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最終更新日:2021/09/18(2015/01/27公開)

どこでも自由に設置できるトイレ!「排水圧送粉砕ポンプ」が決め手。

どこでも自由に設置できるトイレ!「排水圧送粉砕ポンプ」が決め手

好きな場所に自由にトイレを設置したいと思っても、
トイレの増設・移動には大がかりな工事が必要でした。
しかし「排水圧送粉砕ポンプ」の登場で、トイレの常識が変わりつつあります。

好きな場所にトイレを設置したい!を叶える

トイレはいつでもキレイと清潔をキープしておきたい場所ですね。 近年では、タンクレスで美しいデザインのトイレや、節水に優れた機能的なトイレなど、様々なトイレが登場していて、目移りしてしまうくらいです。

リフォームでトイレの設備を交換するのは簡単ですが、好きな場所に自由にトイレを設置するのは難しい、というのが常識でした。 なぜなら、排水の経路を確保するために、大がかりな工事が必要になるからです。

ご高齢のご家族に介護が必要になった際など、「寝室のすぐ近くにトイレを設置したい」という方も多いのですが、工期も費用もかかるために断念される場合が少なくありませんでした。

そんなお悩みを解決してくれるのが、「排水圧送粉砕ポンプ」です!

「排水圧送粉砕ポンプ」の仕組み

排水圧送粉砕ポンプは、排水圧送ポンプに粉砕機能がついているものです。 なぜ排水圧送粉砕ポンプを使うと、好きなところにトイレを設置できるのでしょうか。

●排水圧送ポンプとは?

トイレを設置するには、水道からトイレに水を引き込む管と、トイレから排水を流す管、2つの経路を確保します。

水を引き込む管は勾配がなくても構いませんが、排水を流す管は勾配をつけて勢いよく流さなくてはいけません。 この勾配をつけるために、床を高くするなどの大がかりな工事が必要なのです。

排水圧送ポンプは排水に圧力をかけて流すので、排水管に勾配がなくても水がきちんと流れるようになります。

●粉砕機能プラスで強力に排水

粉砕機能がついた排水圧送ポンプなら、トイレの排水に含まれるトイレットペーパーや汚物を粉砕して流れやすくするので、さらに強力です。 粉砕された固形物は、細い配管の中をスムーズに流れて排水されます。

排水圧送粉砕ポンプのおかげで、大がかりな工事が不要になり、どこでも好きなところにトイレを設置できるようになります。

排水圧送粉砕ポンプを使った製品

排水圧送粉砕ポンプを使った製品を2つご紹介します。

●SFA Japan「サニアクセス3」

画像:SFA Japan公式サイトより

サニアクセス3は、内径20mm~25mmの配管で排水する排水圧送粉砕ポンプです。サニアクセス3を開発したのは、フランスに本社を置き、衛生機器分野で世界をリードするトップメーカー、SFA Japanさんです。

サニアクセス3は、逆止弁がついているので水が逆流することもなく、修理・点検時もメンテナンスしやすい構造になっています。 見た目もすっきりとしていて、場所もとりません。化学薬品などは使用していないため、浄化槽にも安心です。

サニアクセス3は、壁排水型 155mmタイプの便器に設置することができます。また、SFA Japanさんは、排水圧送粉砕ポンプと一体になったトイレ「サニコンパクトプロ」も発売しています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

SFA Japan株式会社

●TOTO「ベッドサイド水洗トイレ」

画像:TOTO公式サイトより

トイレのメーカーとしておなじみのTOTOさんからは、粉砕圧送ユニット付きの「ベッドサイド水洗トイレ」という製品が発売されています。 トイレットペーパーや汚物を含む排水が、便器から粉砕圧送ユニットに送られて、パルセーターで粉砕後、圧送される仕組みです。

屋内排水管は20mmで2.5mあり、トイレ本体が床に固定されていないので、室内を移動させることもできます。 キャスター付きで大人1人でも移動できるので、室内のレイアウト変更が必要な時などに便利ですね。

TOTOさんならではのウォシュレットでいつでも清潔に。アームレストが立ち座りをサポート。 さらに、水に流せない物を落とした場合も取り出しやすい構造など、至れり尽くせりのトイレです。

こちらも詳しくは公式サイトでご確認ください。

TOTO ベッドサイド水洗トイレ

好きなところにトイレが設置できると、こんなに助かる!

家を建てる時には「トイレは1つで十分」と思ったのに、実際に住み始めると「もう1つあれば良かった...」と感じる方は少なくありません。

2階建て住宅の2階に寝室があり、トイレは1階にしかないという間取りでは、夜中にトイレに行くのは億劫だし、家庭内事故の危険もあります。 2階にもトイレがあれば、寒い冬の時期は特にありがたいですね。

また、家族が増えた時に、トイレを増設したいと感じる方もいます。 例えば、毎朝の出勤・登校前に、家族でトイレの順番待ちをしているというご家庭では、トイレの増設は切実な問題です。

排水圧送粉砕ポンプで、収納や押入れなどにトイレを設置すれば、こうしたお悩みも解決できますね。

●一番のメリットは?

好きなところにトイレを設置できる一番のメリットは、介護の負担を減らせることです。 介護の暮らしは長く続くことが多いため、介護する側もされる側も、できるだけ負担なく続けられる工夫が必要です。

特にトイレの介助は双方に負担が大きく、トイレの介助が必要な高齢者の中には、トイレの度にストレスを感じて、トイレの回数が少なくて済むように水分を控える方もいるそうです。そんなことでは体にも良くないし、熱中症になる危険もあります。

ベッドサイドや、車椅子で使いやすい位置など、介助しやすいところにトイレを設置できれば、負担が少し軽減されるはずです。

●介護の負担を減らすために

介護のためにポータブルトイレを利用されている方も多いですが、トイレを使用した後のにおいや、汚物の処理が大変というデメリットがあります。 その点、排水圧送粉砕ポンプを使った水洗トイレなら、肉体的にも精神的にもゆとりが生まれます。

トイレのにおいの心配が無ければ、安心して部屋に人を招くこともでき、前向きに生きる力にもつながっていきます。

●公共施設でも取り入れられています

排水圧送粉砕ポンプを使った水洗トイレは、家庭だけでなく、様々な場所で採用されています。

例えば、地下鉄のトイレや工場施設のトイレ、コンビニエンスストアのトイレにも排水圧送粉砕ポンプを設置しているところがあります。 排水管を新設できないところにもトイレを設置できるのはうれしいですね。

海外では、イギリスのバッキンガム宮殿のトイレに採用されているそうです。また、中国では高層オフィスに、アメリカではミシガン湖の水上トイレに取り入れられています。世界中どこに行っても、トイレが清潔で快適だと気持ちが良いですよね。

排水圧送粉砕ポンプの注意点

「どこでも自由に設置できる」とは言うものの、排水圧送粉砕ポンプの設置には注意点もあります。

まず、トイレの排水は自由に流せるわけではなく、下水道や浄化槽につなげる必要があります。 設置場所からの距離が長ければ、排水管も長くなり、きちんと流れない可能性があるのでご注意ください。

また、排水圧送粉砕ポンプは電動のため、設置場所によっては専用の電源が必要になります。 別途、給排水の配管工事が発生することもあるので、詳しくは設置業者に確認しておきましょう。

いくつかの注意点はありますが、今までトイレを置けなかった場所にトイレを設置できるのは、やっぱりうれしいですね。

たかがトイレ、されどトイレ。毎日のトイレがハッピーなら、家族もみんな笑顔でいられます。 トイレにお困りの方は、ぜひ、排水圧送粉砕ポンプを検討してみてくださいね。

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