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K様邸のリノベーション、工事の様子を少しだけご紹介いたします。
こちらは、お住まい全体を大改修する「スケルトンリノベーション」となりました。
マンション内部が解体され、どのように新しいお住まいが出来上がってゆくのか、
なかなか見る機会は無いと思いますので、ご参考になさっていただければ幸いです。
K様、公開にご協力くださいまして、ありがとうございます。
工事中は非公開のブログとさせていただいておりましたが、この度、公開の許可をいただきました! K様、まことにありがとうございます。
※ブログの公開は終了しました。
工事の様子をちょっとだけ紹介いたします!
着工~解体
K様邸は、お住まい全体を大改装する「マンションリノベーション」ですので、全てを解体してしまいます。
すっかり解体が終わったところで改めてお客様にもお越しいただきました。新しい電気配線の計画について、図面と室内を見ていただきながらご説明しています。
配線の為の壁を造る
しかし、昔の配線はコンクリートの壁に埋め込まれていますので、 そこを交換することは不可能です。
その為、既存の壁の前にもう一枚新たに壁を設け、壁と壁の間の隙間に 新しい配線をすることになりました。
お住まいになる方に合わせた配線計画 | |
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ある程度築年数のたったマンションを、現在の生活スタイルに合わせてリノベーションする為には、
電気配線の計画が重要です。 |
K様邸では、カーペットと畳だった床を、全面無垢フローリングに変更し、段差も解消してバリアフリーにいたしました。
床の工事も、ただ貼りなおすだけではなく、いくつかの工程を経て完成しています。
K様邸の床工事は、以下のような4つの工程で行われました。
【2】防音下地(LL-40)を貼る
【3】ベニアを貼る(捨て張り)
【4】無垢フローリングを貼る
こちらでは、その様子を少し紹介いたします。
レベラーとは、床面に流して用いる、床を水平にする下地材のことです。
壁を撤去し、スケルトンの状態にした時、
隣の部屋と床の高さが異なる場合や、床面自体に溝やくぼみがある場合があります。
それを平滑にする為に、レベラーを流す作業が必要なのです。
左官の職人さんが、丁寧に平になるようにならしてきます。
この工程があるかないかで、最終の仕上がりが変わってきてしまいます。
レベラーが乾いたら、こちらのマンションの防音規約「LL-40」に対応した防音材を床全体に敷き詰めていきます。
無垢フローリングはそれだけでは防音性能がありませんので、マンションで無垢を張るする場合は、このような下地施工が必ず必要になってきます。
下地材のみでは、防音施工は不十分です。
防音性能を充分に発揮するために、フローリング施工の前に、写真のようなベニヤを貼る必要があります。
1?3の作業が終わって初めて、無垢のフローリングを貼る事ができます。
無垢フローリングは自然の木を使っていますので、お部屋の湿度によってわずかな伸縮を繰り返します。
その為、完全に隙間無くピッチリと敷き詰めてしまうと、木が反ってしまうことがあります。
ですから、少しだけの隙間を開けるために、写真のように紙を挟んで間をあけながら丁寧に貼ってゆきます。
K様邸の大きな特徴である、この透明の引き戸。
引き戸を全部開けてオープンな空間にした時の、部屋の「繋がり感」を大事にするため、
K様邸では床に引き戸用のレールを作りませんでした。
その代わり、天井から吊り下げるという方式を取っています。
天井から重い建具を吊るす訳ですから、天井に強度を持たせる為の補強が必要です。
一部を解体し、下地を入れました。
レールも取り付いていますね!
レールにアミスを取り付けています。
建具は、微妙なズレがあるだけでも、閉まりづらくなったりと不具合が出ます。
丁寧に確認して、微調整をしながら取り付けています。
★キッチンの取り付け
※壁面には既にキッチンパネルが設置されていますね!
★洗面台造作
無垢の板で、大工さんがカッコ良く造ってくれました。
★壁紙「オガファーザー」の施工
天井部分も、丁寧に!
★玄関タイル
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
約三ヶ月、お世話になりました。 4月に物件探しをスタートしてから 何もかも一人でこなして、少々、へばっていましたが 千葉さんをはじめ社長、塩谷建築士、皆様のおかげで、ここまで漕ぎ着けました。ありがとうございました。 転居してからご相談する事もあるかと思いますので、その際には、よろしくお願いします。(※完成時にいただいたメールより) |
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