東京23区でも被害!?ネズミ・アライグマ

最近、アーバンベアと呼ばれる市街地に出没し人を怖がらない熊が増えていて、各地で被害が報告されています。東京都でも奥多摩や青梅、八王子などでも熊の目撃情報があります。

23区内ではまだ熊はいないようですが、その他の小動物による被害が多くなっています。

エコリフォームの事務所は門前仲町にあり、下町です。その為下町にあるお家や、回りが飲食店に囲まれている建物などもリフォームをさせて頂くのですが、ネズミの相談を頂く事が多いです。

ネズミは、2㎝ほどの隙間があれば壁の中や屋根裏に入り込み、食べ物をあさったり、寝床にしたりしてしまいます。夜行性なので、夜寝るときに、屋根裏から足音が聞こえて眠れない。。。といったお悩みから、糞尿のにおいがしてきたといった切実な悩みまで。。。

先日も数年前にエコリフォームでスケルトンリフォームをさせて頂いたお客様より、ネズミが住み着いてしまったようで、壁から糞尿のにおいがすると相談を頂きました。来月、壁に点検口を開けて内部の様子を確認する工事をさせて頂く予定です。

2つのネズミ対策

下町に住んでいると、どんなにお家の中を綺麗にしていても、入り込んでしまうネズミ・・・。

どうやらネズミが住み着いているらしいとなったら、対策は2つあります。

①物理的に捕獲する

②入口と思われる怪しい隙間を徹底的に塞ぐ

①の捕獲するというのは、リフォーム会社の私たちではできないので、専門家に依頼します。ネズミが好きそうな場所に、ネズミ捕りを設置して何日か放置し、その後回収に来ます。

罠を仕掛けて、捕まったら回収、また同じ場所に罠をしかけて回収を何度か繰り返し行います。

②建物の隙間を塞ぐというのは、基礎の通気口に網を貼ったり、壁の割れ目などがあれば補修していきます。

■基礎の通気口に金網を貼った様子

■インナーバルコニーの水はけ部分にも侵入を防ぐ金網取り付けました。

ただ、2㎝の隙間(親指程の穴)があればネズミは入り込んでしまうので、築年数が経ったお家はなかなかすべて侵入経路を絶つというのは難しいようです。その為、①の捕獲と一緒に対処していく必要があります。

すぐに駆除できるわけではなく、根気よく対処していかなければならないので、長期戦になる事も・・・。

ではなぜ今までいなかったのに、急に被害にあってしまうのでしょうか。

ネズミが住み着いてしまう原因

①近くで古い建物が解体された

寝床だったお家が解体されて、家が無くなったネズミたちは次の快適に暮らせる家をご近所で探します。その時にターゲットにされて、住み着いてしまうというケースをよく聞きます。

近くで、古いお家が解体される時は要注意です。

解体とまではいかなくてもリフォームでも、人が出入りしたり屋根裏を工事したりとネズミたちにとって落ち着かない環境が続くとお引越しを考えるようです。

リフォームしたからネズミがこっちに引っ越してきたようだ。とご近所からお叱りの連絡を頂く事もありましたが、それは私たちには何ともできない問題で、『大変申し訳ございませんでした』とお伝えするしかできません。

②飲食店が近くにできた

近くに飲食店が出来た場合、どうしても生ごみなどを外に置いておく事が増えます。ネズミたちにとっては、より暮らしやすい環境が整ってしまうので、個体数も増え被害も多くなってしまいます。

いくらお家の中を綺麗にしたり、ネズミ対策していても、ご近所の環境が変化してネズミが移動してきている可能性があります。こればっかりはどうしようもないですね。。。

ネズミは自然にいなくなるといことは殆どないので、もし家にネズミがいる気配を感じたら、対処していかなければなりません。

ネズミには、ダニやノミを持ち込んだり、病原菌を持っているので健康被害につながってしまうので注意が必要です。ネズミの気配を感じたら専門家に相談してみてください。

その際に注意!!!!ネズミ駆除の業者には、詐欺っぽい業者さんも沢山。なので沢山調べて信頼できる業者さんを探しましょう。

ネズミ以外の危険生物!?可愛い顔して実は獰猛

ネズミ以外にも、都内に危険生物が、、、

我が家の庭に、アライグマが出ました💦💦

※この写真はイメージで我が家に出たアライグマではありません。

アライグマというと私たち世代はラスカルを想像するので可愛い♡という印象ですが、私が見たアライグマは、パット見た瞬間、『デカイ!!コワイ!!』でした。我が家の庭には狸も出るのですが、狸より明らかに大きくて、しっぽがフワフワ。こっちを気にしながら庭を横断していきました。

アライグマは可愛いイメージですが狸より獰猛で攻撃的なのだそう。そして、病原菌を沢山もっているので嚙まれたりしたら大変です。一度庭にやってきてから、毎晩連続で現れるようになり、ゴミ箱を荒らされたりするのもイヤなので、区役所に相談をしました。

『罠の設置は致します。罠にかかったかどうか毎日確認してください。そしてもし餌だけ食べられているようならばご自身で餌を用意して仕掛けて下さい。』との事。。。

もし罠にかかったアライグマを発見したら、、、区の方がくるまでそこにずっといるのかと思うとぞっとします。そして餌を毎日用意するっていうのは、ちょっと無理かなと思い、一旦保留にしました。

次の日、、庭に水を撒いているとまたアライグマが。。。Σ( ̄□ ̄|||)

怖くて、ホースでアライグマに水を当てると走って逃げていきました。それから我が家にはアライグマは来なくなりました。

ただ、近くの公園に日が暮れてから2匹仲良く入ってくのを見たり、と近くにまだいるようです。

まとめ

熊のように、すぐに生命の危機となるわけれはありませんが、ネズミやアライグマもノミ・ダニといった害虫や病原菌を持っています。もし、ご自宅でネズミやアライグマ、その他の野生動物が住み着いているようなら、被害が大きくならない前に、専門家に一度相談してください。駆除業者が見つからなかったり、怪しい業者かどうか判断が付かない場合は、一旦区役所に相談してみてください。

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