
エアコンの2027年問題ってご存じですか??
5月に入り、25℃を超える夏日が出始め、そろそろエアコンが必要な時期になってきましたが、みなさん、『エアコンの2027年問題』というワードニュース等で耳にしたことはありませんか。
え?2027年に今使っているエアコン使えなくなるの?💦
安い価格帯のエアコン製造中止?!
今使っているエアコンが修理できなくなるの?
などなど
不安にさせるワードが沢山出てきますが、不安になる前にエアコンの2027年問題とは何かをきちんと知る事で、不安に思わなくても良くなります!またこういった変化のある時に、その不安な気持ちをあおるかのように詐欺も横行しがちですので、騙されないよう今回は、その「2027年問題」の正体を分かりやすく解説します。
きちんと理解して、騙されないようにしましょう。
■ そもそも「2027年問題」って何?
化石燃料資源の乏しい日本では、エネルギ消費効率を上げて、出来るだけエネルギーを使わない家電にしましょうという方針のもと、世界でもトップレベルの省エネを達成してきていますが、2027年からエアコンが新たな省エネ基準に変わり、今までより厳しい性能が求められるようになります。
今販売されている、安価な価格帯のエアコンはこの省エネ基準を満たさなので、より高性能なエアコンに変わっていく事となります。
現在購入されている主力商品はシンプルモデル(最安~スタンダードクラス)が80%ほど、残りの20%がミドル・ハイグレードクラスと言われています。
2027年以降、新たなエアコンの省エネ基準を満たすエアコンは、この20%のミドル・ハイグレードクラスのエアコンとなる為、のこりの80%のシンプルモデルのエアコンは新基準を満たせなくなってしまいます。
それが今騒がれている2027年問題です。
■ じゃあ何が起きるの?
2027年に向けて起こる可能性があるのはこんな変化👇
エアコン本体の価格上昇
新しい環境対応型へ移行するため、
製造コストが上がり、本体価格が上がる可能性があります。
シンプルモデル(最安~スタンダードクラス)のエアコンに比べて、ミドルクラス、ハイグレードクラスのエアコンは本体価格が2倍以上になる事もあります。その為、エアコン購入時の本体価格が上がってしまうことはさけられないでしょう。
また、シンプルモデルの流通量が減る事で、需要と供給のバランスが崩れ、駆け込み需要が増え、今あるシンプルモデルの価格も上昇する恐れがあります。
■ 今使っているエアコンはどうなる?
ここ、いちばん気になるところですよね。
安心してください。
今使っているエアコンが突然使えなくなることはありません。
2027年4月以降に新しくエアコンを購入する場合、新しい省エネ基準を満たしたエアコンになるだけで、今お使いのエアコンが2027年4月の基準を満たしていなくても、使えなくなるわけではありません。
もし、『エアコンの2027年問題で、ご自宅のエアコンが使えなくなります。早めに買替を!』などと言ってくる業者がいたら、それは『嘘!!』です。騙されないようご注意下さい。
ただし、
- 製造から10年以上経っている
- 効きが悪くなってきた
- 修理歴がある
こんな場合は、
買い替えを検討するタイミングに近づいているかもしれません。
■低価格帯のエアコンは購入できなくなるの?
経済産業省は、新たな基準も❝メーカーが年度ごとに出荷する製品全体で基準値を満たすこと❞としているので、製造販売を禁止しているわけではないようです。
あくまでも、高省エネ基準と省エネ基準の低い標品の平均で評価をするということなので、出荷量は減るとは思いますが、製造禁止とは言っていません。
また、今製造しているスタンダードクラスのエアコンは2027年以降でも販売は可能なので、在庫がある限り購入できます。
ただ、買い占めや駆け込み需要で、スタンダードクラスのエアコンが手に入りにくくなることは考えられます。
■今使っているエアコンの修理ができなくなるのって本当?!
今お使いのエアコンが万が一壊れてしまっても2027年以降、基準を満たしていないエアコンだからといって修理ができないわけではありません。
メーカーでは部品等の保有期間を10年と設定しているので、その期間であれば修理ができる可能性があります。
ただ、もう10年以上使っている場合、この2027年問題とは関係なく、部品の保有期間を過ぎていると修理が出来ない事も多いので、その場合は買替を検討した方がよいでしょう。
また、10年も過ぎていなくても10年近く使用していて、なんとなく不具合が出てき始めたという場合も、修理より買替の方が、長い目で見るとお得な事があります。
■ 今のうちにやっておきたいこと
2027年を前に、こんな行動がおすすめです👇
✔ 10年以上使っているなら早めの検討
壊れてからだと、選択肢が限られたり費用が高くなる可能性も。
✔ 繁忙期(夏・冬)を避ける
工事が混み合う時期は、
設置までに時間がかかる&費用が上がりやすいです。
本格的に暑くなる前に検討下さい。
と言っている今(5月)ももう暑くなってきているので、もし今エアコンの調子が悪い、買い替えを考えているなら、2027年問題に関係なく、エアコンの取付業者も繁忙期はなかなか日程を抑える事が大変になってきてしまうので、早めに動いた方が吉◎です!
✔ 省エネモデルのチェック
2027年問題があるからと言って慌てる必要はありません。
確かに本体価格は上がってしまい、購入時の金額は高くなりますが、省エネ基準が高いエアコンなので、長い目でみると電気代が節約できるというメリットもあります。
早く買わないと、無くなってしまう。高くなってしまうと慌てると、変な業者につかまってしまう事もありますので、あくまでも冷静に!!
✔ 5年以下のエアコンはメンテナンスを
今お使いのエアコンが5年以下であれば、そのまま様子見でよいでしょう。
ただ、長く快適に使う為に、日ごろもメンテナンスをお忘れなく!(フィルター掃除やクリーニング等)
■ まとめ
「エアコンの2027年問題」は、
- 使えなくなるわけではない
- でも“環境規制による変化”は確実に来る
というのが正しい理解です。
だからこそ大切なのは、
焦らず、でも先を見越して準備しておくこと。
変化が起こる年は、どうしても不安定な時期があります。その時に、騙されないよう、きちんと知って、計画的に検討できるように準備を進めてください。


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