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最終更新日:2016/10/20

長屋の耐震補強と助成金について

2軒続きの長屋のうち1軒を耐震補強リフォームしたいと考えていますが、可能ですか。
また、長屋の場合、区の耐震助成金の対象になりますか。

A. 法規的に可能かということと、建物の構造上可能かということの二つの面から、考える必要があります。
【長屋の耐震助成金申請は可能か?】

耐震助成金の制度は、それぞれの区によって異なりますので その区にお問い合わせを頂いたほうが確実ですが、 長屋の場合は普通のお住まいとは違うケースが多々あります。

例えば、墨田区の例をあげますと 梁や柱がお隣と共有の場合は「長屋」と定義されて、 2軒合わせて1軒、とみなされます。

その為、2軒長屋の場合は2軒とも耐震診断の為の調査をして、 2軒分の状態を把握した上で耐震診断の評点を計算していきますので、 1軒だけ補強をしても、対象外となってしまいます。

墨田区以外でも、耐震助成金を出してもらうには、 まずは耐震診断を行い、補強をする事によってどのくらい数値が上がるのか、 という資料を提出する必要があります。

弊社でも、耐震診断をし資料をお作りするのですが、 隣家と続きになっている長屋の場合、続いている長屋をすべて調査し入力しなければ数値はでません。
共有している部分がある為、切り離しての計算が出来ないからです。
その為、長屋の場合は、助成金をもらうには、耐震診断、耐震補強ともに、 お隣のお家と同時に行う必要が出てくる場合が多いです。
結局、現実的ではないということで、助成金を諦められる方もおられます。


【長屋の耐震補強自体はできるのか?】

長屋だからといって耐震補強ができないという訳ではありません。
1軒でも内部を強くする事で、耐震補強の効果はあります。

ただ、1軒だけ補強する場合は、上記のとおり、 耐震の「数値」としての資料を提出する事はできません。

工事の写真を付けた詳細な耐震工事報告書を、必ず提出させて頂いております。

※耐震の工事は構造部分に手を入れますので、壁や天井を一旦壊しての工事となりますが、 再び閉じてしまうと見えなくなってしまう部分です。
その為、必ず写真を撮影し、残した記録をお客様に提出させていただいております。



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カテゴリー:耐震診断・耐震補強

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