エコリフォームのマンション > マンションリフォーム事例 > 【スケルトン】3年間の分割リフォームで理想の住まいに
三度に渡った、賢い「分割リフォーム」の様子をご紹介! |
足掛け3年かけて3度に工事を分け、賢く理想の住まいを手に入れられたお客様です。 【江戸川区 F様 築20年】 |
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
エコリフォームさんは、話をよく聞いてくれて、プロとしてのアドバイスが的確でした。話してて、合うなと思いました。 説明もわかりやすかったです。構造的にできること、できないことって重要なので、そういう事もはっきり言ってくれました。これは無理だけど、こういう方法もある」ということを提案してくれて勉強にもなりました。 (出来上がりは)大満足です! ここまで、自分の満足いくようにできて良かったと思います。 自分で考えた空間ですから、居心地いいですね。 |
第一期工事:全面スケルトンリフォーム(2007年)
中古でマンションをご購入されたF様は、「自分らしい、好みの住まい」にしたいとのご要望でした。F様のこだわりや好みを反映し、全てをガラリと変更したリフォーム工事は、91平米のお住まい全体のスケルトンリフォームとなりました。
間取りを大きく変更
水周りも全て変更
■ お施主様支給:IKEAのキッチン
IKEAのキッチンを施主支給されました。
個性的なタイルの装飾を加え、お客さまだけのオリジナルなキッチン空間ができあがりました。
■ トイレ、お風呂、洗面室
室内窓のあるおしゃれな水周り空間。
当初お客さまは、お風呂を広くされたいというご希望がおありでしたが、
マンションの制約上、広げる事が出来ませんでした。
そこで、室内窓を設けることで、視覚的な広さを確保することができました。
いま必ずしも必要でない箇所の内装は、残されました
そこで、床や天井など後から施工するには難しい箇所は、この時に仕上げさせていただき、壁の内装・建具の塗装など、後からでもできる余地がある箇所は残しました。
自然素材を使う
床は全面、無垢のフローリングです。断熱性も抜群!
F様邸で採用された「スマトラカリン」は、赤いシックな色合いが特長で、幅広で非常に硬く耐久性に優れています。
天井は、調湿性に優れた塗り壁「珪藻土」です。
弊社が採用しているのはサメジマコーポレーション製の「リターナブルパウダー」です。
固化剤として一般的に使用されている樹脂、セメント、石灰を一切使用していないため、珪藻土本来の機能を100%発揮。ナンバーワンの調湿機能を誇ります。
部屋の扉や収納扉も、無垢の木材でできたものを採用しました。
後からオイルで塗装をする際にも無垢材は相性が良く、綺麗な仕上がりになります。(実際に、2年後に行った3期工事で塗装されています。)
第二期工事:収納のリフォーム(2008年)
壁に沿って横に長い収納を造りつけ!
立派な無垢パインの集成材を使い、プロの家具屋さんが丁寧に造作いたしました。
実際にお持ちの物に合わせた、まさに一点もののオリジナル収納です。
マンション壁面の凹凸にもピッタリ合わせていますので、ムダな隙間もありません。
お客様自身が実際にお住まいになってから、じっくりと仕様をお考えになった収納ですので、
使い勝手抜群に仕上がりました。
カウンター収納
何度かのお打ち合わせの後、
出来上がった最終の図面です。
現地採寸を踏まえた、ベテランの家具職人さんの手によるものです。
ミリ単位での詳細な図面となっています。
でもオーダー家具なら柱にもピッタリ合わせて造作しますので、無駄な隙間が出来ません。
お客さまのご希望で、可愛らしい黒いツマミを付けました。
キッチン収納
キッチンの背面にお造りした棚です。
こちらは、予定の場所、左右の柱型の奥行きが異なった為、併せて棚も斜めにお作りしました。
浅いほうの幅に合わせてしまうと、炊飯ジャーなどが設置できなくなって
しまうので…、というお客様のアイディアを取り入れました。
後日、家具だけをお作りになるという方法、「オススメ!」です | |
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中古マンションをご購入された場合、入居前の全体リフォーム工事の時に、家具も一緒に作ってしまう
のも勿論良いのですが、
F様のように、後日、家具だけをお作りになるという方法もオススメです。 スケルトンリフォームのような大きな工事になると、お決め頂く事が本当にたくさんあります。 その為、家具のまではエネルギーを集中できないことが実情としてあります。 工事の予定も組まれておりますので、検討いただける時間も、どうしても限られてしまいます。 そして、実際にお住まいになってからの方が「こういうものが、この場所に欲しい」という事を実感しながら計画を練る事が出来ます。 今回の造作家具工事は、お客様が思い描いた通りのものを実現する為に十分に検討する時間を取ることが出来ました。 このような工事方法を選択なさったF様、本当に賢いご選択をなさったと思います。 |
第三期工事:全ての内装を仕上げて、完成!(2010年)
第1期工事の際、残していた内装。
お客さま自身でもかなり本格的なDIYを行っておられましたが、
今回、お客様自身で手が回らなかった箇所や、実際にお住まいになった上で
新たに追加工事されたいと感じられた箇所について、再度の工事をご依頼いただきました。
ヨーロッパのお屋敷のような玄関
建具の扉・玄関の框(かまち)・巾木の部分を塗装いたしました。
塗料は、自然塗料メーカーとして有名な、ドイツ・リボス社の塗料「カルデット」を使用しています。
F様はローズウッドという色をお選びになりました。赤いスマトラカリンにぴったりの、ダークなブラウンです。
この色は、第1期のリフォームの段階から、お客さまの方でイメージされていました。
真鍮でできたドアの取手とも良く合う色合いです。
更に、レンガのアクセントを加えられ、ヨーロッパのお屋敷のようです。
このレンガは、玄関に自転車を置かれたりした際、壁が汚れてしまわないように、という実用性も兼ねています。
廊下もシックな雰囲気に!
建具は全て玄関と同じローズウッド色です。
第一期工事が終わった時は、まだ前の壁紙を剥がした跡が残ってしまっていた壁は、今回の工事でスイス漆喰を塗り、仕上げました。
調湿性に優れるこの塗り壁材の効果で、空気も爽やかに感じられます。
ホテルのような水周り空間
第一期工事の時は残していた水周りの壁面も全て完成しました。
腰壁の部分は、お客さまご自身の手によるDIY!身体に害の無い自然塗料、リボス社の「デュブロン」を塗装されています。見事ですね!
上部のタイル部分は、途中まではお客さまが行われ(とても上手です!)、最終仕上げは、私共で施工させていただきました。
アクセントとして、奥にはブルーのタイル部分を設けています。
高級感があって落ち着いたホテルのような水周り空間です。
廊下から洗面室への扉は、表と裏で色を塗り分けました。
水周りである洗面室の側は、清潔感のある白いお色。こちらはお客さまご自身によるDIY!
重厚な雰囲気の漂う廊下は、ダークブラウンの塗装です。
大人テイストの広大なリビング
こちらも、残していた壁の部分をスイス漆喰で仕上げ、完成いたしました。
建具とカウンター、巾木はダークブラウンに塗装され、お客さまご自身のインテリアと相まって
「大人テイスト」な、落ち着いた空間が完成いたしました。
21畳もある広大なリビングですが、何と塗り壁の半分はお客さまの手によるDIYなのです!
ご自分でも手を入れられた事で、更に愛着のある空間になられたのではないでしょうか。
キッチンスペース
キッチンスペースも、壁はスイス漆喰の仕上げです。
そして、右側の壁面をどうするかは実際に住まいながらお考えになり、写真のような清潔感のある白いタイルを張られることになりました。タイルの施工は弊社で手がけさせていただきました。
寝室
可愛らしい室内窓を設けた寝室。
第一期工事で残していたのは、やはり壁部分と建具、巾木の塗装です。
今回のリフォームで、お客さまのイメージ通りに仕上がりました!
ドアは、お部屋の側はお部屋全体のイメージに合わせて「白」、
廊下の側はシックな全体の雰囲気に合わせて「ダークブラウン」と塗り分けされています。
プライベートスペース
大きなクローゼット収納を設けた寝室は、客間にされたり、お荷物を置かれたりと、自由にお使いいただけるお部屋です。
こちらも、1期工事で残していた壁と建具の仕上げを行いました。
壁はスイス漆喰、そしてこちらのお部屋はクローゼットの扉や巾木も白で仕上げました。
「リボス」社の自然塗料、デュブロンを使用しています。
白で統一された空間もシックで素敵です。お部屋が明るく、広く感じられます。
第3期工事で使用した自然素材
スイス漆喰には強い殺菌性や調湿性、そして空気を浄化する機能があり、暮らしをバランスよく健康に保ってくれる素材として知られています。
こちらの「カルデット」は、木目をきれいに見せ、カラフルでマットな仕上がりです。また、木の吸放湿を妨げずに堅く、強くします。
100%天然の成分で作られた自然塗料で、通気性に優れています。
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
エコリフォームさんは、話をよく聞いてくれて、プロとしてのアドバイスが的確でした。話してて、合うなと思いました。 説明もわかりやすかったです。構造的にできること、できないことって重要なので、そういう事もはっきり言ってくれました。これは無理だけど、こういう方法もある」ということを提案してくれて勉強にもなりました。 (出来上がりは)大満足です! ここまで、自分の満足いくようにできて良かったと思います。 自分で考えた空間ですから、居心地いいですね。 |
お住まいになりながらの工事 | |
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第2期、第3期工事は、お客さまがお住まいになりながらの工事となりました。 2期工事は、お客さまのお住まいでの作業は二日間でしたので、お休みの土日を利用して工事に入らせていただきましたが、3期工事は1週間程かかった上、大規模な養生(傷や汚れが付かないように、ガードすること)が必要でした。 そこで、お客さまがお仕事の休暇を取られご旅行に行かれている間に工事に入らせていただき、 急ピッチで仕上げさせていただきました。 お住まいになりながらの工事というのは、口で言うのは簡単ですが実行するとなると、お客様の負担はかなり大きいものになります。 こちらのF様のように、長く家を空ける機会などを利用して、工事を行われるのも手段の一つです。 工事中現場にいらっしゃることができない場合は、メールやブログ(ご希望により非公開のブログを作成しそちらで報告をさせていただいております)で、詳細な進捗をご報告しております。
第3期のリフォーム工事についてのお打ち合わせ中です。実際に2年以上お住まいになり、その中で「ここをこうしたい」「こうしたら便利」などなど、よくお考えになってからの工事ですので、ご希望も明確でいらっしゃいました。
そういった所は、お住まいになってからのリフォームの大きなメリットでもありますね! インテリアのセンス抜群のF様、お宅にお邪魔する度に別世界に来たようで、いつも思わずため息・・です。 これからも、末永くよろしくお願い致します。ありがとうございました。 |
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