杉並区T様邸 戸建リフォーム始まりました

杉並区T様邸・2022年4月着工

エコリフォームの西澤です。
このところマンションリフォームが続いていましたが、先日から杉並区で新しく戸建リフォームの現場が始まりました。中古でご購入された築30年ほどのお宅をきれいに直したいというご依頼です。

今回は比較的新しいお宅なので、内装と設備の交換工事を中心に行います。また、外ではベランダの水漏れや外壁のクラックがあったため、室内の壁を一旦壊して中から見えない部分の点検を行いました。

▲ベランダからの水漏れと、金属の手すりや外壁の傷みがありました。
▲解体前の様子。室内に目立った傷みはありません。
▲床や壁・天井を取り払ってスケルトン状態にしました。
▲ベランダに接した天井裏部分。水の影響でかなり傷みが進んでいました。
▲浴室もサッシからの水漏れで土台が傷んでしまっていました。

傷んでしまった木材は取り替え、新しく床の下地を作っていきます。それと同時に床下にあるガスや水道などの古い配管も新しくします。

▲新しい木材で土台を作りなおしました。
▲地面には防湿シートを敷き、新しい構造材を鋼製束で支えます。
▲木材にシロアリ予防のための防蟻剤を散布しているところです。
▲床下の断熱材になるフクフォームEcoを根太の間に敷き詰めていきます。
▲床の下地工事と同時進行で床下の配管工事も進めています。

古くなったガス管や給水管はすべて新しくしました。排水管は内部をチェックし、油脂汚れが溜まっていたキッチン周りを交換しました。

▲給水管は接合部を一か所にまとめておくと、後でメンテナンスがしやすくなります。
▲設備の取り付け位置に合わせて配管し、下地を作っておきます。

水漏れ部分以外は構造体に大きな傷みはなく、シロアリ被害も見られませんでしたので、柱の交換はせず、金物で接合部を補強しました。

▲耐震金物を追加して補強しました。

床下の配管や構造体の状態は、実際に中を見てみないと分からないことが多いので、物件のご購入時はお客様も不安な部分があったかと思います。今回はスケルトン状態まで解体して手を入れることができたため、弱くなった部分をしっかり直して、安心して住めるお家になりますね。

こちらのお宅がどのように生まれ変わるのか、今後の進捗をレポートしていきたいと思います。
それでは、また。

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