エコリフォームのマンション > マンションリフォーム事例 > 【スケルトン】センスあふれる建築家デザイン×自然素材
デザイン性あふれる居住空間に、エコ素材をマッチングさせたこだわり リフォーム、「オリジナルハウス」の完成です。
【江東区 Y様邸 築20年】
NLデザイン一級建築士事務所 丹羽 修先生が、私どものホームページをご覧になりご相談をいただきました。
自然素材を扱いなれていること、素材や収まりなどを打ち合わせをしながら進められる施工力のある会社ということで、弊社にご依頼を頂いたようです。
住まわれるお客様のことを想い、完成後のメンテナンス面から、現場に近いということもお選びいただいた要因の一つです。
マンションインテリアコーディネーターより from coordinator
選ばれるエレメントは、味わいのある素敵なものばかりです。
こだわりのお住まいを、お二人のセンスで、 これからどんどん進化させていかれるのでしょうね。いつかまたお見せいただけると嬉しいです。
どうぞ末永く楽しくお暮らしください。有難うございました。
築年数 | 20年 | |
住宅仕様 | 中古マンション | |
リフォーム 内容 | 全面 リフォーム ( 一部お施主様によるDIYリフォーム ) | |
こだわり素材 | 【床】 幅170mmの 無垢 フローリング リノリユーム 【塗料】 WATOKOオイル | |
デザイン設計 | NLデザイン 一級建築士事務所 | |
ご夫婦お二人のセンスが光るマンションリフォームです
新生活にと中古マンションをご購入された、若いご夫婦のお施主様。
お二人のイメージにあった、エレメント探しには随分お時間をかけ、こだわられました。
建材も、もちろんこだわりの素材ばかり。
おしゃれな「デザイン設計」は建築家の先生が行い、
こだわり素材を使った施工は、弊社でご協力させて頂きました。
ご夫婦お二人の、センスあふれる夢の住空間「オリジナルハウス」をゆっくりとご覧下さい。
こだわりのリフォーム、完成です!
新しいのにどこか懐かしい雰囲気の床
お施主様のこだわりの場所、それは床。
お部屋全体のイメージを大きく占める「床の色」 には、とてもこだわられました。
パイン材の無垢のフローリングに濃い目のカラーオイルを、お施主様自らが塗装して下さいました。
真新しいのに、とても懐かしい雰囲気を味わう事ができる空間です。
お施主様がこだわりの色を塗装
床のフローリングは、お施主様が自ら塗装!お友達や、建築家の先生もお手伝いに来て下さり、味わいのあるフローリングの完成です。
一生暮らす住宅です。お施主様自らが手を加えるDIYは、新しい我が家により一層、愛着を持たせてくれますね。
6色のサンプルを作り、
色決めです
塗装の色は、6枚の板にサンプルを作り、お部屋の奥へ持っていったり、陽のあたる窓の側に持っていったりして、色決めしていかれたこだわりの色です。
全室の床材を一日で仕上げて下さいました。大変だった事でしょう。お疲れ様でした。
塗装に使用した素材はWATCOオイル。
木材がもっている木目の美しさを表現することができる、天然の亜麻仁油を主原料にした、英国生まれの塗料です。
お施主様が塗装して下さった、無垢の床が光る、お洒落なリビングです。
キッチンには、対面式のカウンターを造り付けし、右壁面には、大きな物もたっぷりと収納していただける収納スペースを設けています。
■ LL45等級の遮音材
ユニフェルトケナフ
マンション管理組合の規定では、床の遮音性能が問われますので、ムクの床を張りたいけれど、遮音性が取れないのでムクの床を諦めなくてはいけないケースが多くありました。
このユニフェルトケナフの遮音材は、11mmのマットで、床とムク材の間に挟めば、LL45の等級の遮音性能が得られます。
素材も、環境負担の少ない植物(ケナフ)が使用されていて安心です。
★ コーディネーターから一言
マンションでは、無垢材の施工に対する制約が非常に多いのですが、
条件をクリアして、こだわりの巾広170mmのフローリングを張った無垢材の床なので、直接座っても、ほのかにあたたかいです。
>>ユニフェルトケナフを用いた床の防音リフォームについてはこちら
リフォーム前は奥が和室でしたが、和室は撤去して、ひと続きのリビングダイニングとし、広々とした空間となりました。
壁は、将来、上から水性の塗料で塗装をなさるご計画なので、防汚などのコーティングのないクロスをお選び頂きました。
お部屋の雰囲気やインテリアを変えたくなったり、クロスが汚れてしまった時には、クロスを張り替えるのではなく、塗装によって変化させることができます。
リビングには天井いっぱいまでのたっぷりとした収納を造り付けしています。
建具は、幅広の2枚引き違い戸です。
こちらの建具も、お施主様がご自分で白色に塗装仕上げをなさいました。
建築家がデザインしたオリジナルキッチン
業務用キッチンが選ばれ、オリジナルのキッチンスペースが造られました
最近では、無駄を省いたシンプルな業務用キッチンを家庭に取り入れたい!というご要望がとても増えています。
シンプルな業務用キッチンだからこそ、空間にオリジナリティを加える事ができますね。
■キッチンの壁はタイル仕上げ
キッチンの壁には、1cm角のタイルが一面に張られて仕上げられました。
キッチンには、お掃除が簡単なキッチンパネルを貼るも人気ですが、やはりタイルの壁は独特の良さがありますね。
こだわりをお持ちの方は、タイルを選抜されることが多いです。
■オリジナルのキッチン収納
キッチン側の壁には、2段の棚。
対面式カウンターの下にも、大きなお鍋や、炊飯器などを収納して頂けるオリジナル収納が造り付けられています。
★コーディネーターから一言
とても使いやすそうな棚ですね!
このキッチンの壁に取り付けられた、2段の棚にも、大工さんの工夫が見られます。
デザインを考えて、留め金が見えることのないように、2段の棚を下地に埋め込んで取り付けてくれました。
もちろん棚に乗せる物の重量も考えて、強度は保たれています。
毎日使う洗面台も、建築家による、オリジナルです。
たっぷりとした洗面シンクと、レトロなデザインの2ハンドルの混合栓がお洒落です。
壁は、キッチン同様、1cm角のタイル張りで仕上げています。
■ シンクと2ハンドルの混合栓
■ 3連のタンブラスイッチ
スイッチにもこだわられ、つまみを上下するタンブラスイッチを取り付けています。昔よく見かけたスイッチの形状ですが、デザインがかえって新鮮に感じます。
■ 天然素材のリノリウム
洗面台の床材は、今注目されているリノリウムで仕上げました。
材料の一つ亜麻油にある優れた抗菌効果が評価され、多くの病院や学校などで使われている天然素材の床材です。
■ オーダーメイドのタオルハンガー
こちらのタオルハンガーにもお施主様の大変なこだわりがあります。
以前雑誌でみかけたこのタオルハンガーを、「我が家でも使いたい!」ということで探し出し、オリジナルで造ってもらったハンガーだそうです。
巾の長さも、取り付ける場所にあわせ、オリジナルで造って頂いたのだそうです。
■ シンク
こちらの大きなシンクは、理科室で使われる実験用のものです。陶器製ですので、耐久性もありますし大きくて使いやすい!!
デザインもシンプルでいいですね。
玄関は、モルタル仕上げですが、墨を混合させ、モダンな色に仕上げています。元のタイルの上からモルタルを施工しました。
廊下の壁には、マットなクロスを貼り、その上に、お施主様が塗装仕上げをしています。塗料は、ポーターズペイントの、石の粒の混ざったものを、施主様が施工されました。時間が経つとともに味わいのある表情を見せてくれ、地中海の家のような風合いに仕上がっていました。
■ カウンタータイプの下駄箱
■ こだわりのスイッチ
「いつか、自分の家を持つ時につけよう」と、ずっと以前に購入され、大切に保管なさっていたそうです。
取り付けて、奥様とっても嬉しそうでした!
トイレの左壁一面には、お施主様がブルーグレイの塗装仕上げをなさいました。こちらの塗料の色は、お施主様が塗装屋さんにオリジナルで調合してもらったこだわりの色です。
トイレの個室は、ブルーグレイの塗装面がアクセントになって、かえって奥行きを感じる空間となり、とても落ち着きます。トイレの床は、天然素材のリノリウムで仕上げています
キッチンカウンターをつくりたい方へ
少し築年数の経ったマンションでは、 キッチンが壁に向かって設置してあることが多いというのは、 なんとなくお分かりいただけるかと思います。
そして、今はなんといっても、対面キッチンになさりたい方が多い
こともご存知かと思います。
ですので、中古マンションリフォームの際は、キッチンの向きを変えたい、
位置を変えたい、というご要望をお持ちのお客様も多いのです。
対面キッチンであれば、お料理しながらお子さんの様子も見ていられたり、 ご家族皆さんがご飯の支度のお手伝いをしやすかったり、 テレビを見ながら洗い物ができっちゃたりと、魅力的ですよね!!
実際に行うとすると、問題となる点も出てまいります。
例えば、床の下に、水道・ガス・排水の菅を引き回すスペースが取れなかったら、床を15cmくらい高くする必要があります。
それにあわせて天井の高さを高くする、というのはできないので、天井高が低くなってしまいます。
それに加えて、意外とコストがかかります。ここにかかるコストは、 出来上がってしまえば目に見えないので、お客様に費用対効果を じっくり検討していただく必要があります。
さて、キッチンの移動をしない、ということになった場合、 写真のようなキッチンカウンターを設けると便利です。
カウンターの下に電子レンジや 炊飯ジャーをしまう場所が、きちんと計算されて確保してあります。 食器や食品のストックなどもしまえますね。
キッチンを対面式に移動するよりは、ずっとコストを
抑えて作ることができます。
対面にはしなかった場合でも、こんなカウンターがあれば、
結構いいと思われませんか??
業務用キッチンを使ってみたい方へ
このメーカーのこのシリーズから選んでください、という決まりがないからです。
左写真のようなステンレス製の業務用キッチンを選ぶ方も増えています。
※こちらの写真は、サンウェーブ製の業務用キッチンです。
ステンレスは何より丈夫で、また人体に有害な化学物質を発散しないので、 私たちもお勧めしています。
「なんと10万円で購入したんですよ!!」と、こっそり教えて下さったお客様もいらっしゃいました。
(写真のサンウェーブ製キッチンの価格ではありません。)
その業務用キッチンは、お客様が浅草かっぱ橋の業務用厨房機器の専門店さんでオーダーされたものだったのですが、ステンレスもきちんと厚みがあって、しっかりしていたので、お客様のお買い物上手ぶりに、社内皆で 感心した事を覚えています。
インターネットなどで購入する事も出来ますが、なるべくでしたら、本物を見て購入されるのがお勧めです。
ステンレスには、成分の配合により多くの種類があり、シンクなどには、耐久性高いSUS304か、 それより少し耐久性が劣るSUS430というステンレスが使われます。
ステンレスの種類(グレード、と言っても良いかもしれません)、厚み等によって、価格が変わるのは当然の事ですので、購入の前に品物をしっかり確認されるほうが、よろしいかと思います。
それから、業務用ですので、大きな鍋を洗ったりしますから、 シンクの深さがあるのも特徴です。
深すぎて使いにくい、という場合もありますから、これは使われる方によって、 お好みが分かれるところだと思います。
ほかのお家とはちょっと違ったセレクトを楽しんでみられるのも 良いかもしれませんね。
飾り気のない業務用キッチンを採用し、お好みのアレンジを加えて、オリジナルな空間にされるお客様もいらっしゃいます。
右の写真のお客様は、業務用キッチンを採用され、壁に清潔感があるタイルを貼られました。
更に、業務用には収納がありませんので、作り付けの棚や、オリジナルのキッチンカウンターも造作しました。シンプルでスタイリッシュなキッチン空間の完成です!
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