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最終更新日:2016/10/18

「免震工事」「制震工事」と「耐震工事」の違いは?

自宅の耐震工事を検討しています。
工務店を調べていたところ耐震工事の他に、「免震工事」「制震工事」というワードも出てきて混乱しています。
このような工事と耐震工事の違いは何でしょうか?
そしてリフォームにはどれが向いているのでしょうか?

A. 住宅においてはまずは「耐震工事」、「制震工事」はそのオプションという位置づけです。
「免震」とは地震力を免れるという意味があり、「免震工事」では、地盤と建物の間に装置を用い、地震による建物への影響を免れる工事を行います。

ただし、装置が大掛かりになることと費用がかかるので、木造住宅ではあまり一般的ではありません。

「制震」とは、地震力による建物の振動を低減させるという意味合いがあり、「制震工事」ではダンパーやブレースなどの器具を建物に取り付け、その効果を得ます。

「免震工事」よりは費用が掛からないため、近年一般の住宅においても採用されることが増えてきました。

弊社で行うリフォームでも近年この制震ダンパーなどを用いた「制震工事」が増えていますが、完全な制震住宅にするというのは条件的に難しいので、まずは耐震を十分に行った上でプラスαとして制震を行うという方法が取られています。

やはり、リフォーム工事において一番行われているのは「耐震工事」です。

建築基準法によっても建物を耐震構造にすることは義務付けられていますし、各自治体でも既存の建物の耐震診断に助成金を出すなどして「耐震」に力を入れています。

地震国の日本では地震に耐える家作りをすることは安心に生活するためにとても大切なことです。

「制震工事」、「免震工事」は、まずは地震力に耐える家にするための「耐震工事」を行い、耐震性能を満たした上で行うオプション工事といった位置づけで考えていただければよいかと思います。
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