TOP > リフォームお役立ち情報 > エコリフォーム・ニュースレター > 「エココロ通信」2023年1月号

最終更新日:2023/03/03(2023/01/05公開)

「エココロ通信」2023年1月号

人にやさしい住宅情報誌 エココロ通信

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 頭皮のマッサージ

塩谷 理枝

ずいぶん前のことですが、全身のマッサージをしてもらっている時に、「頭がだいぶこってますねぇ」と言われたことがあります。その時は、「頭ってこるものなの?」と思いましたが、最近、その意味がよくわかるようになってきました。頭が重いように感じたり、肩がこるのも、頭がこっているせいかなと思います。そしてなんだか抜け毛も多くなってきたし、このへんで何か対策をしようと思い、始めたのが「頭皮マッサージ」です。

1日1回、両手の指の腹と手のひらを使って、頭全体を揉みほぐします。マッサージと言っても、たった1,2分ほどですが、これがめちゃめちゃ気持ちがいいのです。頭皮マッサージをしているうちに柔らかくなってきたようで、頭皮が良く動くようになりました。サロンでもヘッドマッサージやヘッドスパが人気だそうですが、自分の手で頭皮をマッサージするだけでも十分気持ちがいいですよ。頭皮マッサージをしていると、頭や顔がだんだんポカポカしてきて、血行が良くなっていることを実感できます。

頭皮マッサージで血行が良くなると、髪の毛やお顔のアンチエイジングにもなるそうです。肩こりや眼精疲労にも効果があるといいます。これはやらない手はないですよ!

頭皮マッサージは自分の手でもできますが、マッサージ用のグッズもいろいろあるようです。100円ショップで売っているものから、手動のものや電動のもの、ヘルメットのようにかぶるものまで、様々です。お手軽なグッズを買って、主人にも試してみようと思います。

いつでもハシを 長崎の旅

経理担当 権守 久美子

全国旅行支援を利用して、長崎に行ってきました。長崎は高校生の時に修学旅行で訪れたことがありますが、もう一度じっくりと見て回りたいと思っていた場所です。念願かなって、友人と2泊3日で出かけました。

初日は花とイルミネーションを楽しみにハウステンボスへ。ちょうどクリスマスの時期だったこともあり、どこもかしこも花と光で華やかに飾られていて、想像していたよりもさらに綺麗でした。ずっとテンションが上がったまま、ハウステンボスのホテルに宿泊しました。

翌日は長崎市内に移動して、軍艦島ツアーに参加しました。軍艦島は海底炭坑の小さな島で、最盛期には5000人以上が暮らしていたそうですが、炭坑が閉山してからは無人島になっています。実際に自分の目で見る軍艦島は衝撃的でした。本当に小さな島に、学校や百貨店や病院、マンション、娯楽施設が建ち並んでいますが、今はすっかりと廃墟になり、朽ち果てたコンクリートだけの不気味な姿で残っています。ここで大勢の人が命がけで炭鉱の仕事に就き、ひしめき合うように暮らしていたのです。子供たちの賑やかな笑い声が島に響き、活気にあふれた日常があったのだと思うと、とても不思議な気持ちになりました。

最終日はグラバー園や大浦天主堂、出島を巡って、中華街でちゃんぽんを食べ歩きました。ちゃんぽん以外にも、佐世保バーガーにトルコライス、お刺身など、長崎の美味しいものもたっぷり堪能しました。

長崎は古来から諸外国との交流が盛んで、悲惨な原爆投下などの歴史を乗り越えて生まれた独自の文化が色濃く根付いています。日本なのに異国にいるような、不思議で魅力的なところでした。

身になるはなし 特別展「毒」

Web担当 柴田 江身子

国立科学博物館初だという「毒」をテーマにした展覧会に行きました。会場はけっこう混み合っていて、みんな毒大好きだな!と思いました。

簡単に言えば、人体に害を与える物質が「毒」です。植物と昆虫から始まって、爬虫類や両生類、魚類に菌類、鉱物まで、展示してあるものはみーんな毒。世界は毒だらけです。全部集めたら何人死んでしまうのかってくらいの毒が集められていました。とは言え、模型やレプリカも多いので安心してください。

「毒と進化」のコーナーでは、毒を持っている生物は理由があってそのように進化してきたことが解説されていました。私はここが一番面白かったです。コアラは毒があるユーカリの葉っぱを食べられるように進化したんだそうですよ。

最後は、人間が毒を利用してきた歴史や、人間が生み出している毒に関する展示でした。お酒も毒として展示されていて、酒は百薬の長などと言うものの、私も飲みすぎないように気をつけようと思いました。2月19日まで開催しているので、ぜひ皆様もお出かけください。

特別展「毒」<https://www.dokuten.jp/

徒然なるママのコラム 東京文化会館の星空

Web担当 西澤 美輪

先日、上野の東京文化会館で行われたコンサートへ行ってきました。東京文化会館は建築家の前川國男が設計した建物です。前川國男は近代建築の父と称される巨匠ル・コルビュジエの日本人初の弟子で、戦後日本の近代建築に大きく貢献しました。東京文化会館ができたのは1961年ですが、60年以上経っているとは思えないほど綺麗にメンテナンスされています。

ロビーの天井は天の川をイメージしているそうで、成層圏ブルーと呼ばれる濃紺の天井に、ランダムに散りばめられた照明が星空のように見えます。コンサートは夜に開催されることが多いので、この天井が外の暗さに映えて、とってもいい雰囲気なんですよ。コンサートに行って天井を見上げることはあまりないと思いますが、東京文化会館を訪れる機会があったら、ぜひ天井にも注目してみてください。

ちなみに、東京文化会館の向かいに建つ国立西洋美術館はコルビュジエが設計したもので、世界中に残されているコルビュジエの作品の中でも、弟子の作品と並んで建っているのはここだけだそうです。

生活にひとさじ、手仕事を 調神社に行ってきました

コーディネーター 上田 理沙

氏神様の調神社に家族で行ってきました。調(つき)の名が月(つき)に通じることから、月神の使いである兎が守り神になっています。狛犬ではなく狛兎がいたり、手水舎や灯籠、池の中、社殿の彫刻にも兎を見つけることができます。

どのくらいの兎がいるのか数えてみましたが、たくさんあって数えきれませんでした。ネットでも調べてみると、同じように兎の数を数えている方がいたものの、神主さんも知らないようでした。境内には、樹齢数百年のイチョウやケヤキ、ムクの木などの鎮守の森があります。行ったのは12月上旬でしたが、モミジやイチョウの紅葉が綺麗でした。

1733年に造営された調神社旧本殿は、さいたま市の指定文化財で、ガラス張りの覆屋の外から自由に見学できます。2017年に復原されたそうで、小さいながらも鮮やかな旧本殿は、細やかな細工と色彩が施され、兎も彫られていて見応えがありました。2023年の干支は兎ということもあり、賑わいそうですね。干支にちなんでお参りしてみてはいかがでしょうか。