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最終更新日:2018/12/19

木造住宅の耐震補強をしたいのですが、あまり費用がありません。

築50年ほどの木造の家に住んでいます。 大きな地震が心配なので耐震をしたいのですが、あまり予算がありません。

木造住宅の耐震補強では、何を優先して工事をするのが一番有効なのでしょうか?

A. まずは耐震診断を行いましょう。

こんにちは。エコリフォームの施工責任者、一級建築士の塩谷敏雄です。

「耐震補強」に関するご質問ですね。私がお答えします。

塩谷敏雄プロフィール

木造住宅に限らず、住宅は一つ一つ違っているものです。 立地や敷地の形状が違うのはもちろん、使われている素材や工法、家の構造や間取りもそれぞれです。

ですから、「どんな家でも、ここを優先して耐震補強すれば安心」という部分はない、というのが正直なところです。

耐震診断をしましょう

その家の耐震補強をするべきポイントは、今の状態をしっかり把握しなければわかりません。

そこで、まずは耐震診断を行うことをオススメします。

耐震診断は、耐震診断士や一級建築士、二級建築士、木造建築士などの資格者によって行われます。

耐震診断には、家を解体することなく目視で行う一般診断と、一部を解体して家の内部までを調査する精密診断とがあります。 建物がどのくらい劣化しているか、耐震金物が設置されているかどうかなどを確認し、地震に耐える力がどのくらいあるのかを診断します。

耐震診断の結果は、「構造評点」という数値で表されます。 建築物に関する知識を持ったプロの目で診断することによって、現在の建物がどの程度危ないのかを確認した上で、耐震補強を考えた方がいいでしょう。

エコリフォームでは私、塩谷敏雄が一般耐震診断を行っています。 耐震診断について詳しくは、耐震リフォームプランをご覧ください。

耐震診断のご案内

こちらのQ&Aも参考にしてくださいね。

耐震診断はなぜ必要なんですか?

耐震診断は、どんな資格を持つ人がしているのですか?

耐震補強リフォームの費用

耐震診断の結果、耐震補強リフォームを行うことになった場合は、どのくらいの費用がかかるのでしょう?

もちろん、工事する箇所や工事内容によって違ってきますが、意外とかかってくるのが「現況復帰」の費用です。

通常、耐震補強は基礎や柱など、建物の内部に対して行われるものです。 既存の建物の内部を工事するということは、建物の一部を取り壊して工事するということです。

耐震補強工事をして、柱が丸見えの状態で終わり、というわけにはいかないので、どうしても工事の跡をきれいに直す「現況復帰」が必要になるわけです。

多くの箇所を耐震補強すると、現況復帰費用もそれだけ多くかかってしまいます。 予算が限られている場合、耐震診断の結果から優先順位をつけて、最も弱い箇所から順に補強していくのがいいでしょう。

【動画】構造評点と具体的な耐震補強の費用について

 

予算がなくて、十分な耐震補強をしていないために、建物が倒壊してしまったというのでは、耐震補強をした意味がありません。

必要以上に費用をかける必要もありませんが、信頼できる耐震診断士によく相談して、お住まいに必要十分な耐震補強をしておくことをオススメします。

こちらのQ&Aも一緒によく見られています。

耐震補強で、評点1.0をクリアするための費用は?

長屋の耐震補強と助成金についておしえてください

耐震補強リフォームの方法

耐震補強リフォームを行う際、具体的にはどのような工事が行われるのでしょうか。

無料で開催している「木造住宅の耐震セミナー」が参考になると思います。耐震セミナーの動画をご紹介します。

【動画】設計施工を改善する

 

【動画】地盤・劣化を改善する

 

設計施工・地盤・劣化の3つを改善することによって地震に強い家が実現できるのです。 具体的には屋根を軽くしたり、壁を増やしたり、窓を減らしたりといった工事を行います。

また、耐震補強用の金物もよく使われています。 耐震補強金物は主に柱や土台などの構造部分に取り付けるものですが、中にはGDブレースのように外側から施工できるものもあります。

詳しくはリフォーム素材のコーナーでご紹介しています。

また、耐震補強リフォームのポイントを下記にまとめました。こちらもご参照ください。

地震に強くなる耐震補強のポイント

耐震補強助成金について

東京都では、木造住宅の耐震化が進められています。 耐震診断や耐震補強工事をお考えの方は、助成金が支給される場合もありますので、お住まいの地区の情報を確認してみることをオススメします。

なお、東京23区内のリフォーム耐震助成金情報については、下記に掲載しています。 多くの区で耐震診断、耐震改修の助成事業を設けているため、予算が少ない方でも耐震補強工事を行える可能性がありますよ。

東京23区のリフォーム助成金情報

下記の事例では、東京都中央区の木造住宅を改修して、耐震助成金を取得しました。 リフォーム事例のページで助成金交付までの流れを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。


この他の情報も、目的別リフォームプラン・耐震リフォームのページにまとめています。 地震が不安な方、家と家族を守りたい方は、ぜひ一度ご覧になってください。

耐震リフォーム

耐震補強リフォーム事例

エコリフォームではスケルトンリフォームなどの大規模リフォームを多く手がけています。 大規模リフォームの際は、ほとんどが耐震補強も含めて計画され、構造から見直すことで、安心・安全な家へと生まれ変わっています。

ここでは、耐震補強を中心としたリフォーム事例をご紹介します。図面や補強箇所も掲載しているので、参考にしてくださいね。


この他の耐震補強リフォーム事例はこちらから。

耐震補強リフォーム 事例一覧


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