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半透明の引き戸 アミス

最終更新日:2021/07/08

部屋または部屋と外部との仕切りに用いる、出入り可能なドアや引き戸を建具と呼びます。 建具は使い勝手も大事ですが、大きなスペースを取るため、インテリアのイメージを決める重要な要素でもあります。

素材もデザインも様々な建具の中で、ここでは三協アルミさんの「アミス(AMiS)」をご紹介します。

半透明のとってもおしゃれな建具で、機能的なデザインがお好きな方にオススメです。

「アミス」の建具は、アルミ製の枠と、ポリカーボネートとい半透明の板でできています。

アルミとポリカーボネートの組み合わせは、無機質なように思えますが、無垢フローリングと組み合わせると、温かみを残しつつ軽快な雰囲気になります。 スッキリしたカッコいいインテリアがお好みの方にオススメです。

ドアとして使用すると、半透明のパネルを通して、向こう側の気配も感じられ、空間をやんわりと区切ることができます。

アルミの質感を持つアミスは、ナチュラルになり過ぎないので、「部屋中が無垢材だらけで山小屋みたいな雰囲気はちょっと苦手」という方にも好評です。

アミスはデザイン面に特長があるだけでなく、都心のマンションや住宅密集地の戸建て住宅に適した実用性を兼ね備えています。

マンションにアミス

マンションの構造上、窓のある位置は限られてしまいます。玄関の反対側にしか窓がない、というマンションも多いですね。 マンションの間取りを変更するようなリフォームでは、「行灯部屋」と呼ばれるような、窓がなくて光がほとんど入らないお部屋ができてしまうことがあります。 こうした暗いお部屋に光を届けるため、半透明のアミスが活躍してくれるのです。

写真の事例では、寝室となる奥のお部屋にアミスを採用しました。 お部屋全体を引き戸スタイルのアミスで囲ったので、朝日を浴びて目覚めることができます。

アミスを閉めたときでも、圧迫感が無く、軽やかな印象です。

住宅密集地の戸建て住宅にアミス

都心の住宅密集地では、窓があっても通りに面していなかったり、お隣がすぐ目の前だったりと、採光が難しい立地のお住まいが少なくありません。 そんな時も、アミスが大活躍してくれます。

写真の事例でも、奥のお部屋に窓はあるものの、昼間でも電気を点けないと暗い状態でした。

建具として引き戸2枚分のアミスを採用して、奥のお部屋まで光が届くようになりました。

リフォーム前の家が持つレトロな和の雰囲気を残したいというご要望に、モダンな印象のアミスをあわせ、新旧が合わさったおしゃれな空間が出来上がりました。

アミスで空間の広がりを感じられます

こちらのお住まいでは、玄関とリビングダイニングキッチンが壁で仕切られていたため、リフォーム前は暗くて狭い印象でした。

この間仕切りを半透明のアミスにリフォームし、空間が広く感じられるようになりました。 リビングダイニングキッチンの光が玄関に届くので、玄関の暗さも解消されました。

アミスは、一般的な室内建具と比べるとちょっと価格が高めなので、インテリアのポイントとして使うのもオススメです。 デザイン的にも機能的にも、満点の空間を実現したいですね。

エコリフォームのショールームでもアミスを採用していましたが、現在は別の引き戸に変わっています。

アミスは引き戸とドアだけではなく、収納の扉やパーテーションなども展開しているので、興味のある方はショールームを訪ねてみるといいでしょう。