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最終更新日:2023/05/25(2021/12/15公開)

冬も美味しい!栄養満点の秋野菜

冬も美味しい!栄養満点の秋野菜

実りの秋に旬を迎える秋野菜。
冬まで収穫できるものも多く、栄養豊富です。
お正月のおせちにも重宝する秋野菜をご紹介します。

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秋から冬にかけて収穫され、スーパーや八百屋にたくさん並んでいる秋野菜。秋に限らず野菜は旬のものが最も美味しく、栄養も豊富だといわれています。
今回は秋野菜の特長をはじめ、秋野菜を美味しく食べるための情報をご紹介します。


<秋野菜の特長は?>


厳しい夏の暑さを乗り越えて元気に成長した秋野菜には、体の疲れを回復させてくれるビタミン類や腸内環境を整えてくれる食物繊維が多く含まれています。また、冬の寒さに負けない体作りに欠かせないでんぷんやミネラルも豊富です。
秋野菜は水分が少なめなものが多いので、スープや煮込みなどにすると甘みとうまみが増します。


<体にうれしい、代表的な秋野菜>

 さつまいも

切った時にでる白い汁、ヤラピンは便秘の改善に効果的。また、加熱してもビタミンCが残りやすいといわれています。高血圧予防に有効なカリウムも含んでいます。

<選び方>
皮の色が濃く、つややかなものが新鮮。切り口に黒い蜜がついていたら糖度が高い証拠です。

 
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 里芋

ぬめり成分の一つは、腸内環境を整える水溶性の食物繊維。もうひとつのぬめり成分のガラクタンは脳の活性化や血圧を下げる効果があるといわれています。

<選び方>
傷やひび割れのないものを。持ってみてずっしりと重みを感じるものは実が詰まっています。

 
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 れんこん

疲労回復や美肌効果が期待できるビタミンCが豊富。免疫力アップを助けるレクチン、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果的なタンニンも含んでいます。

<選び方>
全体に丸みがあり、ずっしりと重たいものを。皮や切り口の色が薄く、穴の内側が黒くなっていないものを選びましょう。

 
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 舞茸

免疫機能を高めるといわれるβグルカンと、脂質をエネルギーに変えるビタミンB2を多く含んでいます。食物繊維、カリウム、ビタミンDなども豊富です。

<選び方>
カサの部分が肉厚でピンと張っていて、茶色が濃いものが新鮮。軸の部分は白い方がよいです。

 
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 しめじ

カルシウムの吸着を高めるために欠かせないビタミンDが豊富。また糖質、脂質の代謝を助けるパントテン酸や腸内環境を整える食物繊維も含んでいます。

<選び方>
カサが小ぶりで開きすぎてなく、色が濃いものを。湿気に弱いので袋の中に湿り気がないかもチェックしましょう。

 
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 なす

栄養がないというイメージかもしれませんが、ポリフェノールの一種で抗酸化作用のあるナスニンが皮の部分に豊富です。食物繊維やカリウム、葉酸も含まれています。

<選び方>
ヘタが黒くてピンと張っているものを。表面にハリがあり、色が濃いものが新鮮です。

 
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 ルッコラ

βカロテンやビタミンE、ビタミンKなどを含んでいます。ルッコラの辛み成分であるアリルイソチオシアネートは抗菌作用や血栓予防効果が期待されています。

<選び方>
茎がピンと立ってシャキッとしているものが新鮮。鮮度が落ちると色が黄色っぽくなるので避けましょう。

 
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<秋野菜で作る簡単メニュー>

 れんこんスティックの磯辺揚げ

れんこんをステッィク状に切り、天ぷら粉、青のり、水を入れた衣を絡める。170度に熱した油でカラッと揚げます。

 

 さつまいものメープルサラダ

さつまいもを皮つきのまま1.5〜2cm幅のイチョウ切りにし水にさらす。
やわらかくなるまでレンジで加熱し、塩、粗挽きコショウ、メープルシロップを混ぜて粗熱をとる。
冷めたら一口大にカットしたクリームチーズ、粒マスタード、マヨネーズ、ミックスナッツを加えて混ぜる。

 

まだまだおいしい秋野菜。
体にも嬉しい季節の食材を
ぜひ毎日の献立に取り入れてくださいね。

 

ぬめり成分として「ムチン」の記述がありましたが、誤用とのご指摘をいただき訂正いたしました。
参考:公益社団法人 日本食品科学工学会wikipedia

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