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最終更新日:2021/08/25(2012/04/21公開)

「住まいの困りごと」ベスト4を解決!?

「住まいの困りごと」ベスト4を解決!?

暮らしの中で、現在の住まいに何か困りごとはありませんか?
アンケート結果から「住まいの困りごと」ベスト4が判明しました。
住まいの困りごとを少しでも解消するためのヒントをご紹介します。

「住まいの困りごと」ベスト4

みなさんは、「住まいの困りごと」と聞いて、何を思い浮かべますか?

既婚女性を対象としたリフォームに関するアンケートでは、下記のような結果となりました。

1位:窓の結露がひどい 44%
2位:家の中が寒い 43%
3位:収納が少ない 36%
4位:耐震性が心配 27%

LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニーのアンケート(2011年12月~2012年1月)より

うんうん、とうなずいた方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな困りごとを少しでも解決できるヒントをお伝えできればと思います。

困りごと第1位:窓の結露がひどい

窓の結露に困っているという方が一番多かったようです。 窓だけでなく、壁や収納内部などにも起こる結露、本当に困りますね。

結露がひどいと、お部屋の中に湿気が多くなり、カビが生えたりします。 放置すると、カビが体調不良の原因になることもあるので、注意が必要です。

結露は、室内の空気に含まれる水分が飽和量を超えたときに起こります。

マンションは戸建てのお住まいに比べて気密性が高いため、結露が起こりやすい環境です。

結露は冬場に多く見られ、春の陽気になると軽減されますが、梅雨の時期にはまだ結露に悩まされる方も増えてきます。

結露を防ぐため、室内に湿気をためないように、普段から気をつけることが大切です。

室内に湿気をためないために

窓の結露を防ぐには

一番みなさんが困っている窓の結露は、室温が高く、外気温が低い時に発生します。 でも寒い日に家の中を暖めないわけにはいきませんよね。

最近では窓サッシの性能が上がり、室内外の温度差があっても結露が起こりにくい工夫がされています。 結露にお困りの方は、下記のQ&Aを参考に、窓サッシのリフォームもご検討ください。

リフォームQ&A:窓サッシを交換すれば、窓の結露は解決できますか?

困りごと第2位:家の中が寒い

住まいの寒さに困っているという方は本当に多いです。

最近では高断熱住宅が増えていますが、築年数が長い家にお住まいの方は、みなさん「冬が寒い」と言われます。 断熱性が低いお住まいは、寒さがこたえる様です。

断熱性の低い家では、夏も快適とは言えません。冷房効率が悪いため、エアコンなどの電気代が余分にかかってしまうのです。

断熱リフォームをすれば解決しますが、いったん壁や天井を剥がす工事が必要で、手間もコストもかかるため、なかなか思い切れないという方も多いのではないでしょうか。

窓を改善して断熱性UP

断熱リフォームが難しい場合は、窓を改善するだけでも、断熱性UPの効果があります。

窓は、熱の出入りが最も多い箇所です。 真夏に窓から流入する熱の割合は、全体の74%になるそうです。
YKK AP公式サイトより

窓サッシを二重サッシに交換したり、インナーサッシを設置したりすることで、冬でも快適に過ごせるようになります。 下記のページもぜひ参考にしてくださいね。

インナーサッシと木製サッシ


https://example.eco-inc.co.jp/2021/02/building.php

困りごと第3位:収納が少ない

「収納が少なくて、なかなか部屋が片付かない」というのも、よくあるお悩みです。 そこで、「新しい収納家具を買おう!」となる前に、収納計画を立てることをおすすめします。

収納はただたくさんあれば良いわけではありません。 出し入れがしにくい収納や、使う場所から遠い位置の収納などは、使いづらくて結局使わない...ということになってしまいます。

頻繁に使う物は、出し入れしやすい収納や、近くにある収納へ。 年に一度出し入れする季節物は奥の方の収納へ。何をどこに収納するか、きちんと計画しましょう。

効率的な収納を実現できれば、収納スペースは少なめでも、意外と足りてしまうかもしれません。


https://www.eco-inc.co.jp/mansion/example/201707.html

困りごと第4位:耐震性が心配

地震国の日本では、頻繁に地震が発生します。東京にも首都直下型地震が起こると言われて久しいですね。 住まいの耐震性に不安をお持ちの方も多いと思います。


https://example.eco-inc.co.jp/2021/07/nagaya90.php

建物の耐震性は、住宅の構造や築年数、メンテナンス状況など、様々な条件で異なります。 耐震性が心配な方は、まず耐震診断を行い、ご自宅の現状を把握することをおすすめします。

耐震診断の結果、耐震性が低かった場合も、「予算がないから耐震補強はできない...」と諦めてしまわず、専門業者に相談しましょう。 万が一の時の逃げ道を確保するだけでも、命を守ることにつながっていくはずです。

耐震リフォームについては下記のページもご参照ください。

耐震リフォームとは?

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