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自然素材で湿気とアレルゲンを軽減

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自然素材でアレルゲンを軽減
マンションの気になる湿気やアレルゲンを抑えるリフォーム
★マンションの気になる湿気やアレルゲンを抑えるリフォーム
ぜんそく、アレルギー、シックハウスの症状。
気になる室内の有害物質を遮断する自然素材をご紹介します。
【江東区 M様 築2年】

湿気とアレルゲン対策

マンション室内の湿気が気になるということでご相談いただきました
マンションの湿気が気になる
マンションリフォームコーディネーターの薄井です。
この度のリフォームは、新築マンションをご購入され、住まわれて2年のM様より、まずはお電話にて お問い合わせを頂きました。
お問い合わせ時のご相談内容は、「室内の湿気が気になるので、壁にエコカラットを貼りたい」との事でした。
詳しくご要望をお聞きしたところ、シックハウスでもお悩みのご様子でした
アレルゲン??
早速、マンションにお邪魔して、詳しくご要望をお聞きさせていただくと、 湿気の他、シックハウスのような症状でもお悩みをお持ちでした。

3LDKのマンションで、リビング・ダイニングの隣に、 引き戸を開ければLDと繋がる、約6畳の和室のある間取りです。
こちらの和室は、2歳になるお嬢様のお部屋としてお使いなのですが、お嬢様が少し喘息気味で、 このお部屋でお昼寝をすると、咳がひどくなるので、畳も良くないのかもしれないとお考えでした。

奥様もアレルギーをお持ちで、シックハウスの症状なのかもしれないと心配されていました。

畳がアレルゲンとなっているケースは意外と多いものです。
イメージ画像
直接肌に触れる部分、畳表のイグサは農産物です。 イグサの生産過程で、工業水や化学肥料、農薬が多く使われて作った畳表を利用する とシックハウスの症状が現れてしまう方もいらっしゃいます。

私たち、東京 マンションリフォーム センターでは、畳をご提案させて頂く場合は、 国産材である 「エコファーマー栽培 エコ表 」 の畳をおすすめしています。

■ エコファーマー栽培 エコ表とは

持続性の高い農業生産方式、「土づくり・化学肥料・化学農薬の低減を一体的に行う 生産方式」を導入する計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者をいいます。

ここ数年、中国産のイグサを使用している畳表も少なくありません。
中国は環境汚染が社会問題となり、農産物を生育する水源・土壌も汚染され、 深刻な事態になっています。

東京 マンションリフォーム センターでは、国産畳をお客様にお勧めしています。
「エコ表」は、より安全性を納得して頂くために、「生産者の顔・産地が分かる証明書 と、農林水産省受託実績のある農薬検査機関の検査結果書」を、 一人一人のお客様にお渡ししています。
何が正しく何が間違いなのか、あやふやにされてしまう現代です。
お客様が心から納得できる畳をお勧めしたいのです。
湿気気対策とアレルゲンを抑えるご提案をさせていただきました
【1】和室の床を、無垢のフローリング(パイン材)に貼りかえる
【2】和室の壁の一面にエコカラットを貼る。


無垢の床材は、室内の湿度を調節してくれます。 パインは柔らかい種類の木で、触った感じも気持ちがいいので、お子様のお部屋にもぴったりです。

エコカラットは湿度をコントロールし、さらにニオイや有害化学物質を吸い取るという、 快適な室内環境を保つ為に理想的な壁材です。
>>エコカラットについて詳しくはこちら
ご提案
ご提案
リフォーム箇所をまとめる
湿気が気になるなどの理由でリフォームをする場合、リフォーム箇所をまとめた方が、 効果を実感して頂きやすくなります。 今回も6畳のお部屋の壁・床に、リフォーム箇所をまとめてプランさせて頂きました。

リフォーム工事のポイント

和室の畳を無垢の床に張りかえる
ご提案

M様邸の畳は、薄畳で、コンクリートスラブまでの高さが、28mmほどでした。
マンションの防音規定である、LL-45をクリアし、且つ、隣のリビングの床と高さを揃えるため、
LL-45の防音性能をクリアした、メーカー品のフローリング製品(13mm)の上に、 15mmの厚みのフローリングを施工しました。

ご提案

遮音フローリングの上に、無垢のフローリングが張れました。
これで合わせて、28mmです。
リビングから段差なく繋げることができました。

>>防音を考慮した床の工事について

LL-45のフローリングはアウトレット品です
LL-45のフローリングは、ちょっともったいないのですが、 色や柄は見えなくなってしまいますので、価格の抑えられる、アウトレット品をおすすめしました。
価格はメーカーの定価の 1/3ほどでした。
>>有害科学物質の発散を制御するバスコシェラック
シックハウスのような症状もみられたので、念のために、 下地に使用した遮音フローリングには、施工前にバスコシェラックという自然塗料を塗りました。

「バスコシェラック」は、ラックカイガラという益虫(人に利益をもたらしてくれる虫のこと)から 採取される分泌物から作られる天然樹脂を、食用のアルコール用材に溶かして塗料化したもので、 人体に無害です。
ホルムアルデヒド・有害化学物質を発散する材料に塗ると、発散を抑制する効果があります。

薄いはちみつのような色がつき、美しい光沢が出るので、 バイオリンなどの楽器の仕上げにも使用されているそうです。

右の写真は下地に使用した遮音フローリングに、バスコシェラックを塗ったところです。 つやっとしていますね。

>>無垢のパイン材を貼る
下地に使用した遮音フローリングの施工が完了しましたら、その上に、肌触りの良い、パイン材の 無垢フローリングを張っていきます。
パイン材は、無塗装のものを使い、 自然塗料 「リボスの蜜蝋ワックス」で仕上げます。
■ リボスの蜜蝋ワックスとは

木の呼吸を妨げないワックスですので、 その調湿性能を十分に発揮してくれます。
私たちは、ドイツ・リボス社の蜜ろうワックス「グレイボ」を採用しています。 100パーセント天然成分の安心な商品です。
>>蜜蝋ワックスについて

和室の壁一面にエコカラットを貼る
和室の壁一面にエコカラットを貼る
■優れた湿度調整機能のエコカラット

エコカラットは、INAX社が出しているタイルで、セラミックの特徴である多孔性質を利用し、 梅雨時のジメジメや冬の結露を抑制してくれます。
また過度の乾燥も抑えます。

エコカラットも様々なカラー、テクスチャーのものがありますが、M様がお選びになったのは、 「エコカラット シンプル フラット」です。真っ白で平らな、シンプルなデザインですが、 エコカラット独特の素材感が感じられます。

靴箱などの湿気とりにも役立ちますので、エコカラットの端材は、 M様にお渡しして、活用頂ける様にお願いしました。


完成をご覧下さい

まだ新しいマンションの一室ですので、他の壁のクロスは既存のままとし、 和室のしつらえも残しています。

和の雰囲気にもすっとなじむようなタイプのエコカラットをお選び頂き、 違和感のない雰囲気に仕上がりました。
お施主から嬉しいお知らせを頂きました!
工事をさせて頂いてから、一ヶ月後。お客様から嬉しいご連絡を頂きました。
これまでアレルギーで体調を崩されていましたが、アレルギーが治まったとのお知らせです。
こちらのページでご紹介させて頂いた、様々な建材や工夫が、相乗効果として現れたんだと、 何よりも嬉しいお知らせでした。
本当に、有難うございました。


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