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漆喰の塗り壁・漆喰クロス・漆喰塗料

最終更新日:2018/09/10

漆喰(しっくい)は、左官用消石灰に海藻糊や麻スサを混ぜて作られる、天然素材の建築材料です。

漆喰は施工後に、二酸化炭素を吸収して徐々に硬化します。 耐久性も高く、耐火性があることから、古くから寺社など日本の伝統建築に使われてきました。

ここでは漆喰の塗り壁と漆喰の塗料、漆喰を使ったクロスをご紹介します。 ペットとお住まいの方にも漆喰はオススメですよ。

漆喰の長所

  • 水でこねた漆喰を施工する湿式工法なので、タイルやパネルなどと違い、目地の無い仕上げを実現できます。
  • 目地が無いことによって、防火性、防水性が向上します。
  • 漆喰は不燃で、調湿性もあるため、カビがつきにくい素材です。
  • 漆喰は伝統的な建築物にも使われているように、非常に長持ちする素材です。
  • 断熱性に優れた素材で、炭酸ガスやアンモニアを吸着する性質があります。

漆喰のもつ効果に注目!

漆喰の壁というと、お城や土蔵の真っ白な壁を思い浮かべる方も多いかもしれません。 海外では、美しい海辺の街並みが有名な南仏・プロヴァンスの白い家の壁に漆喰が使われているのが有名です。

漆喰は外装と内装どちらでも使用できる塗り壁ですが、内装に使用するとインテリアとして大変美しく、暖かみのある仕上がりになります。

漆喰の魅力は美しさばかりではなく、素材そのものが様々な性能を持っています。 漆喰の持つ輝くような白色は光を反射し、部屋を明るくしてくれますし、断熱性が高いため、夏には涼しく冬には暖かく快適に過ごせます。

特に注目したいのが、漆喰の調湿効果。これは結露やカビを防止することにもつながります。 また、悪臭成分や化学物質を吸着する効果も認められています。

ペットとの暮らしにも漆喰はオススメ

漆喰は爽やかな空気を作るのに一役買ってくれます。 爽やかな室内は、人だけではなく、ペットにとっても嬉しいポイントです。

ペットとの暮らしで漆喰を使った場合、消臭・空気清浄効果を実感することができます。 ゴミやトイレの臭いなどの生活臭とともに、ペットの臭いも気になるものです。

猫ちゃんによっては、漆喰の塗り壁にしたら爪とぎをしなくなったというケースもあります。

ペットと暮らしている方にも、漆喰はオススメの素材なのです。

漆喰塗料

漆喰は自然素材として高い性能があるものの、施工に手間と費用がかかることもあり、一般の家庭で使用するのはなかなか難しい場合もあります。

そこで開発されたのが、DIYでも施工することが可能な漆喰の塗料です。

漆喰塗料は自然素材からできているので、人体に害を及ぼす有害物質が飛散する心配はありません。 また、漆喰塗料は抗菌・抗ウィルスの性能もあると言われています。

漆喰塗料の原料となっている消石灰は、大昔のサンゴから出来ている石灰石を焼成、消化したものです。 消石灰はアルカリ性なこと、また表面に微細な孔が無数にあることから、菌やウィルスを吸着すると考えられています。

漆喰の塗り壁と同様、タバコやペット、生ゴミなどの消臭性能もあるので、家庭はもちろん店舗にも有効です。

漆喰クロス

日本の住宅の壁紙として、経済的なビニールクロスが主流になっていましたが、近年では、古くから日本家屋で使用されてきた漆喰の塗り壁が見直されています。

漆喰の塗り壁を採用するとなると施工の手間がかかりますが、より簡単に漆喰を採り入れられるように開発されたのが「漆喰クロス」です。

漆喰クロスは、漆喰のデメリットであるひび割れを抑え、漆喰の持つ調湿性、消臭性などの性能と、落ち着いた質感を活かした壁紙です。

漆喰クロスはビニールクロスの3倍以上の吸湿性、10倍上の放湿性を持ち、結露を防止することが可能です。 室内の湿度を快適に調整して、より健康的で快適な空間を作りだしてくれますよ。

漆喰の塗り壁と同じように有害物質を吸着し、抗菌・抗ウィルスの性能も変わりありません。まるで空気清浄機のような働きを持っています。

漆喰クロスはビニールクロスの上に塗装することも可能で、一般家庭をはじめ、公共施設やホテルなどでも広く利用されています。

漆喰のメンテナンス

漆喰は塗った後、二酸化炭素と反応することにより徐々に硬化していきます。 硬化した後なら、手で触ってもボロボロと落ちてくることは通常ありません。

漆喰は伸び縮みしないため、下地の膨張・収縮などによって、ひび割れが生じることがあります。 小さなものなら、ホームセンターなどで購入できる部分補修用のキットを使って補修することが可能です。

漆喰に汚れがついてしまった場合は、すぐに濡れた雑巾で軽く叩いて汚れを落とします。 汚れを数日放置したものや、シミになって残ったものは、漂白剤を使って落としましょう。 壁にものをこすってできる線状のスレは、硬めの歯ブラシでこすると、きれいに取れます。

 

ほたての貝殻を使った漆喰や、スイス生まれの漆喰など、様々な種類の漆喰を下記でご紹介しています。スイス漆喰の施工事例もこちらから。

参照:いろいろな漆喰

漆喰を採用したリフォーム事例

お客様がDIYで漆喰を施工するとのことで、すぐにでも塗り始められるように下地を準備しました。