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耐震補強金物の役割
地震に対抗するため、無くてはならない耐震補強金物。

耐震補強金物は、完成すると壁に隠れて見えなくなってしまう箇所ですが、 住む人の命を守る家にするための、とても重要なパーツなんです。

日本の木造住宅の多くは、軸組構法(在来工法)で建てられています。
柱や梁といった軸組で、建物を支えるという構法です。

木造軸組構法の特徴は、短い材木を繋いで造る建物であるということです。
主に3mとか6mといった長さの材木を、仕口、継ぎ手といった方法で繋ぎ、 建物が形成されています。

木の材木自体は、大変強くしなやかな材ですので、そうそう簡単に折れたりするものではないのですが、 材木と材木を繋いだ部分というのは、どうしても、軸組工法の建物にとっては弱点になるところなのです。

地震や台風などで、建物に強い力がかかった際、この、材木を繋いだ部分には特に力がかかります。 結果、繋ぎがゆるんでしまう恐れがあるのです。繋ぎがゆるんでしまった状態で建物に力が加われば、最悪の場合、建物は倒壊してしまいます。

その弱点をしっかりと補強し、ゆるんだり、離れてしまうのを防いでくれるのが、耐震補強金物です。

これらの金物は、今までの大きな地震による多大な犠牲のもとに開発されてきたものです。

金物は、正しい施工が伴って、初めて有効となってきます。
平成12年、1430号と呼ばれる金物認定工法によって正しい施工のもとに 正しい金物を取り付けする事が義務となりました。

金物の抵抗するメカニズムは、相手の木材の特性によって決まってきます。
法律で決まっているからというだけでなく、木材の特性、金物に作用していく応力を理解することも、耐震金物を扱う上では大変重要なことです。


実際に使用している耐震補強金物をいくつかご紹介します。
こちらの他にも、場所に応じた様々な金物があり、軸組工法の建物を支えてくれているのです。

【耐震補強金物・筋交いプレート】

こちら、耐震補強金物の「筋交いプレート」を設置した様子です。 筋交いは、地震の際の水平力に抵抗し、建物の倒壊や変形を防いでくれる大変重要な部分です。 その大切な筋交いと柱が離れてしまわないように、こちらの金物でしっかり繋ぎます。

【耐震補強金物・ホールダウン金物】

こちらは、土台と柱を繋いでいる部分に使うホールダウン金物です。 地震の水平力が建物にかかったとき、柱には大きな「引き抜き力」が生じます。 その引き抜き力によって、柱と土台が離れてしまうのを防ぎます。

※よろしければ動画も合わせてご覧ください

実際に行った耐震補強の様子を詳しく紹介した事例も合わせてごらんください。
耐震補強金物の設置写真も多数掲載しております。

耐震補強の事例はこちら


耐震補強金物をはじめとした、住宅の補強に使う建材を紹介しています。
耐震補強金物 仕口ダンパー
GDブレース コボット
荒壁パネル 防振ゴム
構造用合板 アンカーボルト
基礎に使うアラミド繊維・炭素繊維


耐震補強に関するQ&A集です
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