11年前にスケルトンリフォームをさせて頂いたI様より、給湯器、エアコン、水栓の交換と、その他ライフスタイルの変化による若干の間取り変更と、不具合部分のメンテナンス工事に入らせて頂きました。
工事期間は3日間ですので、その3日間の間に共用部やお部屋内の養生から始まり、すべての工事を終わらせなければなりません。
その3日間の様子の様子をご紹介いたします。
養生
施工するお部屋に入るまでの玄関から廊下にかけて、機材や荷物を運ぶ為傷をつけたり汚したりしないよう養生をしました。

工事をしやすいように、I様が事前にお部屋内を片付けて下さっていて、ご協力に感謝です。ありがとうございます。

一部壁を取り外す場所がある為、お部屋のお荷物にも木くずや埃などが入らないよう全体にシートをかけて養生している様子です。

一部壁撤去工事
11年前のスケルトンリフォームの際に、将来壁を取り外すことを考えて、大がかりな工事にしなくても1枚1枚取り外しができるように計画をしていました。
今回下の写真の斜線の部分の壁を撤去することになりました。

通常、1枚の壁を撤去するとなると、床や壁の補修など工事は大規模になってしまいます。
その点、今回は柱と枠に囲まれた1枚部分のみを撤去する為、床の補修や壁紙の一部屋貼替などはせずに、ちょっとした補修で壁を撤去することができました。
▼壁を撤去した様子

大がかりなスケルトンリフォームをする際に、、5年後10年後、どんなライフスタイルになっているか想像しながら間取りを計画することがとても大事ですね。
カウンター撤去工事
こちらもスケルトンリフォームの際に、窓際の一番明るいところが和室の障子がはまっていた部分で、マンションだけれども出窓のようになっていた箇所に、カウンターを設置しデスクのように使って頂ける空間にしました。
時が経ち、デスクとして利用しなくなったので、お掃除をしやすくするために、カウンターを撤去することになりました。
▼こちらのカウンターを撤去します。

当時の大工さんがとても綺麗に、見栄え良く取り付けてくれていたので、取り外しはなかなか大変でしたが、無事外すことができました。
▼取り外した後の様子です。どうしても設置している部分の木は白いですしクロスの補修が発生しました。

▼カウンターが取りついて部分を補修しました。
同じクロスを張りましたが、日焼けで色がちょっと異なります。時間の経過とともにこの違いも段々と薄れてくるかと思います。


設備交換工事
大工工事と合わせて、
①給湯器の交換
②エアコン2台交換
③キッチン水栓(シャワータイプ)交換
を進めました。
エアコンは、室内機の位置を、リビングの長手方向に風が行くように変更!その為に配管を延長する必要があったため、専用カバーを取り付けて見栄え良くしました。

キッチン水栓は、リフォーム当初引き出し式のシャワータイプは必要ないとのことでしたが、実際に使ってみて、引き出せるタイプの方が便利とのことで、シャワー水栓タイプに交換しました。

まとめ
今回、I様にはまたお声をかけて頂き嬉しい限りです。
I様のように、スケルトンリフォームをしても5年後10年後を見据えての工事をすると、実際に10年経った後に大規模なリフォームをしなくても、ちょっとしたメンテナンスで住み続けることができます。
リフォームをして終わりではなく、そこでの生活は長く続くため、将来を見越してある程度フレキシブルに変えられると良いですね。
3日間の工事でしたが、I様にはご不便をおかけしました。
今後との長いお付き合を頂きますようお願い致します。