江東区N様邸の内部の工事と共に外部の工事も同時に進んでいます。
築年数が経った木造住宅でしたので、屋根は瓦でした。
瓦はそもそも日本の気候にはとても適した素材で、きちんととメンテナンスをしていれば、何十年も持つとても良い素材です。ただ地震に対しては弱く、屋根が重ければ重いほど揺れやすくなってしまう為、耐震化を図る上では瓦より軽い素材に変えていく必要がありました。
屋根工事
リフォームで屋根の吹き替えをするとなると、お天気との闘いです。
一度屋根材を撤去してしまうと、雨を防ぐ物が何もなくなるので、雨が降ってくるととたんに室内へ雨漏りしてしまいます。
その為お天気の良い日を狙って一気に交換していく必要があります。
短期間で工事を進めるといっても、もともとある瓦を1枚1枚剥がし、高い屋根の上から降ろしていかなければなりません。大変な作業です。

剥がした瓦をまとめて、機械で下におろしていきます。


瓦をおろし終えて、下地を整えたら防水紙を貼っていきます。

ここまで終えればひとまず一安心。
万が一雨が降ってきても室内に雨漏りすることはありません。
N様邸では、アスファルトシングルの屋根を選びました。
アスファルトシングルは、下地に追従する素材でリフォームに向いています。割れない錆びない屋根材で、軽量なので耐震化にもとても適した素材です。

お天気を見ながら、沢山の職人さんに来てもらい短期間で屋根工事が完了しました。
遮熱材(ラミパックSD)施工
同時に内部では、暑さ寒さ対策の為屋根裏にラミパックSDと呼ばれる特殊な遮熱材を施工しました。
▼ラミパックを施工中


屋根からの暑さや寒さを数ミリのアルミで遮断し室内を快適に保ってくれる、薄くて機能性の高い遮熱材です。
この遮熱材の下には、マットタイプの断熱材を入れて更に断熱性をUPさせています。
屋根が終わると外壁の工事に移ります。
またご報告いたします。