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最終更新日:2021/10/19(2010/12/12公開)
家々の窓を眺めていると、いろいろな窓ガラスがあることに気づきます。
室内にお日様の光をたっぷり取り込むには、
どんなガラスを選んだら良いのでしょうか?
家の窓に使われているのは、透明なガラスやくもりガラス、金網の入ったガラスなど...。
一見すると、透明なガラスは日の光をそのまま通すので、一番明るそうに思えます。 ところが実際は、表面が凸凹しているガラスの方が、明るい室内になるのです。
この、表面が凸凹しているガラスが「型ガラス」です。 型ガラスの表面には凸凹があり、お日様の光がこの凸凹によって屈折し、室内に拡散します。
室内にお日様の光をたっぷり取り込もうと思ったら、型ガラスが一番というわけです。
型ガラスは凸凹しているため、室内から外の景色は見えにくくなっています。 逆に言えば、外からも室内が見えにくいのです。
道路に面している窓や、浴室の窓などを型ガラスにすれば、プライバシーを保つことができます。 これは型ガラスの大きなメリットですね。
「窓の外がすぐ道路で、外を通る人の目が気になる...」という理由で、型ガラスをお選びになる方もいます。
ただし、外の景色を楽しみたい場合には、透明ガラスでないとダメです。
型ガラスと透明なガラスを比較した画像です。
型ガラスは凸凹があるので、外の景色は紗がかかったような感じで、ぼんやりして見えます。 透明ガラスは外の景色がそのままクリアに見えます。
型ガラスと透明ガラスのどちらを採用するかは、窓の位置によって決めると良いでしょう。 玄関まわりなどは、視線を遮る型ガラスにした方が、防犯上も安心できます。
エコリフォームの豊富なリフォーム事例から、型ガラスを採用したお住まいをご紹介します。
リフォーム前はちょっと暗かったお部屋が、型ガラスを採用してとっても明るいお部屋になりました。 カバザクラの無垢フローリングにやさしい光が降り注ぎます。
玄関を出るとすぐ道路という立地のため、2階の窓と玄関の明り取り窓を型ガラスにしました。 窓から入る光が乱反射して、室内を明るく照らしてくれます。
住宅密集地で道路も細いため、外の人通りが気になる立地です。 そこで玄関脇の窓は表面が凸凹していて人目を遮る型ガラスを採用しました。
※写真は工事中の様子です。
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