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リフォーム全般

最終更新日:2021/03/30

築40年の家のリフォーム費用について教えてください。

築40年になる家に住んでいます。

老朽化してきたので、思い切って全体をリフォームしようかと考えています。

リフォーム費用はどのくらいになりますか?

新築するよりは安くできますか?

(台東区・K様)

築40年の家のリフォーム費用に関するご質問ですね。

リフォームアドバイザーの塩谷理枝がお答えします。

塩谷理枝プロフィール

築年数だけでははっきり言えませんが、新築と同等の費用がかかることも多いです。

ポイント

  • 建物の状態により、費用は異なります。
  • 建物の状態を知るために、現地調査を依頼しましょう。
  • 追加費用が必要になることもあります。

築年数が40年くらいになると、内装が劣化してくるのはもちろん、屋根や外壁など、あちこち老朽化しているのが気になってくることと思います。

実際に現地調査を行ってからでないと、費用をはっきりお伝えすることは難しいのですが、リフォーム費用に関わってくるポイントをご紹介するので参考にしてください。

建物の状態による費用の違い

同じ築40年の建物でも、住んでいる方がどのように暮らしてきたか、メンテナンスをどのくらいしたかによって、現在の劣化度合いが変わってきます。 また、地盤や、建築時に使われた材料、技術によっても、現在の状態は異なります。

建物の状態が良ければ、元の柱や梁などをそのまま活かすことができますが、状態が悪ければ交換が必要になり、費用もその分かかってきます。 築年数だけで建物の現状を把握するのは難しいため、「費用はこのくらい」と簡単に言えるものではないとご理解ください。

築年数が20年程度でも、雨漏りやシロアリで状態が悪くなっていることがあります。(渋谷区・O様のリフォーム事例より)

築年数が長いと費用も高くなりがち

これまで古い家のリフォームを多数手がけてきた経験からすると、築20年~築30年くらいの建物では、残せるところを残してリフォームすることが多くなります。 しかし、築50年~築60年を超えるような建物は、なかなか残せる部分がない、というのが実際のところです。

また、設備や内装などはある程度のコストダウンも可能ですが、基礎や構造の補強、耐震・断熱工事は削ることができません。 築年数の長い家を、安心で快適な家にリフォームするためには、やはりそれなりの費用がかかってくることになります。

建物の状態を知るには現地調査が必要

建物がどのような状態か、素人が判断するのは難しいものです。 大規模なリフォームを検討されているなら、まずプロに現地調査を依頼されることをオススメします。

「雨漏りがある」「シロアリを見かけた」「家が揺れる」などのお悩みがある場合は、事前に伝えておくといいでしょう。

なお、現地調査後に詳細お見積りを作成するリフォーム業者も多いようですが、エコリフォームではプランニング契約をいただいてから、詳細なお見積りをお出ししています。詳しくはリフォームの流れをご覧ください。

リフォームの流れ

しっかり現地調査を行ってからスケルトンリフォームを行いました。(文京区・N様のリフォーム事例より)

エコリフォームの現地調査は?

エコリフォームでは、一級建築士が現地調査にお伺いし、外部や室内、周辺環境などをしっかり確認してから、現在の建物の状態を判断します。

また、お客様のご要望もリフォーム内容に大きく関わってくるため、女性インテリアコーディネーターが同行し、詳しくお話をお伺いします。 女性のお客様からは、「女性のスタッフなので、話しやすかった」という声をいただいています。

リフォーム業者がご自宅に来るのは心配、という方もいらっしゃると思いますが、むしろ現地調査もなしに見積もりを出すような業者の方が不安です。 エコリフォームでは後追い営業を行っておりませんので、安心して現地調査をご依頼いただければと思います。まずはお気軽にお問い合わせを。

お問い合わせ

現地調査で残したい箇所、再利用できる箇所も調べていきます。(中央区・A様のリフォーム事例より)

後から追加費用が発生する場合も

現地調査は非破壊で行われます。築年数が長く、状態もかなり劣化しているような建物の場合は、解体後に問題が明らかになることがあります。 表からはわからなかった箇所が雨漏りしていたり、知らないうちにシロアリが発生していたり、構造上の問題が判明したりするのです。

このような場合、放置しておくわけにもいかないので、補強・補修工事を追加で行うこととなり、費用もプラスになってしまいます。

エコリフォームでは、築年数の長い家をリフォームする際には、追加工事の可能性があることを必ず事前にお伝えしています。 築40年の家をリフォームするなら、契約金額の1割程度は予備費用として用意しておくことをオススメします。

費用の参考としては...

「全体的なリフォームにどのくらい費用がかかるか、見当もつかない」という方は、リフォーム事例の費用を参考にされるといいでしょう。

エコリフォームのリフォーム事例では、サイト上に費用を掲載しておりませんが、気になる事例をお問い合わせいただければ、費用をお伝えしています。 築40年と同じくらいのリフォーム事例は下記をご覧ください。

築30~50年の家の事例

古い家のスケルトンリフォームには、かなりの費用がかかります。しかし、出費を惜しんで、安全性や快適性が損なわれるのは避けたいところです。 私たちは、せっかく大規模リフォームするなら、「費用をかけた甲斐があった」と感じられるようなお住まいにしたいと考えています。

ご質問と同じ築40年のリフォーム事例も掲載しています。(江東区・H様のリフォーム事例より)

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