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最終更新日:2023/03/03(2023/02/14公開)

「エココロ通信」2023年2月号

人にやさしい住宅情報誌 エココロ通信

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために リフォームと不動産

塩谷 理枝

エコリフォームが工務店からリフォーム会社となって、もうすぐ20年が経とうとしている中、令和2年に不動産業の登録を行い、建築業と併せて不動産業者となりました。「なぜ、不動産業を?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。その理由は、ここ数年、お客様からの不動産に関するご相談が、とても多くなったことにあります。

以前リフォームをされた方の中にも、世代交代の時期を迎えているお宅が増えてきたようで、「亡くなった両親の家をどうしたらいいか」「住む人がいなくなった家を賃貸住宅にできないか」などというご相談をいただいています。新たにご相談に来られたお客様にも、「古い家に費用をかけてリフォームするのと、売るのとどちらが良いか」「自宅が建っている借地を買い取れないか」「土地が狭くて新築できないので、もっと広い土地に買い換えられないか」など、不動産に関するご相談をいただいています。

建築業者としての視点だけではなく、不動産業者としてもアドバイスできたら良いのに…と常々思っていたのです。「リフォームをする!」と決めている方は良いのですが、どうしようか迷われている方には、不動産の売買や賃貸を含めたご提案ができたら、よりお役に立てると思います。

また、古い建物を壊してしまうのではなく、蘇らせるという選択肢もあっていいと思っています。不動産業者では難しいですが、私たちなら古い建物の再生はお手の物です。直せば使える建物を買い取って再生し、再度販売することもできるのです。

建設業と不動産業は、同じ住まいを扱う業種ですが、考え方は違います。双方の良さを活かしながら、「私たちは人を尊び、安全で安心できる安らぎのある住空間を創造します」というエコリフォームの理念を肝に銘じて、新たな方向へ成長していきたいと思います。これからも、住まいに関することなら何でもお気軽にご相談ください。

身になるはなし 『RRR』に首ったけ

Web担当 柴田 江身子

若い頃はけっこう映画マニアで、毎週のように映画館へ出かけていたんですが、最近はとんとご無沙汰でした。そんなある日、ネット界隈でインド映画が話題になっているのを耳にしました。

インド映画と言えば、『ムトゥ 踊るマハラジャ』が有名ですが、日本公開の時はもちろん私も観に行きました。ついこの間のように思いますが、もう25年も前なんですね。その『ムトゥ』の歴代最高の興行収入を超えて大ヒット中なのが、今めちゃくちゃ話題のインド映画『RRR(アールアールアール)』なのです!!と、前置きが長くなりましたが、ここからはみなさんに『RRR』をおすすめしたくてたまらないだけの話です。

『RRR』の舞台は1920年、英国植民地時代のインドです。ここで男2人の熱い友情と数奇な運命のバトルが繰り広げられるんですが、まずこの主人公2人がどちらもとんでもなくカッコいい。老若男女イチコロです。ちなみに私はラーマ派です。

「インド映画ってどうせすぐ歌って踊るだけの映画でしょ?」と思っている方も多いでしょうが、『RRR』は無駄に踊りません。踊るのはダンスバトルのシーンで、またこのダンスがめちゃくちゃ素敵!ダンスシーンの劇中歌「NAATU NAATU(ナートゥ ナートゥ)」は、ゴールデングローブ賞のオリジナル歌曲賞をもらったそうです。ファンからすれば受賞は当然であります。映画を観てると踊りたくなるけど、高速ダンスなので無理かなー。

さらに、バトルシーンもたまりません。火と水のバトル、肩車のバトル、バイクと馬のバトル、と思い出すだけで大興奮ですが、観てない人にはわかりませんよね。すいません。

とにかくぜひ今すぐ映画へ出かけてください。上映時間は3時間ありますが、盛りだくさんの濃い内容なのであっという間に感じます。ハリウッドだったら3部作にするボリュームです。私は2回観ましたが3回目も観たいです。ラージャマウリ監督最高!素晴らしい作品をありがとう!!

RRR<https://rrr-movie.jp/

いつでもハシを 今年のお正月

経理担当 権守 久美子

今年のお正月は家族が揃わず、残念ながら私一人で元日を過ごしました。娘を仕事に送り出した後、まだ日の出前だったので、「初日の出を見れるチャンス!」と思い、マンションの最上階に上がりました。薄暗い空がだんだんと曙色に染まってきて、ゆっくりと顔を出し始めた真っ赤な太陽は、とても綺麗で幻想的で、とても清々しく気持ちの良い新年のスタートとなりました。

せっかく早起きをしたので、その後、亀戸天神まで歩いて初詣に行きました。娘が高校生の時に巫女のアルバイトをしていたご縁で、毎年家族で亀戸天神に行き、馴染みのおじさんから「幸福之打ち出の小槌」を買うのが恒例になっています。小さな小槌の中には小さな縁起物がたくさん入っています。おじさんが威勢良く、縁起物を一つ一つ説明しながら詰めてくれるのも楽しみです。その中身は、6つのひょうたん(無病息災)、恵比須様(金運)、大黒様(福徳)、カエル(無事帰る)、サイコロ(目が出る)、ダルマ(七転び八起き)です。今年は一人だったので、りんご飴やベビーカステラは買わず、干支の置物を買いました。おみくじは「大吉」でした。今年はきっと良い一年になる予感がします!

徒然なるママのコラム 母の家を訪ねて300里

Web担当 西澤 美輪

先日、家族で山口市に行ってきました。20年ほど前、山口市に母の生家が移築されたので、いつか行ってみたいと思っていたのです。

母の生家は新潟県糸魚川市の山の中にあった築300年くらいの古民家です。冬は雪が2m以上積もるような豪雪地だったので、もう少し便利なふもとへ引っ越すことになり、それまで住んでいた家は取り壊す予定でしたが、どこでどう話が伝わったのか、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんが、家をまるごと引き取ってくれることになりました。家は新潟からはるばる山口へ移築され、研修所として使われた後、現在は鍵山さん個人の所有になって一般公開されています。

茅葺き屋根は銅板葺きの立派な屋根になり、内装も新しくなっていたものの、家の骨組みはそのまま使われていました。「昔はこの土間に車を入れていたな~」「ここの窓から蛍が見えたな~」と、小学生の頃に母の家を訪れた時の思い出が蘇ってきました。移築して改修し、維持管理されてきたことを考えると、気が遠くなりそうな手間ですが、こうして思い出深い建物を残してもらえるのは、とてもありがたく思います。

インテリアのあれこれ♪ ご無沙汰しております

コーディネーター 阿部 容子

皆様大変ご無沙汰しておりました。昨年の1月に出産してお休みしていましたが、息子が1歳になり、在宅でのお仕事を再開しましたのでご報告です。息子は歩き始めて、いろいろなところによじ登ろうとしたり、観葉植物の土で泥だらけになったりしています。目が離せない時期ですが、少しずつお仕事に戻ってこられてうれしいです。

いや~、子育てって本当に大変ですね。眠れないし、ゆっくりトイレもいけないし!丁寧に淹れた熱々のコーヒーを味わえる日はいつになるのやら。子育てが大変な分、日々息子の成長に喜びを感じ、楽しいこともたくさんありますが、世の中のお母さんを心底尊敬した1年でした。少しでもママやパパが楽なように、今後、小さなお子さんがいるご家庭へのリフォームのご提案が変わりそうです。皆様にお会いできる日はまだ少し先になりますが、どうぞよろしくお願いします。