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最終更新日:2018/04/18

制震ダンパーとはどのようなものでしょうか?(中央区・I様)

中央区の木造住宅を耐震リフォームしようと思い、インターネットで情報を集めています。

耐震には「制震ダンパー」が効果的だというサイトを見たのですが、 この制震ダンパーとは、どのようなものでしょうか?

A. 制震ダンパーとは、粘弾性ゴムや油圧を使った器具で、地震の揺れを分散する装置です。

制震の大きな目的は、「揺れを吸収する」と同時に、「地震力を他の力に変える」ことです。
繰り返される地震の揺れを押さえ、構造体(建物)を損傷させる力を弱めるのが制震です。

制震には様々な方法が用いられますが、木造住宅では「制震ダンパー」という装置を取り付けることで、地震の揺れを軽減することが可能です。
制震ダンパーとは、粘弾性ゴムや油圧を使った器具で、地震の際にしなやかに動くことで、地震の揺れを分散する装置です。

 

制震ダンパーにはいくつかの種類があります。私たちの行うリフォームでよく使用しているのが、こちらの「仕口ダンパー」です。
2枚の三角形の金物に、粘弾性のゴムを挟んで張りあわせたものです。

仕口とは、木造住宅の梁と柱の交点の部分を指します。 この仕口に施工するため、「仕口ダンパー」という名前が付いています。

耐震リフォームの際には、建物の出入口や大きな窓などの開口部を補強することが重要です。
建物の玄関部分や、ピロティ構造の駐車場出入口などに、この仕口ダンパーを設置しています。

>仕口ダンパーについて

制震ダンパーには、地震の揺れを吸収する優れた機能がありますが、正しい箇所に正しい施工をしなければ、効果を発揮することはありません。
制震ダンパーの施工を希望される場合は、耐震・制震に詳しい業者に依頼するようにしましょう。

 

◆制震ダンパーを使用した耐震リフォーム事例

●築35年の耐震補強

耐力壁を増やし、家の強度を大幅にアップした耐震補強。さらに、地震の揺れ自体も軽減できるよう、玄関と裏口の開口部には制震ダンパーも取り付けました。

●1階が駐車場になっているお住まいに制震ダンパー

1階の半分以上のスペースが駐車場になっていて、建物の1階前面はすべて開口部というピロティ形式のお住まいです。この構造が弱点となっていて、地震の際はかなり揺れていたそうです。 そこで、開口部に制震ダンパーを設置して補強しました。

●築50年の木造住宅の耐震リフォーム

建物を支える上で重要な1階部分に重点を絞って、耐震補強リフォームをされた事例です。 耐震のための筋交いやブレースと合わせて、要所に制震ダンパーを取り付けました。

●築60年の木造の社屋兼工場を耐震補強

金属加工製造会社の社屋兼工場を耐震補強しました。 開口部が広く、壁や柱が少ない工場の建物に合わせて、筋交い、ブレースと共に、制震ダンパーを取り付けました。

耐震補強のリフォーム事例をもっと見る

 

制震ダンパーを施工するだけで地震に強くなる、とは言えません。
エコリフォームでは、きちんとした計画の元、構造から見直したり、様々な耐震金物を用いたりして、耐震補強リフォームを行っています。

耐震リフォームについて詳しくは、目的別リフォームプランをご覧ください。

【目的別リフォームプラン:耐震リフォーム】

【耐震金物のご紹介】


カテゴリー:制震住宅

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