耐震診断士講習に行ってきました

地震と建物を考える

令和5年度の大田区木造住宅耐震診断士の講習へ行ってきました。

東京23区では、各特別区ごとに様々な耐震助成の仕組みがあります。その中でも、大田区は積極的に耐震への助成を続けています。大田区では、区民が安心して耐震化に取り組めるよう、大田区木造診断士・耐震コンサルタントの登録を行っているそうです。

なお、大田区ホームページの「大田区木造診断士・耐震コンサルタント登録者名簿」には、現在、大田区内の登録者しか掲載されていませんが、私も登録者の一人となっています。

【追記】その後、大田区木造住宅耐震診断業務実施者として掲載されました。詳しくは下記のページをご覧ください。
大田区木造診断士・耐震コンサルタント登録者名簿

大田区では下記のようなわかりやすいパンフレットを作成しています。耐震リフォームをお考えの大田区民の皆様は、まず区役所の担当部署で相談されることをおすすめします。

▲令和4年度の大田区の木造建築物耐震化助成事業(大田区木造建築物耐震化助成事業パンフレットより)

エコリフォームのホームページにも、東京23区のリフォーム助成金情報を掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

今回、「木造住宅耐震診断士」「木造住宅コンサルタント」「耐震コンサルタント」の登録講習会が開催されるとのことで、参加してきました。
コロナ禍で2年ほど実務講習が無かったので、久しぶりの講習会でした。

助成の制度内容や業務内容、そして令和5年度の制度改正など有益な情報を聞くことができました。

何より興味深かったのは、「応急対応事例」として、実際にあった事例の紹介です。3社の事業者の方たちが、耐震改修や耐震診断を行った実際の例を詳しく紹介してくれました。
その他の内容も興味深いもので、他の参加者たちも熱心に聞いておられる様子でした。

私たちエコリフォームでも長く耐震リフォームを手がけていますが、これからも新しい技術・情報を積極的に吸収して、地震への対策を怠らないように努力しなければ、と思った1日でした。

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