです。

また、扉は折れ戸ではなくドアタイプが良いという方。お風呂の扉は洗い場側に開く扉が殆どですので、1216サイズの浴室ですとでは出入りの際に洗い場に誰かがいると扉が開けられず、ちょっと不便です。

半身浴タイプの浴槽(腰掛タイプ)を選びたい方は1216サイズの浴室だと選べないことの方が多いので注意してください。

1216サイズで十分の方

・お風呂にこだわりのない方

・長湯はせず、体の汚れが落とせればよい方

・お風呂ではなくその他にスペースを使いたい方

長湯はせず、体の汚れが落とせればそれでいいという方には、1216で十分!

むしろ1216サイズでも大きいかもしれません、湯舟につかる習慣のない方は思い切ってシャワールームにするのもお勧めです。浴槽の掃除がない、その他にスペースが使える、洗い場を広くできるなどのメリットがありますよ。

▼シャワールーム

話はずれましたが、

私の家は1216サイズですが、全く問題ありません。

どちらかというと、お風呂はゆっくり入りたいタイプですが、そこに広さや設備の充実などは必要なく、ただ単にゆっくり体をお湯に沈めて温まりたいというだけなので、1216サイズで問題ないのです。息子と一緒に入っても、パパっと洗ったらすぐに出る長湯しないタイプなので1216サイズで十分!

▼1216サイズのユニットバス

1216サイズにした他の理由として、できれば浴室は最低限の広さにして、脱衣スペースを広く取りたかったからです。

そうする事によって、洗面台+カウンターを取り付けることができました。

お風呂に入る時、パジャマや肌着など、お風呂から上がった時に着る服の置場に困ることはありませんか?床に置くのもなんだし、洗面台に置くと濡れてしまう。かといって洗濯機の上というのも・・・

そこで洗面台を造作にし、カウンターを広く作りました。このカウンターが結構便利!

それにバスタオルや、子供の肌着や着替え、洗剤のストック、掃除用具を洗面室に置いているので、収納が必要でしたので、浴室を小さくした分、収納に回しました。

▼洗面台+カウンター

まとめ

浴室も洗面室も広くとれる広いお家の方は、良いのですが狭小地となると、お風呂を広く取りたいのかそれとも洗面室を広くされたいのか、どちらかになってしまいます。

ショールームに行くとどうしても1216サイズは小さく見えてしまうものです。

その時は、今のライフスタイルを考えてみて下さい。

お風呂はゆっり入りたい。着替えも寝室に置いてあるし、洗面室に収納はいらないという方は、お風呂を広めに。

お風呂にそれほどこだわりがない、家族の肌着やタオルや洗剤は洗面室に置いておきたい方は洗面室を広めに!

広いお風呂が良い!というご主人。片づけが楽の方が良いから収納を優先にしたいという奥様。ご家族で意見が異なった場合は、よくよく話し合ってくださいね。

また、いくらお風呂を大きくしたいといっても、マンションなどは規制が多く、できない場合が多いので注意が必要です。

規制というのは、配管やパイプシャフトがあり、物理的に不可能な場合と、管理規約等で水回りの移動やサイズ変更不可と決められている場合もあるので、マンションにお住まいの方は一度ご確認下さい。

お風呂のサイズ変更というのは、大規模なリフォームの時にしかできない事です。後悔しないよう納得して広さや設備を選びたいですね。

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