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最終更新日:2018/12/07

マンションのコンセントを追加・増設できますか?

マンションに住んでいますが、手持ちの電化製品が多く、コンセントが不足しています。
今は仕方なくタコ足配線にしていますが、火事や漏電なども心配です。

マンションの部屋にも、コンセントを追加したり、増設したりできますか?

A. コンセントの追加、増設は可能ですが、増設の方法や場所によってできない場合があります。

現代は、冷蔵庫、洗濯機といった家電製品に加えて、パソコンや携帯などでも使用されるようになり、電気コンセントを使う数が増えました。
リフォームに際して、コンセントを増やしたいというご要望をいただくことも多くなりました。

結論から言うと、コンセントの追加、増設は可能です。
ただし、コンセントを追加する方法や増設する場所によって、できない場合もあります。

例えば、壁を壊さず、電気配線が見えたまま、壁の外に10cmほどのコンセントボックスを露出させる方法であれば、ほとんどの場合にコンセントの増設が可能です。
しかし、常に配線やコンセントボックスが見えている状態なので、当然、あまり見栄えはしません。

露出した状態のコンセントボックス。こんなのが壁から飛び出していたら、気になりますよね。

やはり見た目が気になるということであれば、壁の一部を壊して、電気配線とコンセントボックスを壁の中に入れる方法をとります。
この場合、いったん壊した壁を修繕し、クロスを張り直す工事も必要になるため、意外と費用がかさむことも考えられます。

コンセントを追加、増設するためだけに壁を壊すのは、費用面でも無駄の多い工事になります。 壁を取り除いて間取りを変更するリフォームや、クロスの張り替えリフォームなどをする際に、あわせてコンセントを増設するのが効率的です。

◆壁を壊して電気配線を調整できないケース

マンションの場合、そもそも壁を壊すことができない、というケースもあります。
お住まいのマンションの構造や可能な工事について、図面や管理組合で事前に確認しておきましょう。

例えば、壁の中に鉄管が入っていて、そこへインターネットやテレビの配線が通っている構造のマンションがあります。
この場合は壁を壊すことができません。

また、マンションはコンクリートでできていますが、30年以上前のマンションでは、電気配線がコンクリートの壁の中に、直接埋め込まれているものがあります。
この場合も、マンションの躯体(構造部分)であるコンクリートの壁を壊すことはできません。

◆壁を壊せない場合の工事は・・・?

マンションなどの構造によって壁を壊すことができない場合は、もともとある既存の電気配線を使用しない方法をとります。
現状の壁の前に新しい壁を造り、元の壁と新しい壁の間に、電気配線を新規で引き直します。

しかし、こうした工事はかなり大がかりで費用もかかります。 スケルトンリフォームなどで、マンションの部屋全体をリフォームされる際に、一緒に計画されることをおすすめします。

 

◆マンションのコンセントに関連するリフォーム事例

●既存の壁の手前に新しい壁を造った事例

元の配線はコンクリートの壁に埋め込まれていたため、既存の壁の前に新たに壁を設け、壁と壁の間の隙間に新しい配線をしました。

●壁に厚みをもたせて配線した事例

昭和40年台の公団のお部屋。エアコンの冷媒管を通すため、壁に厚みをもたせ、コンセント付きのテレビ棚を造作しました。

●木のコンセントボックス

壁に埋め込むことができず、露出になってしまったコンセントボックスに一工夫。ナチュラルな木の雰囲気がインテリアにマッチします。

●壁埋め込みタイプの作りつけ電話台

スケルトンリフォームをした際に、コンセントと、電話やインターネットの配線をまとめられる電話代を造作しました。

 

こちらのアドバイスも参考にしてくださいね。

配線の位置はあらかじめよく計画しましょう


カテゴリー:マンションのQ&A

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