〜昔と今で違う、換気扇のしくみ〜
「レンジフードにはフィルターを付けるもの!」
そう思っている方、実はとても多いです。
少し前までは、“あとから貼る不織布フィルター”を付けるのが当たり前の時代もありました。
でも最近のレンジフードを見ると…
“市販フィルターは使用しないでください”
と書かれていることが増えています。
「えっ!?なんで?」
「汚れるからフィルター付けた方が良さそうなのに…」
今回は、そんな“昔のレンジフード”と“今のレンジフード”の違いについて、わかりやすく解説します!
昔のレンジフードは「フィルター前提」だった
昔の換気扇は、金属の網のようなフィルターがついているタイプが主流でした。
油煙(ゆえん)を吸い込むと、まずこのフィルター部分で油をキャッチする仕組み。
ただ…
- フィルターがベタベタになる
- すぐ目詰まりする
- 掃除が大変
- 奥のファンまで油が入りやすい
というデメリットもありました。
そこで登場したのが、
ホームセンターなどで売っている“貼るタイプの不織布フィルター”。
汚れたら交換するだけなので、とても便利だったんです。
今のレンジフードは「整流板」が主役!
最近のレンジフードは、昔と構造がかなり変わっています。
その代表的なものが…
「整流板(せいりゅうばん)」
です!
整流板ってなに?
レンジフードの下についている、平らな板のこと。
「ただのカバー?」と思われがちですが、
実はこれ、とても重要な役割があります。
整流板があることで、
空気の流れをコントロールし、
油煙を効率よく吸い込める!
ようになっているんです。
簡単に言うと、
「吸う力を集中させる板」
みたいなイメージ。
昔の換気扇より、少ない風量でもしっかり煙を吸いやすくなっています。

なぜ市販フィルターを付けちゃダメなの?
ここが大事なポイント!
最近のレンジフードは、
- 吸い込み口
- 空気の流れ
- モーター負荷
まで計算して設計されています。
そこに市販フィルターを貼ってしまうと…
空気が通りにくくなり、
換気効率が落ちることがあるんです。
さらに、
- 吸い込みが悪くなる
- 音が大きくなる
- モーターに負担がかかる
- エラー表示が出る
- 故障の原因になる
ことも。
特に最近の“スリム型レンジフード”は、
繊細に設計されているものが多いため、
「フィルター禁止」
としているメーカーが増えています。
「じゃあ油汚れどうするの?」
そう思いますよね。
でも最近のレンジフードは、そもそも
“内部に油が入りにくい構造”
になっています。
例えば、
- 油を遠心力で分離する
- オイルトレーに集める
- ファンを汚れにくくする
- 撥油(はつゆ)コーティング
など、かなり進化しています。
昔のように、
「全部ベタベタ!」になりにくいんです。
とはいえ、絶対掃除不要ではない!
もちろん、お掃除ゼロではありません。
ただ、
- 整流板をサッと拭く
- オイルトレーを洗う
- 数ヶ月に一度ファン掃除
くらいで済むものも増えています。
また、そのオイルトレーやファンも食洗器で丸洗いできるタイプもあり
昔の“ギトギト格闘型換気扇”に比べると、かなりラクです!
まとめ
昔のレンジフードは
→ フィルターで油を止める構造
今のレンジフードは
→ 空気の流れを計算した「整流板タイプ」が主流
そのため、昔は便利だった“貼るフィルター”も、
今の機種では逆効果になることがあります。
まずは、ご自宅のレンジフードの説明書をチェック!
「フィルター使用禁止」と書かれていたら、付けない方が安心です◎
キッチン設備は、見た目だけでなく、
中の仕組みもどんどん進化しています。だんだん不具合が出てきたな~と思ったら交換時期かもしれません。


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