給湯器・分電盤の点検を装う詐欺に注意!!

こんにちは、エコリフォームのコーディネーターの阿部です。少し前に、近隣の工事業者を装って挨拶に来たあやしげな人の記事を書きましたが、反響が多かった為、最近話題になっている給湯器・分電盤の詐欺についてもお話致します。

リフォーム会社の人間として、リフォーム業者の悪質な詐欺は本当に困ります。リフォーム業者=悪者というイメージになってしまうから・・・。

このブログを読んで下さった皆様、どうぞ騙されないようにご注意ください!!

今詐欺が多いのは・・・給湯器と分電盤の無料点検

今、詐欺が多いというのが、給湯器分電盤

給湯器はお湯を供給する機械なので、お風呂に入ったり、食器を洗ったり生活する上でなくてはならない機器のひとつです。そして、分電盤は電気を供給する為に必要な機器なので、こちらも生活する上で壊れたり不具合が起きたら大変。

詐欺集団はこの生活する上でなくてはならない機器を狙ってきます。

なので、もしこんな人が来たら、すぐに家に上げるのはやめてください。

●給湯器の無料点検にきました。

●分電盤の点検で回っています。

給湯器の詐欺の手口

『自治体から委託されてきました~』と偽って家に上がり、給湯器を見て、『交換が必要な時期です。壊れていて危険なので交換しましょう』と、不安をあおりその場で高額な契約を迫るケースが多いのだそう。

契約中のガス会社を装って点検きて、高額な契約をし、後に契約中のガス会社に解約をしたいと連絡したところ、全く関係ない会社だったという事もあったそうです。

分電盤の詐欺の手口

分電盤では、同じく無料点検として家に上がり、分電盤を確認して、

『法で何年かに1回交換することが決まっているので、交換します』と言われ契約した。

『このままでは漏電して火事になる』

など不安をあおる内容で、不要な工事を契約させられてしまったケースがあります。

正規の点検との見分けかた

給湯器や分電盤は定期的に点検は必要ですが、突然来ることはありません。

分電盤も4年に1度法定点検がありますが、事前に書面でお知らせした後に、調査員証を持って訪問する為、突然訪問したり、電話で日程の約束をすることはありません。またその場で工事の契約を勧誘することも、もちろんありません。

<本当の定期点検と見分ける方法>

●突然訪問することはあり得ない

●法定点検は事前に書面にて連絡がくる

●点検当日に契約の話をすることはない

●電話で訪問の日程を決めることはない    

まとめ

もし不安に思ったり、詐欺かどうか判断がつかない場合は、まずはインターホン越しに話をして家に入れない事です。家族と相談すると言って、連絡先と名前を聞きましょう。契約中のガス会社や電力会社を名乗っても信用せずに、一度時間を置くことが大切です。

詐欺も手口が巧妙になり、調査員証を偽造したり、制服のようなもの着用していたりと、本物と見分けるのが困難になってきています。

先日我が家に、警察官の服を着た人がやってきて、『巡回連絡カード』の記入のご協力をお願いしますと個人情報を書く紙を渡してきました。(※巡回連絡カードとは災害時や、事件事故が起きた時に速やかに安否等を確認する為の重要は情報)

私が、疑ったような目をしていたからか、

『今、警察官を装って個人情報を聞き出したり、詐欺に巻き込まれる案件が増えているので、記入したら、近くの交番に持ってきて警官に手渡ししてください』と言われました。

あ。。。ごめんなさい本物だったのですね~笑

と話していると、警察官の無線になにやら連絡が入ったようで、

『たった今無線で、この地域で警官を装った詐欺が発生したようです。もしそのような人物が来たり、電話があったりしたら、交番に知らせてください』とのこと。

う~~~ん、なんだか色々ややこしい💦

何はともあれ、

●突然来た人を家に上げない

●個人情報を教えない

●契約をしない

事が大切です。皆さんどうか騙されませんよう、ご注意ください。

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