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最終更新日:2021/09/27(2013/02/09公開)

「ちょうどいい高さ」で暮らしを快適に

「ちょうどいい高さ」で暮らしを快適に

毎日の暮らしの中で、家具や収納の「高さ」を気にしたことがありますか?
何気なく使っているものを「ちょうどいい高さ」に調整すると、
普段の作業がとっても楽になるんです。

キッチンまわりの高さ

まずご紹介するのは、キッチンの家具や収納の「ちょうどいい高さ」です。 キッチンの高さを調整すると、毎日のお料理が効率的にできますよ。

●キッチンカウンター

キッチンカウンターの高さは、「身長÷2+5cm」が目安になります。身長が160cmなら、目安となる高さは85cmです。

ただし、実際の使い勝手には個人差があります。キッチンの前に立って作業をするのに、腰が曲がるようでは少し低いでしょう。 また、あまり高いと、大きな物や固い物を切る時に力が入りにくくなります。

キッチンでよく行う作業や、使う方の体型によっても変わってくるので、ショールームで実際に確認してみることをおすすめします。

●キッチン収納

造り付けの食器棚は、天井いっぱいまでの210cm~230cmの高さが多いです。 市販の食器棚の多くは、200cmほどの高さになっています。

高さのある収納棚は、地震による転倒防止のためには良いのですが、高い位置に収納したものは、日常的に出し入れできません。 また、キッチンとセットになった吊戸収納も位置が高く、普段使いにはあまり適していません。

頻繁に使う食器や調理器具は、100cm前後の高さに収納すると、出し入れが楽になり、とても使いやすくなります。

収納の高い位置や吊戸収納には、客用や季節ものの食器などをしまうと良いでしょう。 しかし結局使わないままとなってしまうことも多いので、はじめから低めの食器棚を選んだり、吊戸収納を設置しないという方も増えています。

高さのあるキッチン収納を採用したリフォーム事例

●キッチン家電

キッチンでは、カウンターで調理をする以外にも、炊飯器でご飯を炊いたり、冷凍食品を電子レンジで温めたり、ポットから急須にお湯を注いだりと、キッチン家電が活躍します。

こうしたキッチン家電の置き場所にもちょうどいい高さがあります。

高さを少し変えるだけで、使い勝手が変わることもあるので、試してみてくださいね。

リビングダイニング・寝室の高さ

次に、リビングダイニングや寝室の家具、家電の「ちょうどいい高さ」をご紹介します。 長い時間を過ごすお部屋も、快適になるように調整しましょう。

●ダイニングテーブルと椅子

市販のダイニングテーブルの高さは、70cm前後です。これは標準的な大人にとって使いやすい高さと言えます。 ダイニングセットなら、ちょうどいい高さの椅子がセットになっています。

ダイニングセットではなく、別の椅子を使う場合は注意が必要です。 椅子の座面からダイニングテーブルの下まで、27cm~30cm空いていれば使いやすいでしょう。

椅子の座面が低ければテーブルが高く感じられ、椅子の座面が低ければテーブルが低く感じられます。

なお、欧米のダイニングテーブルは、日本のものより5cm~10cmほど高めになっています。 これは体格が異なるのと、室内で靴を履くかどうかの違いなのだそうです。

●テレビ

目線の高さから、10度~15度低い位置にテレビがあると見やすくなります。 テレビまでの距離によっても異なりますが、目線からだいたい30cm~50cm下がった高さに、テレビ画面の中心がくるように設置すると良いでしょう。

椅子やソファに座って、床に寝転んでなど、テレビを見る場所によって最適な高さは変わります。テレビの位置を変えて試してみましょう。

目線より上にテレビがあると見づらくなります。疲れ目の原因にもなるので注意してください。

●ソファー

ソファーの座面は、40cmほどの高さが最適です。ゆったりとつくろぐことができますよ。

座面が低いローソファーも人気ですが、立ち上がる時の負担が大きくなるため、ご高齢の方にはあまりおすすめできません。

●ベッド

床からマットレスの上まで40cm~45cmの高さのものが、寝起きしやすいのでおすすめです。 実際に何度か寝起きを試してみると、自分にぴったりの高さがわかりますよ。

ベッドのヘッドボードは75cmほどの高さだと、収まりがきれいです。 窓の近くにベッドを置くときは、窓にかからない程度の高さが良いでしょう。

●電話・インターホン

コードがついた固定電話を置く場合は、腰より少し低め、85cmほどの高さに設置すると使いやすくなります。

コードレスホンや、携帯電話のみをお使いの方は、手の届きやすい位置に設置すれば問題ありません。 好きな場所で通話できるのは便利ですね。

インターホンは、室外・室内とも、床から145cmくらいの高さが使いやすくなっています。 もし、カメラ付きのインターホンでお客様の顔がしっかり映らないようなら、カメラの角度を調整すると良いでしょう。

●階段照明

階段照明は、高すぎると手が届かないし、低すぎると階段の上り下りの邪魔になってしまいます。

天井付けのペンダントライトも素敵ですが、階段照明に使うなら、高さ180cmほどの位置にブラケットライトを壁付けするのがおすすめです。 脚立を使わなくてもメンテナンスができるので安全です。

手すりの高さ

ご高齢のご家族がいる場合はもちろん、いない場合でも将来に備えて、大きな動作をするところには手すりを設置しておきましょう。

手すりを設置する場所によって、適した高さも異なります。

なお、手すりには体重がかかるため、柱のある場所か、下地で補強した場所に設置する必要があります。 補強が足りない場合は、破損して家庭内事故につながる危険性もあるので注意しましょう。

トイレにL字型の手すりを設置したリフォーム事例

収納の高さ

収納にしまうものを、高さによって変えるだけで、使いやすい収納になりますよ。

●本棚

背の高い本棚の場合、高いところには、あまり手にすることのない小さな本を収納します。

大きくて重い書籍は、地震による落下の危険があるため、なるべく下の方に入れましょう。

●引き出し収納

高い位置にある引き出しは使いにくいものです。目の高さよりも上にある引き出しは、すべて引き出さないと中身が見えません。

身長の低い方は、高さのある引き出し収納は使わない方が良いでしょう。また、お子様に引き出し収納を購入する際もお気をつけください。

低い位置に引き出し収納を造作したリフォーム事例

●玄関収納

よく履く靴は、目線からおへそぐらいまでの高さにしまうと、出し入れしやすくなります。 普段履かない靴は、高いところか低いところに収納しましょう。

意外と、引っ越し当初にしまった位置のままということもあるので、見直してみるといいですよ。 上り框で靴を出し入れするのか、それとも玄関たたきに下りてからなのか、玄関収納の位置によっても使いやすい位置が変わります。

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