清澄の家・新築 遮熱+断熱した壁で夏も涼しく

清澄の家新築・2019年3月着工

エコリフォームの西澤です。
今回は清澄で進行している新築3階建ての進捗をお届けします。

躯体の耐震補強を済ませたら、外壁の下地と玄関扉・窓が取り付けられます。
玄関扉は青森十和田の杉を使った木製建具です。

▲1階の外壁には木を張るため、あたたかみのある玄関になりそうです。
▲遮熱シートと通気ラスの間に通気層を作っています。
▲2階~屋上は塗り用の下地をつくります。
▲防水透湿シート・ラス網の上に軽量モルタルを塗っていきます。

室内では壁と天井の断熱材を施工しました。

▲古紙を再生して作った断熱材「セルローズファイバー」を壁の中に充填しています。
▲左側が充填前、右側が充填後です。右の方がふっくらしているのが分かりますね。
▲直射日光が当たる壁面は、断熱材を入れる前に室内側にも遮熱シートを貼りました。

この建物は日当たりの良い場所に建っているため、室内側の断熱材だけでなく、外にも屋上や外壁の下地に遮熱シートをプラスして、夏場涼しく過ごせるよう力を入れています。工事中の今も既に他の現場と比べて涼しさを実感しているとのこと。
窓ガラスにもLow-Eガラスを使っているので、外気温に左右されず快適な暮らしが期待できそうです。

ところで、上の写真に写っている窓は開き方に特徴があります。大きく窓を開けたいときには、観音開き。そして少しだけ開けて換気したいときには縦に、と2つの開閉パターンがあるのです。

▲大きく内側に開くので、お掃除するときにも便利です。
▲このように縦にも開きます。天井付近に溜まる暖かい空気を効率的に換気できます。

今回採用したのは日本の窓で作られた国産材の木製サッシ。見た目の良さだけでなく、断熱性や防火性にも優れた高性能サッシです。
見慣れない形ですが、一般的な引き違いの窓よりもピタッと閉まるので、気密性に優れているのだそうです。ツーアクション窓、またはドレーキップ窓と呼ばれていて、ヨーロッパの建物によく使われています。

そしてお風呂のユニットも搬入されました。

▲下半分だけのハーフユニットです。

所々にこだわりが見えて出来上がりが楽しみな現場です。
夏の完成に向けて頑張って進めています。

それでは、また。

リフォーム事例で詳しくご紹介しています。

技術と伝統を受け継ぐ清澄の家
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