天袋(上に引違いの扉がついている使いにくい収納)がついた昔ながらの押入を、リフォームで使いやすいクローゼットに大改造!
マンションでも和室を洋室に変えてほしいというご要望と共に、押入をクローゼットにしてほしいというご要望はとても多いです。
クローゼットと言っても、入れる物によってプランは様々です。エコリフォームでよくご提案するスタイルをタイプ別にまとめました。
リフォームの計画の参考にして頂けると幸いです。
タイプは3つ!!!
①自由型収納
②洋服重視型収納
③欲張り型収納
です!一つ一つイラストと共に解説していきますね。
①自由型収納
昭和レトロ感漂う押入は正直使いにくい!でも、じゃあ何を収納するか、したいのか具体的には決まっていなく、誰が使うかもまだわかない。。。
そんな方にはこの自由型収納がおすすめです。

ハンガーパイプとその上に棚板があり、下はオープンになっている収納です。
洋服を収納することもできますし、棚の上にはバックなども仕舞えます。そしてハンガーパイプの下はオープンなので、例えばお持ちのプラスチックケースを置いて、畳んだ洋服を仕舞っても良いですしイラストのようにお布団を仕舞う事もできます。大型のスーツケースをお持ちの方も、ここに収納できるので、まだ誰が何の収納の為に使うかわからないという方は、この自由度が高い自由型収納がおすすめです。
②洋服重視型収納
とにかく服が多い!服を沢山仕舞いたい方はこちらの洋服重視型収納がおすすめです。

上下にハンガーパイプを設置した洋服オンリーのクローゼット!
上下にハンガーパイプを設置する場合は上のパイプは200㎝かそれより高く設置しないと下のハンガーパイプに服がついてしまいます。
200㎝にハンガーパイプが付くので、その上に棚板を付けると高くて使いにくくなってしまうので、2段にする場合は棚板は付けない事が多いです。
上のイラストのように、ロングコートやワンピースなど丈の長い服が掛けられるスペースを確保するとより使い勝手が良いですよ!
③欲張り型収納
洋服もバックも、布団も季節の家電もとりあえず全部収納したい!という方には、欲張り型収納がおすすめ!
押入のように中棚を設置し、ハンガーパイプは上部だけに取り付けてその上に棚板を設置します。ちょっと詰め込み過ぎな感じにはなりますが、下段にお布団をしまって、上部には洋服もかけられる欲張りさんにおすすめな収納です。

押入に入っていたものもとりあえず戻したいという方が多いので、この欲張り型になる事が多いです。
ただこの収納のデメリットとしては、どれも(服も布団も)それほど量は入らないという事。ハンガーパイプの上の棚板は、高い位置に取り付ける為、使い勝手はイマイチなので要注意です。
まとめ
押入をクローゼットにリフォームと一言で言っても、ではどんなクローゼットにしますか?
今の押入が使いにくからとりあえずクローゼットにしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
もし、どういうクローゼットにしたいかわからない方は、入れたいものをリストアップしてリフォーム業者さんに渡すとより具体的なお話が出来ますよ。
一畳(幅180㎝奥行き90㎝)の押入に入っている物の量は本当に多いです。リフォームの前に一度全部を取り出して、必要なもの、そうでない物を仕分けしてから考えるのも良いですよ。物が少なくなればリフォームしなくれ良いかもしれません!!
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