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最終更新日:2023/05/11
日本では古くから使われてきた無垢材「栗(クリ)」をご紹介します。英語ではチェスナットと呼ばれますね。
栗はもちろん、みなさまにもお馴染みの秋の味覚です。 実は食べて美味しく、木は無垢材として重宝されているクリなのです。
クリは、非常に堅く耐久性があり、水に対しても強いため腐食しにくい木材です。 昔から日本では家の土台や大黒柱など、強度が必要な箇所の材料として使われてきました。 以前は線路の枕木としても使われていたことがあるそうです。
無垢フローリングの使用を考えている方の中には、キズを心配する方もいらっしゃいますが、クリは堅い材質のためキズもつきにくく、非常に長持ちする素材です。
クリは経年での色が美しく変化していきます。 「来年はどんな色になってるかな?」なんて、楽しみになっちゃいそうな無垢材です。
木目も美しいことから、人目に触れやすい無垢フローリングにはピッタリです。
ちなみに、「クリ」は「苦離」に通じ、苦しみから離れることのできる縁起のいい木と言われています。 名前にもとってもステキな意味があるのですね。
栗は、タンニンを多く含んでいることもあり、様々な建材の中で最も腐りにくいと言われています。 また、タンニンには防虫効果もあるため、シロアリなどの被害を避けることができます。
トイレや洗面所、お風呂など、「木材を使うのはちょっと...」と躊躇してしまうお部屋にも、暖かい木の温もりを取り入れてみてはいかがですか?
リフォームで実際にクリの無垢フローリングを選ばれた方の事例です。
リビングをはじめとして、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りにもクリを使用しています。ぜひご覧ください。