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最終更新日:2021/09/03(2010/03/12公開)

みかんの皮でエコ掃除

みかんの皮でエコ掃除

冬の果物、みかん。美味しいうえに手軽に食べられます。
次から次へとみかんに手が伸びてしまう方も多いのでは?
食べ終わった後に残るみかんの皮、実はお掃除に大活躍してくれます。

みかんの皮のお掃除成分

日本で一般的に食べられているみかんは、「温州みかん(ウンシュウミカン)」です。 ハウス栽培のものもありますが、旬の時期はやっぱり冬ですね。

みかんを食べ終わった後に残る、みかんの皮の山。 そのままゴミとして捨ててしまうのは。非常にもったいないのです。

というのも、みかんの皮にはお掃除に使える成分がたっぷり含まれているからです。

みかんの皮には消臭成分も含まれているので、お掃除に最適ですね。

みかんの皮をそのまま使う

みかんの皮はそのままでもお掃除に使えます。 まずはこんなお手軽な使い方をお試しください。

金属部分をピカピカに

みかんの皮の白い方で、キッチンシンクや洗面の蛇口など、金属部分を磨いてみてください。 驚くほどピカピカになりますよ。

水まわりの金属部分は水アカの汚れでくもりがちですが、みかんの皮でちょこちょこ磨けば、いつもきれいに保てます。

グリルの油汚れに

グリルで魚などを焼いた後の油汚れ、困りますよね。しばらく放置したりすると、洗うのも大変です。

そんなときはグリルに水を張り、みかんの皮をちぎって入れて、グリルを点火。 5分ほどで油汚れが浮いてきます。

水を捨て、グリル全体をみかんの皮でこすれば、油汚れがすっきりします。

電子レンジの庫内掃除に

使っているうちに、いつの間にか汚れがついている電子レンジの庫内も、みかんの皮でお掃除しちゃいましょう。

みかんの皮を耐熱容器に入れ、温かくなるまで1~2分加熱します。 庫内にみかんの香りが充満したらOKです。

温まったみかんの皮で、汚れたところをこすり洗いし、最後にきれいなふきんで水拭きします。

食器洗いの前にひと拭き

食器を洗う前に、みかんの皮でサッとひと拭きしておくと、汚れ落ちが断然違います。 特に油がついたお皿は効果的。

落ちにくい汚れは、皮をつぶして水分を出すと落としやすくなります。

食器洗いの洗剤も少なくて済むし、節水もできますよ。

「みかんの煮汁」でお掃除

さらにひと手間加えて、「みかんの煮汁」を作ると、ますますお掃除がはかどりますよ。

みかんの煮汁の作り方

小鍋などにちぎったみかんの皮を入れ、水をひたひたにして、15分ほど煮出します。

ざるや茶こしでこしたら、うすいみかん色の「みかんの煮汁」が完成です。

みかんの煮汁は、冷ましてからスプレー容器に入れて使いましょう。

ガス台のお掃除に

油はねで汚れがちなガス台のまわりに、みかんの煮汁を吹き付けます。 布で拭き取るだけで、油汚れがすっきりします。

しつこいギトギト汚れがあるときは、みかんの皮で少しこすってから、みかんの煮汁を吹き付けます。 みかんのW効果できれいになりますよ。

もともと食べられるものでできているので、キッチンでも安心して使えます。

和室のお掃除に

和室の畳は使っているうちにだんだん黄ばんできます。 乾いた雑巾にみかんの煮汁を含ませて畳を拭くと、黄ばみが落とせますよ。

みかんの煮汁には、畳の黄ばみを防止する効果もあるので、時々畳を拭くと良いでしょう。 ほんのりみかんのいい香りがするのもうれしいですね。

これまでみかんの皮をポイポイ捨てていたという方も、ぜひお掃除に使ってみてください。

みかんの皮でキュッキュとこすってピカピカに。いい香りもして、何だかクセになりそうです。

家中をきれいにするためにも、もっとみかんを食べなくちゃ!と思います。

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